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2006.10.18

どうなる?あの「フェリー」の行き先

小学生の頃だっただろうか、父に連れられてポートターミナルまで、ある船の見学会に出かけたことがある。恐らくその船は父が勤めていた会社で建造されたものだったのだろう。
どこをどう見学したかは全く記憶にないのだが、その後その船のプラモデルを購入したり、絵を描いたりと、かなりハマり、「いつかはこの船で九州にいくぞ!」と思っていたような気がする。

その船には大きな特徴があった。船体の横に大きな「太陽のマーク」、そして有名なCMソング・・・もうお分かりだろう。日本を代表する長距離フェリー「さんふらわあ」である。

フェリーという乗り物自体にはこれまでにも何度も乗船している。身近なところでは「たこフェリー」や、今はなき「海のハイウェイ」こと「淡路フェリー」、「ジャンボフェリー」に、先日乗ったばかりの「ダイヤモンドフェリー」などなど・・・ところが、子どもの頃あこがれていた「さんふらわあ」にはまだ一度も乗船したことがない。

そんな「さんふらわあ」の九州航路が来年春に行き先を変更するかもしれない。

さんふらわあ、志布志撤退 来年3月末めど(南日本新聞)

記事によれば、現在大阪-志布志を結んでいるブルーハイウェイライン西日本の「さんふらわあ」が、原油高による採算性の悪化等を理由に、志布志から宮崎に航路を変更するという計画があるという。

志布志といえば、JR日南線の終着駅があり(港からは離れているが)、大隈半島の付け根に当たる位置になっており、地元では地域の物流や観光に与える影響が大きいとして、航路存続に向けた対策の検討に入るようである。

宮崎から大隈半島というのは、やはり距離がある。この地域にダイレクトにアクセスできる「さんふらわあ」をうまく使えるようなツアーや、利用促進策などが早急に求められる。

個人的にも、大隈半島エリアには足を踏み入れたことがないし、このあたりはどうでしょう班が「カブ西日本」で訪れたエリアでもある。機会を作って「さんふらわあ」でぜひとも訪れたいと思う。

(2008.3.2 追記)その後、地元の強い要望により、航路の存続が決定した。さらに2008年3月からは、鹿児島市内と志布志港を結ぶシャトルバスの運行も始まった(こちらの記事で記載)。

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