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2006.11.21

「煎」で「線」を守れ!

※この記事は、せんとさんの「水よろ!2B」の記事「ぬれ煎餅を買って応援!」にTBさせていただいております。

地方鉄道の経営の厳しさは、これまでも何回か記事にしてきた。しかしながら、実際に乗りに行く機会を作るのは遠方ということもあってなかなか難しく、実際に「応援」するということが出来ない状況であった。

今回、せんとさんが紹介している地方鉄道も、関西からは遠く離れた場所にあり、なかなか乗りに行くことは出来ないのだが、違う形で「応援」することができるのである。

「ぬれ煎餅買って」 経営難の銚子電鉄がSOS(朝日新聞)

千葉県の北東部に位置する銚子市は、漁港としょうゆの生産地として知られているが、ここにわずか6.4キロの鉄道が走っている。その名は「銚子電鉄」。この鉄道も他の地方鉄道同様、乗降客の減少が進んでおり、厳しい経営状態が続いていたのだが、今年になって、前社長が借入金を着服した業務上横領容疑で逮捕され、その金額は記事によると1億円以上という。この影響を受けて、銀行からの融資を停止され、さらに車両の法定点検が、資金不足で発注できない状況に陥っているという。このままいくと、車両不足によって輸送に支障の出る恐れがあるという。特に正月の輸送は、犬吠埼での日の出を見る乗客を運ぶ重要な役割がある。

これを回避するためには、最低でも年度末までに3両分の検査が必要で、約1200万円を集めたいということで、銚子電鉄のHPトップには、「緊急報告」として

「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」

というタイトルで、銚子電鉄の商品購入と電車利用のお願い文書が、社長と労働組合と従業員一同の連名で掲載されている。

この銚子電鉄の販売する商品で最もお勧めなのが「ぬれ煎餅」である。

平成7年9月から犬吠駅で販売され始めた名物の「ぬれ煎餅」は、JR千葉駅、錦糸町駅のキヨスクなどのほか、インターネットでも販売されており、前述の記事によれば、その売り上げは本業の鉄道運輸収入約1億1500万円の1.6倍となる約1億8000万円にもなるという(昨年度)。

実際に乗車するには、やはり遠いが、「ぬれ煎餅」をネットで購入することはどこにいても出来る。「ぬれ煎」で「路線」を守る手助けになるのなら、協力したいと思う。

以前、実際に銚子電鉄に乗車したことがある。そのとき利用した1日乗車券「弧廻手形(こまわりてがた)」についていた、ぬれ煎餅1枚サービス券で食べたその味は、かなり美味しかった記憶がある。

この「弧廻手形(こまわりてがた)」も、ぬれ煎餅1枚サービスのほかに、地球の丸く見える丘展望館 割引入館券(1割引)、犬吠埼「満願寺」参拝券、銚子ポートタワー展望室 割引入館券(1割引)がついて620円と、単純に全線往復する運賃と同額になっていてかなりお得である。

「乗りにいける!」という方は、ぜひこの「弧廻手形」で銚子電鉄の旅を楽しんでいただきたいし、「乗りに行くのはちょっと難しい」という方は、ぬれ煎餅や銚子電鉄のさまざまなグッズを購入して、銚子電鉄を応援していただけるとうれしい。

ちなみにぬれ煎餅のお値段は、5枚入り 410円・10枚入り 820円(いずれも普通味、うすむらさき味もあり)である。詳細はこちら

(追記)ITmediaでもこの話題が取り上げられている。ネットで「銚子電鉄を救え」 名物「ぬれ煎餅」に注文殺到

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コメント

私は千葉県は遠いので定期的に上毛電気鉄道の入場券や自動販売機でジュースを購入するようにしています
上毛線が廃線になって欲しくないので

投稿: 如月瑞穂 | 2006.11.21 23:04

如月瑞穂様
コメントありがとうございます。
入場券や自動販売機の売り上げというのも、鉄道会社としては貴重な収入源ですよね。
まだ上毛電鉄には乗ったことがないので、ぜひとも機会を作って乗りに行きたいと思います。

投稿: K_S | 2006.11.21 23:16

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