35時間20分の北紀行(5)短い旅の終わり
3日目。
本日も5時過ぎに起床。あと3時間後にはもう飛行機の中かと思うと、かなり憂鬱になってくる。でも、仕方がない。荷物をまとめて、6時過ぎにはチェックアウト。予定より1本早い快速エアポートに乗るために、札幌駅までゆっくりと歩いていく。
切符売り場に行くと、予想通り快速エアポートの指定席は売り切れ。まだ、発車時刻までには余裕があるので、並べば十分座れるだろうと思い、早めにホームへ上がるとすでにホームに入線していたので、早速席を確保する。発車時刻が近づくにつれ乗客が増えていき、出発前には立席客も出るほどの混雑となった。
途中の停車駅でもどんどん乗客は増えていく。終点新千歳空港まで、車内は混雑したままであった。
改札を出て出発ロビーへ向かうと、自動チェックイン機に長い行列が出来ている。かなりの台数があるはずなのだが、こんなに行列しているのを見るのは始めてである。やはり月曜日の朝一番から仕事で東京などに向かうビジネスマンが多いのだろうか。
しばし並んでから、チェックインを済ませて、すぐに搭乗口へと向かう。朝早いためみやげ物店もほとんど空いておらず、時間をつぶす場所がないのである。
これから乗る関西空港行きは、満席とのこと。座席もお任せで取ったのだが、番号と記号を見る限り、3人がけの真ん中のようである。厳しいなあと思いながら、搭乗時間となったので、飛行機に乗り込む。予想通り3人がけの真ん中の席であったが、目の前はスクリーンで足元が広い。これならまだましである。
定刻8時、いよいよ北海道の地を離れる。本当にあっという間だった今回の北海道旅行、次に来るのはいつになるのだろう、今度こそはゆっくりとするぞ、そうだ、聖地・平岸高台公園にも行ってないし、グッズだって何も買ってないから・・・そんなことを考えているうちにあっという間に離陸。ど真ん中の席なので、当然外の景色など見られるわけもなく、あっけなく北海道を後にした。
外が見られないとなれば、後の楽しみは飲み物と機内音楽サービスくらいである。いつものようにスープを頼み、ヘッドホンからは林家木久蔵師匠の落語。木久 蔵師匠の経歴が語られていてかなり面白かった(工業高校を卒業された後、某食品メーカーで乳酸菌の研究助手をされていたそうだ!)。
途中で、かなりしんどくなって来たりしたものの、何とかやりすごして関西空港に到着。往復券を買ったために帰りも「ベイ・シャトル」に乗らなければならな いので、連絡バス乗り場まで行くと、次の接続バスまで50分も待たなければならない。仕方がないので、空港内のローソンなどで時間をつぶして、ようやく やってきたバスに乗車。バスが乗船場に着くとほぼ同時にベイ・シャトルも神戸から到着。かなりの数の乗客が降りてきたので、乗船までしばらく待ち、ようやく船の中へ。
また帰りも揺れるのだろうなあ・・・と思いながら乗っていたのだが、行きほどの揺れは感じなかった。「揺れるだろう」と思っていたから、思ったほど揺れなかったように感じたのかもしれない。
定刻に神戸空港の乗船場に到着。駐車場に向かい、車に乗り込む。果たしていくら駐車料金が取られるのだろうか、駐車券を機械に入れてみると・・・料金は1,000円!あら、意外と安かった。実駐車時間は1日と18時間48分と領収書には記載されていた。
あとは、車を実家に戻して、電車を乗り継いで14時過ぎには帰宅。帰宅後すぐに記事の更新に取り掛かりつつ、高校野球を見つつ、CDJのオンデマンド放送を見つつ、気がついたら夜になっていた。
あまりにもあわただしい北海道旅行、あれもこれもやり残したことの多い旅行ではあったが、その分次の北海道旅行では、思いっきりいろんなことをやりたいなあと思う。思うのだが、これがまたスケジュールを詰め込みすぎて、バタバタ旅行になるような気もする(苦笑)。
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