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2007.02.05

「知的財産」を考えながら嘉門達夫を聴く

産経新聞のWEBサイトのニュース特集に「知的財産を考える」というものがある。特にネット上における著作権の問題には個人的な関心があるので目を通しているのだが、その中で昔よく聴いていたある一人の歌手の話が掲載されていた。

【知はうごく】「パロディーが生む文化」著作権攻防(6)-1(産経新聞)

その歌手とは、嘉門達夫さんである。彼のヒット作の一つである「替え歌メドレー」について、元歌の著作権を持つ作曲家、作詞家から替え歌の許諾を得るために、電話越しに替え歌を歌うという話が書かれている。この話は、ちょうど「替え歌メドレー」がヒットし、いろんな番組に出ていたときにも話していたような記憶がある。

替え歌だけではなく、嘉門さんの場合、個人やキャラクターをテーマにした歌が結構あって、許諾を得なければならないことが多かったのではないだろうか。
「ゆけ!ゆけ!川口浩!!」(川口浩さん)や「タンバでルンバ」(丹波哲郎さん)、一番苦労したのは国民的アニメ「サザエさん」を取り上げた「NIPPONのサザエさん」であろう。この曲は、「サザエさんグラフティ」というタイトルで、長い間ライブ等では歌われてきたが、著者からなかなか許可が下りず、確か著者が亡くなられた後にようやくCD化されたはずである。

一般的には、オリジナル作品よりも「替え歌」のイメージが強いような気がするのだが、個人的には嘉門さんのオリジナルソングが好きだった。「アホが見るブタのケツ」「日常」「ほっといてくれよ!」「街角」「小市民」「ハンバーガーショップ」・・・いわゆる「それ、あるある!」系の歌である。

ここ最近の嘉門さんの歌は全く聞いたことがないのだが、公式HPを見るとかなりの数のCDを発売されているようである。これを機会に、少し聴いてみようかなあと思っている。

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