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2006.04.01

「劇場スジナシ」千秋楽を観る

3月31日という、世間的にはとてつもなく忙しい期末の日に、午後から振替休日を取得し、会社から空港へ直行し、飛行機に飛び乗ってやってきたのは、東京・新宿。目的は、これである。
Sujinashitokyo 「劇場スジナシ」
名古屋の放送局・中部日本放送(CBC)が制作している番組「スジナシ」が、東京・新宿の紀伊国屋ホールで3日間、3ステージの公演を行うという話を知ったのは2月の半ばごろであった。
以前は関西でも毎日放送(MBS)がネットしていた時期もあったのだが、いつの間にかなくなってしまい、DVDでしか見ることが出来ないこの「スジナシ」、番組の内容は、番組公式HPを見ていただきたいのだが、分かりやすく言うと「らくごのご」のお芝居版といったところだろうか(かなり違う部分もあるけれども、「即興」で作り上げるというところは似ていると思う)。
その「スジナシ」が生の舞台で観られるということで、発売わずか8分で完売したというチケットを、東奔西走した末にようやく手に入れることが出来た。

3日間の「ゲスト」はもちろんシークレットである。この「ゲスト」が番組の出来を左右するわけで、期待と不安が入り混じりながら会場へと向かった。
開場の18:30少し前にホールの入り口に着くと、人が並ぶという状況ではなく、パラパラとそのあたりに集まっているという状況。さすがに平日・金曜日・年度末ということもあり、ぎりぎりの時間で飛び込んでくる人が多いのだろう。開場時間になり、中に入ると「きらきらアフロ」(テレビ大阪)からの花が一番いい位置に置かれていて、そのほかにも番組や芸能人からのお花がたくさん飾られていた。その横では、「スジナシ」のDVDがBOXも含めてすべて販売されており、今日購入するとポスターがもらえるとの事。一瞬迷ったのだが、明日も旅を続けるため、荷物を増やすといけないのでパスした。

ホールの中に入りまずは自分の座席を確認する。真ん中より後ろなので、見え方がどうなるのかなと思っていたのだが、まずまずのポジションだと感じた。

時間は過ぎていよいよ開演時間となるわけだが・・・実は今回の公演は、6月にWOWOWで放送されることが決定しており、また8月23日にはDVDにもなることが決まっている。
これらの放送・またはDVDを楽しみに待ちたいという方もいらっしゃると思われるので、ここから先は、一応「続き」に書くことにする。

まずは、笑福亭鶴瓶師匠が登場。いつものトークで会場を沸かせる。ここで、初日と2日目のゲストが判明した。いずれも、男性俳優で、「スジナシ」にも出演されたことがある方であった。
初日はイッセー尾形さん、2日目は生瀬勝久さんであったとのこと。ただしこの2日間は、鶴瓶師匠的には、納得がいかない出来だったようである。このあたりは、WOWOWやDVDでじっくりと観てみたいところである。そして、この公演を「お手伝い」している「応援団長」糸井重里さんが客席1列目から舞台に上がってしばしトーク。ここで、今日の設定が紹介された。その設定に基づいて、衣装がいくつか運び込まれ、糸井さんが鶴瓶師匠の衣装を決定する。さらに、本番中に言わなければならない「台詞」が一つ決められる。これが師匠をかなり苦しめていた。

衣装が決まって、着替えに入っている間に、「スジナシ」についての説明がステージ上に設置されたスクリーンに流される。番組の最初に必ず流れていた注意事項、それに加えて、客に対して本番中は笑ったり拍手をしたりしてはいけないという注意が流された。これは意外と難しいものである。そういえば、鶴瓶師匠と糸井さんのトーク中に、前日客席で見ていた大竹しのぶさんが、本番中に思わず吹いてしまい、前の席に座っていたおっさんににらまれたという話をしていた(笑)。

注意事項が終わると、いよいよ番組と同じようなつくりで舞台袖の様子がスクリーンに映し出される。先ほどのトークで、「今日のゲスト」について「来てくれるとは思わなかった」とか「今日のお客さんは一番お得かも」などといっていたので期待感はかなり高まる。
鶴瓶師匠がロビーに下りていくと、そのゲストは待っていた。最初は、画面に映らないまま声だけが聞こえる。若い女性の声である。ん?どこかで聞いたことのある声のような気がするなあ・・・・誰だ?
そして、いよいよそのゲストが画面に映し出された。


広末涼子さんである。広末さんといえば、今度「東京タワー」で大泉洋さんと共演することになっている。思わぬところで大泉さんとのつながりを感じさせる方を拝見することになった。
そして、舞台袖に移動して本番開始時の状態(広末さんが板付きになった)や、小道具を物色する様子が映し出される。そしていよいよ本番がスタートした。

内容については、ここではあえて触れないでおく。ぜひ、WOWOWかDVDで見ていただきたい。鶴瓶師匠と広末さんの「距離感」(いろんな意味での)がとても面白く感じた。

VTRを回した時間は24分。これはかなり長いほうである。そして、このVTRを見ながら、途中Vを止めつつ、二人でトークが展開される。これがこの番組の肝であり、場内は爆笑の連続であった。そして、当たり前のことなのかもしれないのだが、広末さんの「女優魂」のようなものも垣間見ることが出来た。

公演時間約2時間ちょっと、本番の緊張感と、その後の爆笑でかなり疲れてしまったが、とても「心地の良い疲れ」であった。

鶴瓶師匠、ゲストの方、そしてスタッフの方々は、今回の公演に際して大変なご苦労をされたことと思うが、このような舞台はぜひ今後とも続けていただきたい。次回もしやっていただけるのであれば、ぜひ関西での公演をお願いしたいところである。それが無理なら、番組のお膝元である名古屋での公演を!それもダメなら今回のように東京公演でもかまわない。とにかく、個人的にはまた観たい、何度でも観たいと思う内容であった。

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