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2005.04.28

三戸祐子著「定刻発車-日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?-」を読み始める

三戸祐子著「定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?」(新潮文庫)

新潮文庫の新刊である。平成13年に刊行された本の文庫化で、非常に読みたかった本である。
日本の鉄道は世界に類を見ないほど、定刻で運転されているが、その謎を江戸の参勤交代や時の鐘にまで遡り、さらに日本の鉄道の発展と定時運転を支える技術やシステムについて触れ、鉄道の定時運転システムから日本の社会を捕らえるという、興味深い内容となっている。

まだ読み始めたばかりだが、読みすすめていくと、どうしても先日の尼崎の事故と重なる部分がある。あの事故がなぜ起こったのか、そしてどうすれば防げたのか、その答えを見つける一助となる本のように思える。
帯裏にある本文からの引用をここでも紹介してみる(以下引用)

山手線運転士は脅威の運転技術で遅れを取り戻す!
「一つの駅のブレーキ扱いでだいたい五秒縮められるのです」と山手線のベテラン運転士はいう。仮に一つの駅のブレーキ扱いで「一秒」縮めれば、二九の駅がある山手線一周で、およそ「三〇秒」の回復になる。そして二週目を担当する運転士が、また「三〇秒」縮めれば、遅れは「一分」に減る・・・・・・。こうして列車を定刻発車に近づけてゆくのだ。
(引用ここまで)

もしあの事故が無ければ、「すごいねえ、運転士の技術は」で済む話なのだが、今となっては、その運転行為自体の是非が問われている。また読み終わった段階で何か記事に出来ればと思っている。

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