35時間20分の北紀行(4)CUE展について
さて、札幌パルコ本館7階のスペース7で行われていたCUE展、こちらについても感想を書いていきたいのだが、「感想」というよりは、「問題点」を書き出すような感じになると思う。
というのも、このCUE展、予想通りの大混雑で、整理券に入場制限が行われ、最後には見たくても見られない(整理券終了)という人が多数出るという、展示会としてそれはどうなの?という状況となっていた。
なぜ、このような事態に陥ってしまったのか。素人ながらに思ったことを、書いていきたいと思う。
整理券をもらうまでの顛末については、こちらの記事に書いているので、ここでは展示会場のことを書くことにする。
今回のCUE展最大の問題点は、「展示スペース内を人がスムーズに流れない」ことにあったと思う。なぜ人が流れなかったのか、それは展示物の「展示方法」に問題があったのではないだろうか。
チケットを購入して、展示スペース内に入ると通路左手にオフィスキューの年表が並べられている。年表の間には、舞台や番組で使用した小道具や台本といった貴重な品々がガラスケースに入って展示されているほかに、液晶モニターが数台設置され、それぞれ昔懐かしい番組や舞台の映像が流れている。この通路の右手側には、オーパーツやナックスの舞台のチラシ等が展示されている。この展示方法に問題がある。
「年表」や、「チラシ」といった文字情報は、中身を読むためにどうしても立ち止まってしまう。そんなものを入口すぐのところに持ってきたら、観客が流れずに渋滞するのは当たり前。
それに加えて「映像」も同じ場所で流れている。流れている映像はどれも貴重なもの、となればファンならすべてコンプリートして見たい。そんなものが流れていれば当然見るために立ち止まるため、ここでも流れは止まる。
文字情報と映像情報、人が滞留してしまうこの2つのコンテンツが同じ展示場所に配置されているというのは、もう「最悪」。混雑しないわけがない。
これを解消するためにはどうすればよかったのか。
まずは、年表と映像は別の場所に分けて展示すること。これだけでも人の流れはずいぶん良くなるはずだ。
そして、映像の展示手法は2つ。
一つは1つ1つのコンテンツの長さを短くすること。これによって、長時間滞留することを防ぐことが出来る。
もう一つの方法は、細かく映像を分けるのではなく、1本の映像にまとめてしまい、「映像コーナー」として独立コーナー(入口・出口を設ける)にして、エンドレスで映像を流す。後は人数によって、時間入れ替え制にするか、スルー方式(見たい人が自由に出入りできるようにする)で対応する。
こうすることで、人の流れを少しでも良くすることが出来たのではないかと思う。
この最初の展示コーナーを越えた奥は、かなり人が少なくなっていた。CUEタレントの巨大履歴書があったり、舞台衣装が飾られていたりしており、このあたりはゆっくりと見ることが出来たのだが、最初の混雑で疲れてしまい(人混みは苦手)、早々に展示スペースを後にした。そして、同時開催されていたクイズラリーにも全く参加することなくパルコを後にしたのであった。
今さら終わった展示会の改善方法を書いたところで、どうなるものでもないのだろうが、来月末から行われる「どうでしょう小祭」も、場所は違えど同じ「パルコ」が絡んでいる。ぜひ、今回の教訓を活かして運営をしていただきたいものである。
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