はなまるマーケット「はなまるカフェ」の大泉さん(2)
では、続きをどうぞ。
9時9分、「はなまるアルバム」のコーナーが始まる。
最初の写真は「とっておきの一枚」、果たしてどんな写真なのだろうか?
貼ってある紙めくるとそこには、白髪のめがねをかけた男性と2ショットの大泉さんが写っている。
薬丸さん「あー、これはとっておきですね」
大泉さん「これは、あのー、親戚のおじさんじゃないですからね」(スタジオ笑い)
薬丸さん「わかります、わかります。世界的に有名な方ですから」
大泉さん「これは、いきなりのっけから私の自慢の一枚ですから!これは。」
宮崎駿監督との2ショット写真である。
大泉さん「(声を張り上げて)「ハウルの動く城」という・・・(出演者の反応薄い)よかったですよね、あの映画に私声で出てるんですよ」
薬丸さん「えっ!何役でですか!」
大泉さん「あの、最後に、言っていいんだろうか、もう、大体見ましたよね、ハウルね、最後にあの・・・」
薬丸さん「いやっ!言わないでください!まだ見てないんです」
大泉さん「そうですか」
岡江さん「ゼスチャーで、ゼスチャーでその役を」(無茶な注文だな、おい)
大泉さん「あの、こう(両手をくねらせながら)、あのね(笑い)、最後にあの、か、か、かかしーがしゃべるんですけど、かかしが僕だったんです。で、これ後ろにいるのがこれ、僕なんです、だから。」
と、写真の後ろに写っているモニターを指差す。
大泉さん「で、かかしが最後ねえ、かかしが最後、○○様になるんですよぉ、これ言っていいんだろうか」(一応、見ていない人のために伏せ文字にしておく)
その指差したモニターには、かかしのカブが○○になった姿が映っていた。
海保アナ「じゃ、ちょっとこちらのフリップいきましょう」と、話題を変える。
ここでは「大泉洋さんの声優作品」のフリップが登場。
2001年7月公開 千と千尋の神隠し(宮崎駿監督) 番台蛙役
2003年7月公開 茄子/アンダルシアの夏(高坂希太郎監督)主人公ぺぺ役
2004年11月公開 ハウルの動く城(宮崎駿監督) かかしのカブ役
(フリップここまで)
ここで、大泉さんがスタジオジブリ作品に出るようになった経緯を語りだす。
大泉さん「あの、僕の北海道でやってる「水曜どうでしょう」という、先ほど紹介ありましたけど、あの番組の非常に支持者がジブリのスタッフに多かったんですよ。それで、その、「千と千尋の神隠し」をとるというときに、そのスタッフの方が、「大泉さんって出てもらえないんだろうか?」っていう、その突き上げがありまして、私のところにポコン!とお話があって」
薬丸さん「じゃあ、北海道で声優さんをやられてたわけじゃないんですね」
大泉さん「全然違いますね。声優なんてした事が無かったです。」
薬丸さん「え、でも、そのスタジオジブリの方々は、あれ「水曜どうでしょう」って北海道で放映されているものですよね。」
大泉さん「そうです。そうです。そうです。」
薬丸さん「どうやってご覧になって?」
大泉さん「あれはね、もうなんか、もう最初はもう「密輸入」的に広まりましたからね。」
薬丸さん「密輸入!?」
大泉さん「あのー、まあ放送されてませんでしたから、北海道の方がですね、なんかその、ほんとにVHSのテープをこう、渡してったんですね。いちばん最初が、あの、コンサドーレっていうチームがありますけれど、コンサドーレの試合があるときに、例えば、ね、あのー、静岡とかからいろんなチームが来ますよね。で、サポーター同士の交換で、最初にビデオが渡ったっていうのがもう、歴史の本に載ってるくらいの話でありますね。(スタジオ笑い)それを見た人が、こう少しずつ口コミで広がってったっていう番組でしたね、「水曜どうでしょう」は。」
薬丸さん「ほぉー」
大泉さん「ですから、ほんとにビデオで見たことがある、それでハマっちゃって、北海道の人から、もう借りてとか、それでご覧になってくれたんです。」
薬丸さん「えっ、宮崎監督もご覧になった?」
