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2005.05.04

めざましテレビ「TEAM-NACS初の全国公演」

めざましテレビにTEAM-NACSの皆さんが登場である。
まず広人苑の大泉さん出演時の映像とともに、軽部アナのナレーションが入る。
「ドラマやバラエティで超売れまくりで、今やすっかり全国区の人気者となった北海道のローカルタレント大泉洋さん。そんな彼は、北海道一の観客動員数を誇る劇団・TEAM-NACSの劇団員でもある」
ナレーションの途中からはいきなり「COMPOSER」の舞台映像が流れる。「ネタバレ、イヤーン」な人には、「やめてくれ!」といった感じかもしれない。
「そのTEAM-NACSが初の全国公演に乗り出した、ということで北海道にやってきたのが」
広人苑でおなじみ、中野美奈子アナである。

時計台の映像から引くと、中野アナが歩いて登場。
「TEAM-NACS全国公演の初日ということで、今日は北海道にやってきました。いったいどんな仕上がりになっているんでしょうか。早速いってきまーす」と小走りで道新ホールへと入っていく。

4月29日の道新ホールでの初日、入口の客入れの様子が映し出され、さらにグッズ売り場の混雑した様子も流れて、テロップでは「ファンで大盛況」の文字。
ロビーで中野アナが、訪れていたカップルにインタビュー。

その後ろには、「北海道テレビ放送 浜本孝久」と書かれた花。その横には「北海道テレビ放送編成戦略センター一同」とかかれた花がある(一部文字が切れて写っている)。浜本さんは、調べてみるとHTBの代表者である。

インタビューは3組ほどあって、最初のカップルは、男性が「(彼女に)連れられてきました」
って、ファンとちゃうのかい!

次は女性二人組「いつもと違う顔が見れるなと」
まあこれは普通。

その次の女性「ちょっと間違ったりするところも期待しつつ、みたいな」
って、見方間違ってるし。

そんなツッコミどころ満載のインタビューの後、また「COMPOSER」本編の映像がビシッと流れてしまう。そして軽部さんのナレーションとテロップで「大泉 洋、ベートーヴェンに!?初の全国公演スタート」の表示とともにCMへ。

CM明け、ベートーヴェンの「あの曲」(たぶん舞台に関わる曲なのでいちおう伏せておく)をバックに、今回の公演の紹介ナレーションが入る。
映像は、大泉さんの演技とポスター、そして楽譜をバックにメンバー各人の顔写真が登場。
ナレーション「札幌を皮切りに全国11都市、50公演を行うが、すでに追加公演が出るほど注目を集めている」
そうだ、追加公演が無ければ見ることもなかっただろうなあ・・・などと思っていたら、TEAM-NACSの歴史を紹介し始めた。

大泉さんを中心に、ジャージ姿の若き日のNACSメンバーの写真(よく見る写真だ)が登場。
その次には、「LETTER」から「LOOSER」までの全公演のチラシ(ポスター?)が画面いっぱいに順次並んで登場。さらにその上に、「TEAM-NACS観客動員数」のグラフが登場。
それぞれの数字をここに載せておく(観客動員数は、CUE公式サイトのNACSページにも掲載)。
「LETTER」     1,000
「RECOVER」   1,200
「FEVER」        2,500
再演「DOOR」  4,000
「ESCAPER」    7,000
「FOUR」         3,000
「LOVER」       8,000
「WAR」          9,500
「ミハル」        7,000
「LOOSER」    11,600
そして、前回公演「LOOSER」の映像が流れ、「初の東京公演では4000人以上動員」のテロップ。ナレーションは「すっかりメジャーな劇団となった」。

次に稽古場に中野アナが訪問。開口一番「かなり緊張感が漂ってますね」
そして、メンバーそろってのインタビューが開始。座り位置は前3人後ろ2人。
前は左から安田さん・音尾さん・佐藤さん。後ろは左から大泉さん・森崎さん。
音尾さんがセンターにいる(笑)いやいや、笑ってはいけないね。いいポジションだ。

そしていきなり音尾さんがインタビューに答える。
中野アナ「人気の秘密はどういうところにありますか」
音尾さん「大泉についていくのが上手な僕らだと」(大泉さん爆笑)
中野アナ「ジェラシーとかは・・・」
佐藤さん「いやないですねえ」
大泉さん「(佐藤さんの言葉に重ねるように)ないの、ほんとにないの」
森崎さん「あ、でもよく言われる、そうやって。でも僕らは本当に、これはもう、これこそけんかになりますけれどね、うまーく利用してるんですよ」(大泉さん爆笑)
中野アナ「大泉さん人気を」

