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2007.02.04

今年は「鉄」ブーム到来?

少し前のニュースになるが、「鉄道マニア」を主人公にしたドラマが制作されるらしい。

田中聖、連ドラ初主演は鉄道マニア
4月出発進行!「特急田中3号」
(中日スポーツ)

記事によれば、TBSが4月放送開始で制作するそうだが放送枠は未定とのこと。
内容の部分にある、「女性にモテたい一心」で「鉄道マニアの世界に足を踏み入れる」という設定には、無理があるような気がするのだが・・・コミックの世界では「たびてつ友の会」や「鉄子の旅」といった「鉄道コミック」というジャンルがある(?)が、ドラマの世界で鉄道をメインに取り上げるとなると、古くは「鉄道公安官」や「さすらい刑事旅情編」、あるいは土曜ワイド劇場の西村京太郎鉄道ミステリーあたりくらいしか思い浮かばない。
これらは決して「鉄道マニア」にスポットを当ててはいないので、果たしてどのような仕上がりになるのか、楽しみでもあり、怖くもある。特に「鉄道の描写」にウソ・誤りがないことを祈りたい(「マニア」の目は厳しいからねえ・・・)。

そして、NHK教育ではこんな趣味講座が始まるらしい。

NHK趣味悠々「ようこそ!鉄道模型の世界へ~レイアウト制作入門~」

2月7日からNHK教育で放送が始まる「ようこそ!鉄道模型の世界へ」では、鉄道模型趣味のあこがれともいえる「レイアウト」(ジオラマ)の制作を取り上げている。
「場所」も「お金」もかかるこんな趣味をNHKが取り上げるというのは、やはり「団塊の世代」をターゲットにしているからであろうか。

先日記事にした「鉄子の旅」のアニメ化もそうだが、今年は年初から鉄道に関わるテレビ番組企画が目立っているような気がする。
思い起こせば、2004年にNHK-BSで放送された「列島縦断 鉄道12000キロの旅 ~最長片道切符でゆく42日~」で、「鉄道」が「数字を取れるコンテンツ」として認知されたことが、今の「鉄」ブームに繋がっているのだろうか。

いずれにせよ、これらの「番組」は見逃さないようにしたいと思う。

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