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2007.08.19

「大鉄道博覧会」見学の旅

モブログでもUPしたように、今日は両国にある江戸東京博物館で開催されている「大鉄道博覧会」を見に行った。

本当は、先週11日に行く予定を立てていた。その日は、SUPER BELL"Zのライブが行われており、チケットも取って準備万端だったのだが、仕事の都合で結局行くことが出来なかったのである。

ライブはその日だけだが、博覧会は9月9日(日)まで開催されているので、見に行こうと思い立ち、土曜日朝、家を出た。

東京までの「足」は、おなじみ「青春18きっぷ」を使っての在来線乗り継ぎである。米原・豊橋・浜松・島田・熱海と順調に乗り継ぎ、東京には17時過ぎに到着。この日は移動だけで、宿に入った。

日曜朝、9時少し前に宿を出て、駅で朝食をとった後、最寄り駅である両国駅へ。

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駅から歩くこと3分、江戸東京博物館のチケット売り場に到着。
「大鉄道博覧会」単独のチケットと、常設展示も観ることが出来る共通券の2種類が販売されており、せっかくなので共通券を購入(1,520円)。

まずは、1階の「大鉄道博覧会」を見る。

自動改札にチケットを通して、中に入ると、鉄道の開業からの歴史がさまざまな展示物やパネルで紹介されている。中には、明治40年に製作されたSL「下工弁慶号」や、特急「つばめ」の展望車「マイテ49」(一部再現)、大型の鉄道模型、実際に使われていた鉄道部品などが展示されていて、見ていて飽きない。

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下工弁慶号

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マイテ49

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ずらりと並ぶ鉄道模型

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「自動」ならぬ「手動券売機」
※その他画像は、後ほど「マイフォト」でまとめてUPしたいと思う。

興味深かったのは、国鉄の車両設計者であった星晃さんのコーナーである。ご本人のインタビュー映像が流れているほか、パネルで「旅客者を設計するにあたっての哲学」が紹介されている。

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その中には、
・鉄道趣味人であるからこその着想を活かす
・どう決めてもよい場合に鉄道趣味知識を活かす
といった記載があって、思わずニヤリとしてしまう。

鉄道模型のレイアウトやジオラマの展示コーナーもあり、VTRで鉄道模型についての紹介もなされていた。

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展示コーナーを抜けると、グッズ販売のコーナーがあるのだが、これがまた非常に充実している。

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「ますのすし」や「かにめし」などの全国有名駅弁の販売コーナーや、「鉄道模型を作る」(レイアウト展示あり)のコーナー、「鉄子の旅」DVDのCM映像の前に銚子電鉄の「ぬれ煎餅」が売られていたり、「鉄子の旅」コミックや鉄道関連本やポストカードなど各種鉄道グッズ、さらには鉄道模型まで販売されており、目移りしてしまう。

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結局、「ぬれ煎餅」と「図録」を購入。

続いて、エレベーターで6階に上がり、今度は常設展示を見ることにする。中に入ると、復元された「日本橋」があり、それを渡っていく。

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渡った先では、特集展として「後藤新平展-近代日本をデザインした先駆者-」が行われていた。
後藤新平といえば、初代の鉄道院総裁であり、以前九州を旅したときに乗車した「いさぶろう・しんぺい」にも名前がつけられている。
それだけではない。この方の経歴は多種多様にわたっている。
いくつか箇条書きしてみる。
・医師として、遊説中に刺された板垣退助の診察をしていた。
・南満州鉄道の初代総裁として、鉄道の広軌化を進めた。
・鉄道院総裁として、国内の鉄道の広軌化を行おうとした。
→このときの広軌化案を作ったのが島安次郎で、その息子である島隆が、戦後新幹線の開発に携わることになる。
・東京市長に就任し、市政改革を行った。
・関東大震災直後に帝都復興院総裁として震災復興計画を立案した。
→規模は縮小されたものの、幹線道路や公園の整備など、現在の東京の基になるインフラ整備がここで行われた。
・社団法人東京放送局初代総裁となり、日本発のラジオ放送を開始した。
・少年団日本連盟(ボーイスカウト)の初代総裁を務めた。
こうして列挙するだけでも、まさに「近代日本をデザインした先駆者」の言葉が見事に当てはまる。「大鉄道博覧会」の内容よりもこちらの方が興味深く観ることが出来たように思う。後で「図録」も購入した。

他の常設展示も、「中村座」正面部分の原寸大復元があったり、人力車・ダルマ自転車の体験が出来たり、精細な模型や復元物もたくさんあり、こちらも見ていて飽きることがない。

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中村座正面(復元)

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人力車

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ダルマ自転車

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ニコライ堂模型

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浅草電気館模型

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凌雲閣模型

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街頭テレビ

気がつけばかなりの時間をこの中で過ごしていた。もっとじっくり見ていたいところではあるが、そろそろ帰りの電車も気になってきたので、博物館を後にする。

その後は、再び在来線を乗り継いでいたのだが、さすがに体も限界を感じてきたので、名古屋からは新幹線を利用することにしたのだが、落雷による信号トラブルの影響でダイヤが乱れており、乗車した「のぞみ」も30分以上遅れて新大阪駅に到着。さらに、乗り換えた在来線もダイヤが乱れており、予想よりも遅い帰宅となってしまった(まあ、それでも在来線乗り継ぎオンリーよりは早く帰宅できたのだが)。

主目的の「大鉄道博覧会」ももちろんよかったのだが、それ以上に「江戸東京博物館」自体が非常に楽しめる施設であったのは、今回の旅の大きな収穫であった。また機会があれば訪れて見たいと思う。

参考
江戸東京博物館サイト

大鉄道博覧会オフィシャルページ

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