「嬉野日記」を読んで「旅ブログ」のあり方を再考する
本日の水曜どうでしょう公式HPの日記担当は、久しぶりに嬉野Dである。今回の日記も、味わい深い内容であった。
夜汽車の旅の独特の雰囲気、これは経験したものにしか分からないだろう。寝台なのに、ワクワク・ドキドキして眠れなかったという小学6年生の嬉野先生の気持ちは、ものすごくよく分かる。
嬉野先生が小学6年生といえば、昭和46年頃だろうか。当時寝台特急さくらは20系客車で運転されていたはずである(昭和47年に14系客車に変わった)。
20系のB寝台は、寝台幅52センチ、3段寝台で「カイコ棚」と呼ばれ、快適な空間とはいえなかったはずである。それでも、子供だった嬉野先生にとっては「夢の空間」だったのではないだろうか。
そして、急行「はまなす」のお話。カーペットカーに目をつける当たりはさすがである。カーペットカーの中でも、特に「上段」は、「寝台個室」といってもよいほどの空間になっているにもかかわらず、お値段は急行券+指定席料金で乗車できることで、非常に人気が高い。一度は乗ってみたいものである。
と、いつものごとく嬉野先生の日記内容からかけ離れ始めたので、本筋に戻すことにする。
後半部分で嬉野Dはこんなことを書かれている(以下本日の日記より引用)。
ぼくらは、番組以外でもあちこち旅することが多いから、
旅の先々で思いついたことを、いつかまとめてみなさんに紹介すべきなのじゃないかなと、この頃思うようになりました。
(中略)
今の日本という国には、まだまだ好い物がいっぱい残っていて、悪いことより、好いことの方がきっと圧倒的に多いのだろうという、そんな予感がします。そのことに、みなさんと一緒に気づきたいと、この頃強く意識するようになったのだろうと思うのです。
(引用ここまで)
旅の先々で思いついたことを紹介すべきではないか・・・確かに、旅の行程を記載するだけではなく、その場で感じたことを書き記していくというのは、とても大切なこと。いや、本来そうするべきではなかったか?「旅ブログ」を名乗るからには、そんなことまで考えてから記事を書くべきではなかったのだろうか・・・そんなことをふと思ったのである。
かといって、嬉野Dのような「人の心を動かす文章」なんて書けそうにもないので、多少「意識」はしたいと思うが、基本的にはこれまでのスタイルでこのブログは続けていきたいと思う。
「再考する」とタイトルで書きながら、結局「今までどおり」かい!(苦笑)
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