大泉さん笑いすぎ。で、あとね、自分で「ないの」とかいっても説得力ないから。

ここでメンバーのご紹介。それぞれの顔のアップとともにナレーションとテロップで紹介。
森崎さん
テロップ(以下T):リーダー 森崎博之(34) 作・演出を担当
ナレーション(以下N):「森崎博之さん。今回の舞台も含め、TEAM-NACSの作品は、ほとんど彼が作・演出を手掛けたもの」

リーダーとしてちゃんと扱ってもらう森崎さんを見るのははじめてかも。

大泉さん・安田さん(二人で1画面)
T:大泉 洋(32) 安田 顕(31)
N:「そして、人気急上昇中の大泉洋さんに、ナカナカイケメンの安田顕さん」

大泉さんのあっさりした紹介は◎。「イケメン」安田さんは・・・まあ最初なんで「アレ」には触れない方がいいね。

音尾さん・佐藤さん(二人で1画面)
T:音尾 琢真(29) 佐藤 重幸(31)
N:「そして、ガンダム大好きの佐藤重幸さんに、メンバー最年少の音尾琢真さんの5人」

佐藤さんはここでも「ガンダム」か!音尾さんの紹介はもうひとひねり欲しいなあ。昔どうでしょうにNACSメンバーが出たときに大泉さんが言っていた「目の間は離れていても、ファンの心は離さない」っていうのが好きなのだが。

さらにインタビューは続く。
中野アナ「リーダーの演出はどう思われますか」
佐藤さん「北海道の人間って、そんなに演劇自体を見るっていう文化が、あんまりちょっとこう、弱かったんですよ。そこにきて、演劇を見たこと無い人でも、こう、食いつきやすい演劇っていうんですかね、エンターテイメント性のある演劇を作ったのが、うちのリーダー」

中野アナ「全国公演って聞いたときに、プレッシャーっていうのも大きいと思うんですけれども」
佐藤さん「全国公演ですからね、一ローカル劇団が。無いと思うんですよ、こんなローカルの劇団は。全国でも無いと思うんで。つまり日本という国が出来てから、いやさ、地球というものが出来てからですね(中野アナ「はい」)、初めてのことなわけですよね。いやー、やっぱり何事も初めてだっていうのは、すごいプレッシャーがあります」
音尾さん「そのプレッシャーがあったからこそ、何度でもみんなで台本を、文句を言っては書き直してもらってっていう」
中野アナ「そうすると、こう、ぶつかりあったりしませんか?才能のぶつかりあいっていうか」
5人「・・・」
中野アナ「こう・・・どうでしょう」
5人「・・・」
大泉さん「ほら、言葉に詰まったでしょ」(全員爆笑)
森崎さん「痛いところついてくるなあ」
大泉さん「今日、今日ちょっとするどいわ!今日偶然するどいこと言ってるわ!」
中野アナ「偶然じゃないです」
安田さん「本番ね、1週間前ってのはね、まあ正直ね、あのー、どこもそうだと思うんですけど、険悪なんですよ」(大泉さん爆笑)
大泉さん「いうな!お前。(森崎さん「そんなことねーだろ」中野アナ「そうなんですか?」)仲良くやってるわ!仲良くやってます。仲良くやってるって!」

佐藤さんがずいぶんとしゃべっていらっしゃる。「いやさ」ってどうよ。あと、本当に中野アナ核心突き過ぎ(爆)。そして、安田さん。少ない言葉でしっかりトドメをさすあたり、さすがである。

いったんインタビューシーンが終わり、稽古の様子が流れる。もちろんその表情は真剣。
中野アナ「普段テレビで見てる皆さんの雰囲気とはちょっと違う感じですけど。笑顔がないですね」
大泉さんと森崎さんが、台本について意見を言い合っているシーンが写る。

またインタビューに戻る。
中野アナ「ベートーヴェンって、こう、作曲するということで、すごくこう、生みの苦しみっていうのがあると思うんですけど、TEAM-NACSのみなさんにもそれぞれ、こう、生み出すことの苦しみっていうのがあると思って、すごくそこが似てるなと思うんですが」
森崎さん「(大きくうなづいて)ええこというなぁ」
大泉さん「今日、調子がいい!(スタッフ・中野アナ笑い)(森崎さん「全くそうですねぇ」)実に今日、調子がいい!」

大泉さん「出来の悪いのが生まれましてねえ(笑)、今回は。」
大泉さん「イメージ的には、3人4人5人6人ぐらい子供を産んだって感じかもしれないね。一個産んで、またみんなでこう、話し合って、分かった!っつってもう一人産んで、又話し合って、もう一人っていう」

