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2005.02.26

CS版「広人苑-大泉洋編-」を見る

先日大泉さんが出演したフジテレビ「めざましテレビ」の「広人苑」が、CS版で放送されたので早速見てみた。

まず最初、フジテレビに来たシーンが増量されていた。入り口で入構証をかざして入っていく中野アナにつづいて入ろうとする大泉さんに警備員が一言。
「入構証をお持ちでない方はお入りになれません」
大泉さん、ぼやく。
「入れねーべや」「止められたべや、思い切り」
そこに中野アナがとどめの一言。
「ほとんど大丈夫なんですけど・・・」
そこで、中野アナからワンデーパスを受け取り、首にかける大泉さん。ここぞとばかりに「道民」の気持ちを代弁。
「怒ってるよ、今北海道怒ってるよ」「ビッシビシ今チャンネル変わってるよ!」
この「チャンネル変わってるよ」といいながら、手の動きが昔のテレビチャンネルを回す(ロータリーチャンネル)しぐさであるところが大泉さんらしい。
そして、「みんな“ズーム”してるよ!」と、裏番組に触れる大泉さんに対し、すかさず「“ズーム”しないで!」と答えた(それも2回念押しのように)中野アナ。この部分は、めざましテレビではカットされていた部分である。大泉さん、アピールしたけど残念。

続いて芸能人探して局内を歩く二人。最初に大泉さんが発見したのは実は軽部アナではなかった。伊藤利尋アナであった。大泉さん、伊藤アナの服装(カッターシャツがおなかの部分でたるんでいる)を見て「ゆるい格好してますね」とツッコミ。その後は、いつもめざましのレポートを見て勉強していたなどと持ち上げておいて、「伊藤さんはもういいんで・・・」とその場を立ち去っていった。

この次はめざましテレビでも放送された軽部アナを見つけるシーンがあって、次は大泉さんにもっとフジテレビのドラマに出てもらおうという計らいで、ドラマ制作センターに案内される。
ドラマ制作といえば、数々のヒットドラマを制作してきたプロデューサー、太多亮室長がいるはず。早速室内にはいると、そこにはなぜか「喧嘩太鼓」のポスターが貼ってある。
救命病棟の大きなポスターの上に、貼ってあるのだが、隣のポスターにはかぶっていないので、パッと見では違和感が無い。
「これ、フジテレビさんではいっつも貼ってくれてるの?」と尋ねる大泉さん。中野アナは「そりゃそうですよ、ぴったりくっついてますよ」と答えるが、大泉さんは「これ系列も違うしね、このテレビ局(HTB)フジ系列じゃないよ」「とにかう早めにはがしといて。悪ふざけもいいとこだ」と指摘。

そしていよいよ、大多室長の席へと向かうのだが、なんと大多室長は不在。なぜか席の後ろには、大泉さんのうちわ・どうでしょうカレンダー・ナックスハリケーンのCD・本日のスープカレーのスープ・梅焼きそバンバンバーンと大泉グッズが並んでいる(HTBがらみ多すぎ!)。さらに、大多室長からの直筆メッセージが窓に貼られていた。
「大泉君へ
 今日、俺は残念ながら
 出張でいない。
 君に会いたかった!
 近々、又、トークバトルを
 やろう!!
 では。 大多より」
これに対して、大泉さんが返事を書いた。
「大多さんへ
 あななには
 がっかりだ!
 ずっと りょう と
 読んでました。
   大泉」
中野アナに「ますます悪化じゃないですか」と言われても、「いいんですよ。これが洋ちゃん流。下手に売り込んじゃだめなの」「大多さんはマゾっ気があると僕は見ました。僕に似たタイプじゃないかと」「なじられると快感を覚えるタイプの方だと思うんですよね」といい、大多室長のメッセージが貼ってあった場所に同じように貼る大泉さん。

「超ビックがいなかったじゃねえかよ」と中野アナに文句を言う大泉さん。さらには「本当、誰もいないな、フジテレビって!」とまで言ってしまう。めざましテレビよりボヤキ大増量である。

この後、子供の頃の話などはめざましテレビと同じ。
「救命病棟」のロケシーンでは、若干増量。共演者の小栗旬さんに「君、それ寒いだろう」と声をかけて、自分のダウンジャケットを貸してあげる。小栗さんが「これあったかいなあ、ありがとうございます」と言った後で、「ハイッ!もらった!返せ、バーカ!」「二度と俺のダウン取るな!バカヤロー!」などといってみる大泉さん。でもその直後「それ、あったかいだろ?まだ、着てていいよ」といったり、寒そうにしている子役の子に「乗んなさい、あったかいから」とヘリコプターの中に招き入れたり、さらには音声さんに気を使ったりと、とにかく気配りする。ナレーションでも「心優しい一面を見せてくれたのです」と説明が入った。

