似たもの同士?
本日のどうでしょう公式HPには、無事ロケから戻ってきたことが報告されていた。
すでに、大泉さんがCUE DIARYにてロケから戻ってきたことを書かれていたのだが、やはりどうでしょう班D陣からの言葉がないと、本当に戻ってきた感じがしない。
しかし、この藤村Dの日記を読んで、改めてHTBさんの懐の深さというか、いい加減さというか、会社として、放送局としてそれはどうなんだというところを感じさせられた。
ロケに行く前に放送日を決めていないし、帰ってきてからもまだ決めていないというのは、普通の放送局では考えられない。番組編成というのは、いろんな準備を経て行われるもの。それを「無視」してしまえるHTBさんとどうでしょう班、常識はずれである(とはいえ、日記にも書かれているが、「どうでしょう祭り」にあわせて作っていくようである。予告編を祭り会場で流すといったことは十分予測される)。
さらに藤村Dは、ゆっくり夏休みをとってから編集するなどといっている。過去を振り返ってみると、藤村Dも嬉野Dも結構お休みを取っているような気がする。
そこでふと思い出したのが、ABC朝日放送の松本修さん(「探偵!ナイトスクープ」の生みの親)の話である。先日の記事で紹介した本「探偵!ナイトスクープ アホの遺伝子」のプロローグ部分にこんな話が書かれている。
1980年、松本さんが30歳の夏のことである。当時松本さんは「ラブアタック!」のディレクターとして活躍されており、番組も好調をキープしていたそうなのだが、その時期にヨーロッパ1周のひとり旅をするために、なんと連続39日の休暇を願い出たそうである。そのときに会社は『朝日放送には、創立以来、こんな社員はいなかった』と松本さんをほめたそうである。松本さんはこう語っている(以下引用)。
確かに私は、仕事をするにも休暇をとるにも、割と自由に、心に満足のいくように、この世界を歩いてきた。
(引用ここまで)
おそらく藤村Dも同じような考えを持っているのではないだろうか。大阪と北海道、それぞれローカル番組として生まれ、全国的に広まっていった番組を作ったもの同士、似ているところがあるのかもしれない。
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