第3セクター鉄道が検討する新たな「周遊券」とは?
旅に出るときに、目的地までの往復を同じ行程で行くというのは、あまり面白みがないと思っている。できることなら、旅の「途中」も楽しめるように、行きと帰りで違うルート・交通機関を使って見たいものである。ただ、そうすると「金額的」にあまり安くあげることが出来ない。
各交通機関が連携して、お得な切符を作ってくれればいいのだが・・・そんな思いを実現しようとしている鉄道会社がある。
会津鉄道、東北新幹線など活用した周遊券を検討(NIKKEI NET)
会津鉄道は、旧国鉄会津線を引き継いで誕生した第3セクター鉄道である。同じ第3セクター鉄道である野岩鉄道を経由することで、東武鉄道とも接続しており、首都圏と会津地方を結んでいる。
記事によれば、2年前の春から運転を始めた、JR新宿駅と東武鉄道鬼怒川温泉駅を結ぶ直通運転の特急「きぬがわ」「スペーシアきぬがわ」を使い、さらに東北新幹線も使うことで、東京―郡山―会津若松―鬼怒川温泉―新宿を1周するルートで利用できる周遊券を作ることで、JR東日本ほか関係各社へ打診し、協力を呼びかけているとのこと。
現在、会津鉄道では東武鉄道浅草駅から、野岩鉄道・会津鉄道を経由して、JR只見線・磐越西線会津若松駅までの往復割引乗車券「会津往復列車たびきっぷ」を発売している。
このきっぷの延長線上に今回の「周遊券」企画があるということになるだろうか。
会津鉄道には、元名鉄の気動車特急「北アルプス」で使用されていた車両が「AIZUマウントエクスプレス」として活躍しているので、一度は乗りたいと思っている鉄道である。
今回の「周遊券」企画が成立したら、ぜひとも利用したいものである・・・でもその前に待ちきれずに乗りに行ってしまいそうだが。
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コメント
「東京―郡山―会津若松―鬼怒川温泉―東京」という周遊券、開業直後はありましたよね・・・
よほど利用が少なかったのか、早々と消えていった記憶があります。
投稿: | 2007.08.01 22:24
コメントありがとうございます。
過去に同じような周遊券が存在していたのは知りませんでした。
やはり切符を作るだけでなく、観光プロモーションも絡めていかないとなかなか利用促進にはつながらないでしょうね。
今度の切符は長く発売され続けて欲しいものですね。
投稿: K_S | 2007.08.02 07:03