なぜ救命病棟出演を選んだのかという質問にも答えていた。
「東京でしか出来ないお仕事、北海道で出来ないお仕事というものをやっていこうという考えだったわけですよ。本当は舞台とか、話があれば映画とかそういうようなお仕事が出来ればいいなと、思ったんですけど、やっぱり救命病棟ってのはやる意義のあるドラマだなという風な思いがあって、もうこれしかないっていう感じだったんですよね」

その後は大泉さん至福のときについての話で、マルチシアターでどうでしょうや救命病棟の映像を見るところはめざましテレビと同じ。

その後の東京で仕事をする理由や永遠のローカルタレントでいたいと語るところはめざましテレビと同じ。

この後が、CS版独自の企画である「美奈子のあぁ反省」である。今回は、ロケ中および終了後、直接大泉さんからのダメ出しが行われていた。
大泉さんの巧みな話術にのせられた(?)中野アナ、口からでまかせが多すぎ!ということで、例えばインタビューで「大泉さんあっての「めざましテレビ」」と言って、大泉さんから「会話に中身がない!」「気持ちがないんだよね、君の場合」とツッコまれたり、フジテレビ25Fの球体展望室に案内したときに、「これ、ある一定の時間に回ります」といって大泉さんが「エーッ!まわっ・・」とリアクションしている途中で「ウソです」といい、大泉さんに「普通にウソつくのやめてくれよ」「もうちょっと引っ張ってバラせばいいだろ!まだ、リアクションの途中だったのに、一番恥ずかしいんだよ、バカヤロー!」と起こられる始末。
そしてロケの最後に「思い出してきたら腹たってきた」大泉さんが、中野アナへダメ出し。
「デタラメを言うな!」「「大泉さんあっての“めざましテレビ”」、出たことないわけだよ、俺」
こういわれたにもかかわらず、中野アナはこう話した。
「次回来た時は、もうレッドカーペットですよ。」
そこで大泉さん、「広人苑って2回呼ばれる人いるの?」
中野アナ「・・・2回はいないですけど・・・もしかしたらいるかも・・・それが大泉さんになるかも!」
といってすぐに
中野アナ「あ、またデタラメだ、これ・・・」
大泉さん「それ、だからね、それなんですよ。そこがものすごいがっかりするわけ。“大泉さんになるかも!”とかやってるけど、そういうところを直して・・・」
ナレーションでも「芸人じゃないんだから、口先だけでしゃべるのはやめようね」と注意される始末。
でも、大泉さんも最後には「楽しかった」といっていたので、それはそれでよかったのだろう。

中野アナは最後にこう語っている。
「今回は、仕事のことを忘れてしまうくらい大泉さんの話に引き込まれていってしまいました。でもただ楽しいだけじゃなくて、その独特のテンポや間合いに私も引っ張られて二人で楽しいトークが出来たんじゃないかと思います。また話術だけじゃなくて、作り手の立場からカメラの位置や編集のしやすさを考えていて、まさにディレクター大泉洋のような感じでした。取材中に大泉さんの口から何度も「北海道」という言葉が出てきたんですが、やっぱり大泉さんにとって北海道はすごく大切で、北海道があるから今の大泉洋さんがあるんだなとも思いました。また必ずどこかで一緒に仕事がしたいと思います。これはデタラメではありません!」(最後は強調して)
この部分では、BGMに大泉さんバージョンの「本日のスープ」が流れ、映像では、どうでしょうDVD「ベトナム縦断」の中の冊子に大泉さんが「なかみーへ」とサインを書いて、中野さんがそれをもらっているシーンも写されていた。
あのDVDは、中野アナの私物なのだろうか?ちょっと気になる。
そして、中野アナの語りにあった「作り手の立場から」「ディレクター大泉洋」という部分は、やはり大泉さんが鈴井さんや藤村D・嬉野Dなど、「どうでしょう班」の影響を強く受けているから出てきた言葉なのだろうと感じた。

鈴井さんのときに比べると、差し替え部分はほとんど無かったように感じた。増量部分があるだけ、お得感がある内容だった。

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