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2006.03.26

NHKの「鉄」番組2本を見る

昨日は結局帰宅できず、今日夕方に帰ってきて、いつものブログさんを拝見していると、Riezo@大阪さんの記事「旅の持つ奥深さ」という記事にこんな記載を発見した。

本日19時半からNHKにて今年4月に廃線となる「ふるさと銀河線」に
携わった方の番組があります。

北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線は、根室本線の池田駅と石北本線の北見駅を結ぶ第3セクターのローカル線である。残念ながら、今年4月20日を持って廃線となる。ずいぶん前の北海道旅行で乗車したことがある路線である。冬真っ只中の時期に乗車したので、車窓がどこもかしこも真っ白だったことが印象に残っている。出来れば夏の季節のいい時期にもう一度乗車したいと思っていたのだが、それもかなわなくなってしまった。

「鉄道乗りつくしの旅特番」を見る前に、早速この番組「にっぽん紀行 十勝北の鉄路を守る男たち」を見た。

俳優の地井武男さんが案内役として登場し、番組のナレーションも務めておられた。
番組がスポットを当てたのは、列車を運行する上では「縁の下の力持ち」の存在である「保線屋」さんである。

厳冬期、ふるさと銀河線沿線の気温は氷点下30度を下回るという厳しい寒さとなり、そのため線路の下にある路盤の土中の水分が凍り、地面が盛り上がってレールがひずんでしまう(「凍上」というそうである)。大きくひずめば脱線等の大事故につながりかねない。そこで「保線屋」さんの登場である。5メートルごとに左右のレールの高さを測り、その差が前後と比べて5ミリ以上のひずみがあれば、そこにいろんな厚さの木の板を線路の下に挟みこんで調整していく。1箇所の補修には1時間かかり、1日で6箇所も補修作業が行われることもあるという。

また、列車に乗り込んで運転席の横に立ち、足の裏から感じる振動によってレールのひずみ箇所を調べるということも行っていた。人の「感覚」による保線作業、まさに「職人技」である。

また、夜間の積雪が多いときには始発列車を運転する前に除雪車で除雪作業を行わなければならない。これまた大変な作業である。その作業の間でも、異常な振動を感じて線路に降り立ち、レールの高さを測ると大きくは無いもののやはりひずみがあり、翌日に作業をすることになった。

こうした保線屋さんの日々の仕事によって、ふるさと銀河線では脱線事故が一度も無いという。

番組に登場した保線屋さん5名のうち、国鉄時代を含めてこの道42年という最年長の方は、廃線を機に仕事をやめるという。また残りの方は、JRに再就職される方やまだ行き先が決まらない方もいらっしゃるとの事。
ベテランの「経験」「技術」「仕事へのプライド」「責任感」というものは、廃線までの残りの日々、最終列車が無事に終着駅に到着するまで続いていく保線作業を通じて継承されていく。

最近、JRに限らず、交通機関におけるメンテナンス不備やそれによる事故が多発している。それは、その仕事に対する「経験」や「技術」が不足していたり、「仕事へのプライド」や「責任感」が薄いことが原因になっているように思う。これでは、安心して旅をすることが出来ない。ぜひとも、この番組に登場した保線屋さんのように、「経験」「技術」「仕事へのプライド」「責任感」を持っていただきたいなあと感じた。

そしてもう1本の「鉄」番組、「列島縦断乗りつくしの旅特番」も続けて見た。10月後半の北海道乗りつくしの旅部分は、関口知宏さんが旅をしたほんの少し前に、同じように旅をしたものとして、懐かしい景色がたくさん映し出されていた。そして、予想通り「ああ、今すぐ北海道に行きたい!!」と思ってしまった。番組では秋の北海道の景色が映し出されていたが、今ならまだ雪も残っているはず。白い景色を眺めながら、ゆっくりと鉄道の旅が出来ればこんなに幸せなことはないと思われ・・・何とかならないかなあ。

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