大泉さん「ええ、宮崎監督は僕のこと知りません!(スタジオ爆笑)ですから、このときには、さすがに「ハウル」の時には、もう僕のこと覚えててくれましたけど、「千と千尋」の時には、僕のことはもう、知らなかったと思いますね。」
このあたりの薬丸さんとのやり取りは、さすが大泉さんだなあ。
薬丸さん「ごめんなさい、「千と千尋」は見たんですけど、「千と千尋の」何の・・・」
大泉さん「あの、番台に座ってる蛙ですね。」
ということで、「線と千尋の神隠し」の番台蛙のシーンが流れる。
番台蛙が出てきた瞬間、まだ一言もセリフを言ってないのに「これ僕です!」という大泉さん、わかんないってば(笑)
そして、番台蛙のシーンが流れている間、「これ僕!」「ほらね!」とかいながら画面隅に写る大泉さんの表情はうれしそう。
そして、シーンが終わると自ら拍手する大泉さん。スタジオの皆さん・出演者の皆さんも拍手。
岡江さん「でも、上手ですね、すごく」
大泉さん「これ大変だったんです、録るの。もうやったことがなくて。声優っちゅうのは、僕は、よくね、テレビなんかで録ってるの見たら、声優は、自分出ないわけだから、台本見てじゃないですか。何かね、「台本見りゃいいんだろ」なーんつってですね、私もバカなもんですから、セリフを覚えないでいったんですね。」
薬丸さん「台本いただいてたのに?」
大泉さん「ええ。あんなちょっとの役なのにですよ。ところが、その、じゃあと思ってこう、やろうと思ったらですね、私が一瞬「セリフ何だっけ?」ってふっと見た瞬間、蛙もうしゃべってるんですね(スタジオ笑い)。なんだコリャ?と思って、ものすごく早いんですよ、あれ。それでねえ、まあ、これ生放送で言っちゃいますけど、だから現場で、だからってねえ、宮崎さんに「セリフ覚えてない」とは怖くていえなかったわけですよ。ですから、指示がバンバン飛ぶんですね、宮崎さんから。「大泉さん、これはですね、もう声がよくて番台に座ることを許されているような蛙ですから、もっとこう歯切れよく、で、こう千尋ちゃんに言うときと、その、他のお客さんに言うときとキャラクターを変えていただいて」なんっつって言われてしまいまして、こっちはもうセリフ覚えてないもんですから、そんなところじゃないわけですよ。ところが「覚えてない」とは言えないもんですから「分かりました!」ってなんて言うんですけど、全然上手に出来なくてですね、もう終いには、もうその、「別々に録らせろ!」って言われましてですね、その、千尋ちゃんに言う強い口調のところと、その、明るい口調のところを別に録らせてくださいって言われちゃいまして、それで、もうすっかり私は落ち込んでたら、後日録り直していただいたんですよ。後日、私、他の役もやってましたから、あのー、いわゆるガヤというかエキストラ的な役も。そのときに、「録り直しましょう」って言われまして、なんか、僕なんか録り直してもらえるかもしれないという話を聞いてたもんだから、そのときにはセリフを覚えてたんですよ。そしたら、あの、宮崎先生がわざわざその、降りてきてくれましてね、そのもう一回取り直しのときに。「じゃあもう一回いきましょう」つって、それで今度は、バーッとやったら、一発でOKが出て、宮崎さんから「よくなりました」と一言言ってこう、帰っていただいたという、もういかに一回目がひどかったかっていう話で(スタジオ笑い)、よかったです。でも本当に録り直していただいて」
薬丸さん「でもよかったからまた次、「ハウル」につながったんですよね」
大泉さん「そうで、しょうけども、まあ、あのー、とにかく多いじゃないですか。宮崎さんの映画に出たいっていう方はね。だから、大きな役をやらないってことですよね(スタジオ笑い)。(声を張り上げて)私は常に2役3役やりますから、ジブリに出たとき。だから「ハウルの動く城」でも、最初に出てくる兵隊の役も僕やってますから、その別に、誰でもいいって役をやるとですね、何度でも出れるわけですよ(両手を広げてちょっと自慢げに)(スタジオ笑い)。」
薬丸さん「(笑いながら)なるほど」
ああ、まだ1枚目の写真だ。次の写真はまた次の記事で。
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