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2004.02.15

サイコロ関連番組2「旅はサイコロまかせ」

関西ローカル番組の次は、世界のサイコロ番組を取り上げてみる。
「旅はサイコロまかせ」NHKのBSで一時期放送していた番組である。原題は「The Diceman」、そのまますぎるタイトルである。
この番組が作られたのは1997年春、英国で制作され、4つのシリーズで構成されており1シリーズ15回の番組で構成されている。「水曜どうでしょう」風に言うなら「サイコロ1」から「サイコロ4」まであって、それぞれが第1夜から第15夜まであるといったところだろうか。
番組は、企画兼出演者のラッセル・ハリスさんとカメラマンのショーン・フェントンさんの2人ですすめられる。このあたりもどうでしょうさんとよく似ている。ラッセルさんは「ミスターどうでしょう」鈴井貴之さんと大泉洋さんの二人、ショーンさんは藤村忠寿Dと嬉野雅道Dの二人を兼ねているといっていいだろう。
番組は、どうでしょうさんのサイコロシリーズと同じ。行き先を選び、サイコロの目で出た場所へ移動する。基本はどうでしょうさんと同じなのだが、違う点がいくつかある。

1.行き先はその土地の人に聞いて選択肢にする。
2.奇数・偶数の目で選択肢を決定することがある。
3.現地の人とふれあい、観光もする。

「移動がメイン」
(by大泉洋さんfrom「サイコロ1」八幡浜-臼杵のフェリー内)ではなく、行った先での行動がメインになっているところが大きな違いといえるだろう。したがって、普通の旅番組の要素ももっているのがこの「旅はサイコロまかせ」といえるだろう。

「最古のパブ」という回が手元に残っている。ここでラッセルさんは、非常に興味深い発言をしている。旅は21日目、アイルランドの東部ダブリンから始まる。サイコロの目で船に乗ってダブリンに移動してきた二人は朝食をとり、店の人からきいた2箇所を選択肢に、サイコロを振って奇数を出し、トリニティカレッジへ移動する。そこで、なんとこの大学の学生寮に宿泊する。夏休みには学生がいないので、寮を一般に開放しているらしい。
大学職員のトニーさんにおいしい黒ビールの飲めるパブを聞いた二人は、そのパブへ向かいビールを飲む。一杯飲み干した後、もう一杯飲むか、移動するかをサイコロで決める。

「奇数ならもう一杯、偶数ならあきらめる」

隣の客にサイコロを託すラッセルさん。そして、出た目は

「6」

偶数である。ガックリするラッセルさん、「やり直せば?」と客がいい、店の人が「そんなにかたく考えなくても」と言われた後に一言こういったのである。

「いいえ、サイコロには逆らえないんです」

どうでしょうさんでも、同じようなことをいう場面がある。

「あのサイコロの目が絶対なんだから」
(by鈴井さんfrom「サイコロ1」臼杵-小倉「にちりん」車内)

日本とアイルランド、遠く離れた異国の地で、サイコロひとつに思いを託す人がそれぞれいるというところに、「サイコロ」企画の奥深さを感じずにはいられない。
もうひとつ、この番組について触れておかねばならないことがある。企画・出演のラッセルさんがこの番組を思いついたきっかけとなった本があるということだ。ルーク・ラインハートさんの書いた小説「The Diceman」である。残念ながらまだ本を読んだことがないのだが、精神科医がサイコロによっていろんなことを決めていくというストーリーのようだ。何とか探し出して読んでみたいと思っている。
サイコロで行動を決めていくということで言えば、もうひとつ思い出される番組があるのだが、それは別記事にて紹介したいと思う。今度はまた関西ローカル番組である。

参考HP
「The Diceman」番組公式HP
ルーク・ラインハートさんのHP

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