「Music Respects 夢スタ!~歌が生まれる瞬間~」を見る
どうでしょうさんのDVDを一生懸命見ていて、すっかり放送があることを忘れていた「Music Respects 夢スタ!~歌が生まれる瞬間~」。
あわてて、チャンネルを合わせ、頭5分欠けくらいで最後まで観ることになったのだが、HDDレコーダーに「スターダストレビュー」をキーワードとして登録していたおかげで、後で全編見ることが出来た。その感想みたいなものを少し書いてみようと思う。
番組のオープニングは、8月30日にザ・シンフォニーホールで行われたスペシャルアコースティックライブのオープニング、添田啓二さんのパイプオルガンから始まった。
ナレーションは、根本さんとも関係の深いイッセー尾形さん。
そして、1曲目の「Amaging Grace」のアカペラ。でも、フルコーラスでは聞かせてくれない。ナレーションがかぶり、Web TVの説明映像に切り替わる。
説明のナレーションは、また別の方が担当。
6月19日に行われたというWeb TVの第1回目の収録の様子が流れる。オープニングの「スターダストレビューです!」の挨拶がそろわない(笑)
Take2でようやく挨拶がそろい、第1回目のWeb TVの内容が少し流れる。画面構成も、HPのストリーミング画面のようなデザインになっている。
そして、アコースティックライブの「Wake Up My Heart」の映像と共に、メンバーが紹介され(テロップ紹介)、番組のオープニングとなる。ここで使われているBGMは、アルバム「31」の1曲目「Spice of Life」のイントロ部分である。
次は、アコースティックライブから1曲。「木蘭の涙」である。こちらはフルコーラスが流れていた。やはり今のスタレビを説明する上では欠かせない曲ということもあるのだろう。たまたまテレビをつけていた視聴者も、この曲を聴けば「チャンネルはそのまま!」になる可能性も高いように思う。
次は、またWeb TVの映像。こちらは第2回のオープニング、根本さんが毎回即興で作るオープニング曲の部分が流れる。
続いて、アコースティックライブの映像「夢伝説」をバックに、ナレーションでスタレビさんのCMソングについての話がなされ、次に出てきたのが懐かしい「カルピス」のCM映像である。さらに、「メニコン」のCM(曲は「Be My Lady」)、さらに「シチズン」のCMまで流れた!
1981年、シチズンのCMといえばそう!スタレビさんのデビュー曲「シュガーはお年頃」が使われているのである。これはかなり貴重な映像ではないだろうか。
そんなCM映像をバックに、CMソング作りについてのナレーションが入る。通常はテレビ用の映像ありきで、それにあわせた曲作りをするのが普通なのだが、「もっと違った形にチャレンジしたい」ということで、生まれたのが今回の企画「うたマーシャル」である。
「うたマーシャル」とは、
スタレビが企業のリクエストに応じて
オリジナルCM曲を作り
その曲に映像を付ける!
スペシャル企画
(以上、番組テロップより引用)
そして、出来上がった曲をザ・シンフォニーホールでのアコースティックライブで披露される。そんな企画にスポンサー4社が手を上げて、企画がスタートする。
そして、CM作りの第1歩として「オリエンテーション」が行われる。こちらも、Web TVで放送されたものと同様である。オリエン終了後の、根本さん・スポンサーそれぞれの感想部分がやや「増量」されていたように思う。
Web TV3回目のオープニング映像の後は、なぜか阪神タイガースの下柳投手のインタビューが。下柳さんとスタレビさんの関係は、高見知佳さんの紹介で食事をしたのが始まりだそうで、下柳さんがマウンドに上がるときの曲は、「Running」である。
次は、実際の曲作りの作業の様子。メロディ完成後は、添田さんによるアレンジ作業。根本さんの要望にあわせて、アレンジを作り上げていく。大変な作業だと思うのだが、ひとつの曲が形になっていく作業というのは、やっていて面白く、やりがいもあるのだろうなあと思った。
