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2006.09.05

高千穂鉄道、半分以上「廃線」でどうなる?

これまでにも何度か記事で取り上げてきたあの鉄道が、新たな段階(それも良くないほうへ)を迎えることになった。

宮崎県「高千穂鉄道」一部廃止へ、台風で壊滅的打撃(Yahoo!ニュース-読売新聞-)

昨年の台風の影響で、鉄橋が2箇所流出するなどして運転が休止されている高千穂鉄道。新たに「神話高千穂トロッコ鉄道」が運行再開を目指してがんばっているところではあるが、その一番被害がひどかった延岡-槙峰間(約30キロ)について、国土交通省に廃止届を提出することになったそうである。記事によれば、この区間の復旧には約21億円の工費がかかるということで、断念せざるを得ないそうである。

一方で、残りの槇峰-高千穂間(約20キロ)については、来年9月5日まで1年間の休止届を提出し、「神話高千穂トロッコ鉄道」による運行再開を目指すようである。

しかしながら、JR線との接続駅である延岡に接続しないというのは、「地元の足」としての役割はあまり果たせないように思える。「観光目的」の鉄道ということにしても、そこまで足を伸ばしてもらうことができるのだろうか?

例えば、JR北海道が開発しているDMVを使って、線路のない区間は道路を経由して延岡に接続、あるいは、南阿蘇鉄道の高森駅に接続して、未成区間をつなぐということになれば、使用車両のユニークさも相まって、乗客を集めそうな気はするが・・・それでも厳しいだろうなあ。

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