電池で動く路面電車、実験開始
以前記事にした、川崎重工が開発をすすめている「電池駆動路面電車」の実験が行われたようである。
川重、電池駆動路面電車の走行実験を実施(NIKKEI NET)
日経の記事によれば、ニッケル水素電池を搭載した2両編成の路面電車(筑豊電鉄からの譲渡)が、川崎重工兵庫工場内にある280mの線路を時速30kmで3往復したとのこと。
搭載されているニッケル水素電池は2車両で16個ついており、10kmの連続走行が可能、充電時間は5分というから、ちょっと駅に停車している間に十分充電が可能である。
川崎重工ではこの技術を使って、来年度には新型車両「SWIMO」(スイモ)の実験車両を作り、再来年には受注を目指すという。価格も記事の中には出ており、1車両当たり2億5000万―2億6000万円で、通常より5000万―6000万円高くなるとのこと。それでも、架線の敷設が不要で、その分メンテナンスコストも下がることは間違いない。
全国で新たにLRT(ライトレールトランジット)を導入しようとしている都市があり、国も財政支援で普及を後押ししていく方向(関連記事-NIKKEI NET-)なので、この「SWIMO」が全国各地を走り回るようになるかもしれない。
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