稽古風景の映像に軽部アナのナレーションが入る。
「互いの意見がぶつかり合い、苦しみに苦しみぬいて生まれた今回の舞台。数々の名曲が生まれるまでの作曲家の苦悩を、時に笑わせ、時に涙で、たっぷりと見せてくれる。」

そして、公演初日終了後の楽屋に中野アナが訪問。
座っていた安田さん・大泉さん・佐藤さんは正座で頭を下げ、音尾さんは立ち上がって深々とお辞儀したのち、正座して頭を下げる。そして立っていた森崎さんは、正座しなおして頭を下げる。
全員が、正座で深々とお辞儀をして中野アナをお迎えしている光景に、中野アナは恐縮していた様子。

中野アナ「すごく感動して・・・」
大泉さん「見てたんですか?見てたんですか?」
中野アナ「何でそんなに冷静なんですか?」
大泉さん「本当に見てたんですか?」
中野アナ「見てましたよ!」
大泉さん「一回ホテル戻ったんでしょ?」
中野アナ「戻ってないです!ちゃんと見てましたよ」
大泉さん「スパかなんかに行ってたんでしょ」
中野アナ「行ってないです!」

このあたりのやりとりは、さすがだなあ。

中野アナ「こう終わったあと、晴れ晴れとみなさんしていて」
大泉さん「反省は反省でしつつも、とりあえず、でも、まあほんとに全国公演が、ほんとに始まった!っていう、その気持ちはやっぱありますよね。幕は開いたね、っちゅう・・・まあホッとしたところもやっぱあります。」
森崎さん「TEAM-NACS、ここでやっとお客さんが入って勢ぞろい見たいな感じで、一個の完成形が見えたので、一個のゴールだし、一個のスタートだなっていう風に実感しています。」

また、劇中シーンが流れる中でナレーションが入る。
「劇団TEAM-NACS初の全国公演、まだまだこれからが本番です。」

スタジオに戻り、中野アナが感想を語る。
中野アナ「実際に初日を見に行ったんですけれども、ほんとに2時間飽きなく、たっぷり楽しませてくださるというもので、内容はあまり話せないんですけれども、もう今日、例えばTEAM-NACSを初めてテレビで、5人知ったという方でも、それぞれの個性が立っているので、初めて舞台に行っても楽しめるっていう、そういう演出にもなっています。」

芝居の中身に触れられない中で、今回の芝居のよさを伝えるコメントとしては、なかなかよいものだったのではないだろうか。

この後の大塚さん・軽部さん・高島さんのやりとり。
大塚さん「中野さんが最初にいったように、やっぱり、一人、スターが生まれるとね、そのスターがいるからこそ、劇団が売れる部分もありますし、それだからこそ難しいという部分もあって、リーダー大変ですよね、森崎さん。これからね。」
軽部さん「そうですね、まとめるのが大変ね」
高島さん「大泉さんがリーダーだと思ってましたけど(大塚さん「そうそう、びっくりしました」軽部さん「ああ、なるほどなるほど」)、そうじゃなかったんですねえ。」

大泉さんがリーダーだったら、NACSは続かないような気がする。

あと、軽部さんが「女性は出ないわけでしょ」といったことに対して中野アナが手振りを交えながら「女性は出ない。もう5人だけですべてをするという」と力説していた。最後には「いろんな顔が見られます」ともコメント。中野さんは、大泉さんはもちろんのこと、TEAM-NACSにもハマっていらっしゃるようにもお見受けするのだが、どうなんだろう。そうだったらいいなあという妄想でとどめておくことにしよう。

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コメント

あぁぁぁ(大感謝!!)
見事に見れなかった部分をカバーして
いただけております。
よーく、よーーくわかりました。
ありがとうございます!!!

投稿: Riezo | 2005.05.04 09:29

Riezo様
ブログ拝見しました。ビデオは長めに録っておく、これ基本ですよぉ。お役に立てて何よりでございます。

投稿: K_S | 2005.05.04 10:14

はじめまして
いつも楽しく読ませてもらってます

そっか~今日だったのか~
うっかり見過ごしました・・
見たかったな~

でも臨場感ある記事に
みた気分になりました!!
ありがとうございます!!

投稿: きゅうちゃん | 2005.05.04 11:59

きゅうちゃんさん、こんにちは。
いつもお読みいただいているそうで、ありがとうございます。
記事で「みた気分」になっていただけましたか!よかったです。記事にした甲斐がありました。

投稿: K_S | 2005.05.04 13:49

この記事へのコメントは終了しました。

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