メロディとアレンジが出来上がったところで、スポンサーへのプレゼンテーションが行われる。スタジオで、根本さんが「ララララ」とメロディを歌い(歌詞がないので)、スポンサーにイメージの確認を行う。スポンサーの反応も上々だったのだが、歌っているときに作ったときのメロディとちょっと違うように歌っていたことをバラす根本さん。歌詞が付くと、さらに変化して形になっていくし、ライブではさらに「進化」を遂げることも多いのが、スタレビさんのサウンドではないかと思う。
続いて、レコーディング。コンピューターで作り上げたアレンジが、スタレビさんの生演奏に置き換わっていく。最後にはコーラスをつける作業が行われる。マイクを囲んで、コーラスする映像は、なかなかお目にかかれないのではないだろうか。
またまたWeb TVの映像(第4回のエンディング)が流れ、その後ザ・シンフォニーホールの紹介がなされる。残響2秒のクラシックホールということで、スタレビさんはライブで演奏する曲をすべてアコースティックバージョンにリアレンジ。スタジオでメンバー全員が演奏しながら、リアレンジしていく様子が流れる。根本さんがこう言う。
「原曲のイメージを崩す方向に持っていった方がいいんじゃないの?」
そこで、ドラムの寺田さんはスネアドラムをペルーの木製打楽器・カホン(箱馬みたいな木製の箱で、中央に穴が空いている)に変え、カホンに座って演奏。あのステージの「箱」は、ちゃんとした楽器だったのか・・・今はじめて知った(苦笑)。
そしてライブ前日、ザ・シンフォニーホールの楽屋口にABCのマイクロバスでスタレビさんが到着。入念なサウンドチェックが行われる。残響2秒が「気持ちいいくらいに響く」と感じた根本さん、リハーサルも無事に終えることが出来たようである。
そして、当日のザ・シンフォニーホールの様子が流れるのだが、開演前の行列がすごい。開園まで1時間以上あるというのに、ホールを取り囲むように並んだ人数は何と1000人以上!!
客入れが始まった頃、スタレビさんの楽屋では根本さんが歌いまくっている。さらに、メンバー全員で、アカペラコーラスの練習を本番直前まで行っている。こういう姿もなかなか見る機会がないと思われる。
そして、いよいよライブ本番。
「夢伝説」から始まるライブ映像。8000名以上の応募者から1400名が幸運のキップを手にしたというナレーションが入る・・・ペアで1400名だから、応募は半分の4000名強ということなのだろうか?(まあ細かいことはどうでもいいのだが)。
「夢伝説」は1コーラス流れて、その後「Stand by Me」「トワイライト・アヴェニュー」「愛の歌」が、少しずつ流れる。もうちょっと聴かせてくれればなあ・・・でも、「愛の歌」は最後のコーラス部分はしっかり流れていたのでそこはとてもよかった。
次に、「うたマーシャル」の演奏である。
ライブレポの記事でも書いたが、マル秘資料を元に各企業のオリエン内容を紹介したのちに曲の演奏に入る。少しだけだが、根本さんのMCが入っているのがうれしい。
曲は、実際の演奏の途中で、ナレーションが入り、曲演奏がCM映像に差し変わる。当然アレンジが「アコースティック」と「オリジナル」なので、多少のズレはある。時間の都合と、「うたマーシャル」という企画を考えると、こういう編集もありなのかもしれないが、曲は曲、CMはCMで見たかったなあという思いもある。
ライブ後半の「盛り上がった」様子は放送されることなく、ライブ終了へ。
楽屋に戻った後、「楽しい」「気持ちいい」とおっしゃっていたスタレビの皆さん。もちろんあの場にいた観客すべてが同じように思ったに違いないだろう。
打ち上げ会場の様子も流れていたが、あの場所は恐らくザ・シンフォニーホール近くのお店ではないかと思われる(店内の様子を見たところ行ったことがあるような気がする)。
番組の最後には、「25年に一度の大感謝祭DVD」のプレゼント告知が行われていた。この放送を見て「スタレビのライブ映像をもっと見たい!」と思った方は多いと思われるので、応募は必至だろう。でも、本当は今回のスペシャルアコースティックライブの映像がもっと見たいのだが・・・。
今回の「夢スタ!」企画も、これで終了ということで、特設サイトの方も2007年10月9日(火)に閉鎖されるとの事。それまで、今回の「うたマーシャル」の映像が配信されているので、ぜひお見逃しなく!(別にWeb TV&ABCの回し者ではないのだが)。
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