「メントレG」に大泉さん2回目の出演

10月より放送が始まった「暴れん坊ママ」（フジテレビ系）の宣伝を兼ねて、大泉洋さんが「メントレG」に上戸彩さんと出演されていたので、見ることにした。

2006年7月に1度出演している大泉さんは2回目の出演となる。
「楽屋訪問」では、その前回も紹介された携帯用洗浄ボトルが登場。TOKIOメンバーに中国土産を買ってきた上戸さんとの扱いの違いを見ても、「ああ、いつもの扱いね」と思ってしまう。

本日のテーマとして設定されたのは、「ドラマ発競演で夫婦役を演じる2人にお互いをよく知ってもらおう！」ということで、お互いが持つエピソードをクイズ形式で紹介する形となっていた。

その前に、大泉さんの情報として、前回出演時はウィークリーマンションだったのだが、今は賃貸に移ったとの発言があった。国分太一さんに「住所教えてください」といわれて、

「何で住所言わなきゃいけないんだよ！バカ！」
「テレビで住所言うタレントがいるか！バカ！」

と番組開始早々から全国ネット番組出演時のいつものパターンにはまる大泉さん。さらに追い討ちをかけるように、「北海道を捨てた男なの」といわれて、

「捨ててねぇよ！」

さらに「北海道捨てたのはカレ！」と、松岡昌宏さんを指差す大泉さん。さらに「北海道出身なら、テレビでシャケを食うべきだ」などとおっしゃる。そして「始まって5分で大ゲンカ？」というテロップまで出されてしまう。

いい加減このパターンは止めた方がいいんじゃないかなあと思うのだが・・・まあ分かりやすいといえば分かりやすいのだが。

そしてようやくテーマに沿った「クイズ」が始まる。

まずは大泉さんの小学6年生の写真が出され、当時のあだ名「○○番長」を当てるという問題が出題される。
まずは上戸さんが「クリクリ番長」と回答。
まだこの写真では「モジャっていない」大泉さん。上戸さんに「（頭）巻いてるんですもんね！」といわれて「巻いてるんじゃない！」と否定するが、国分さんに「キャラ作り？それ？」といわれた大泉さんは、

「何でオレがデビューする時に、『君天パーで行っちゃおう！』ってそんなむちゃくちゃなキャラ作りねーだろ！」

・・・ごもっともである。

その後「おしゃべり番長」（国分さん）「口先番長」（山口達也さん）「ウィークリー番長」（長瀬智也さん）という回答があったものの、答えは出ず。正解は「お笑い番長」であった。
大泉さんは中学入学時に、隣の小学校で一番面白かったという男と「お笑い対決」をしようといわれたそうである。

続いての写真は上戸さんの写真が何点か登場するのだが、明らかに大泉さんの写真とは扱いが異なる。大泉さんも「今後こういう感じでボクと比べられていくの？」と質問するのだが、まさにそのとおりの展開となる。

上戸さんの最初のクイズに、一発で解答してしまう大泉さんは、「もうちょっと空気読んで欲しかったな」といわれ、「ゴメンナサイ・・・」とへこむ。次のクイズでは、「当てたらヤバイですね」といいながら、答えがハズレてホッとした表情を見せていた。

次の大泉さんの写真は、中学生のときの写真。これもよく見る写真である。高校生のときの写真のところでは、東京へ行った当時の彼女との話を延々と語っていたのだが、周りの空気がかなり微妙であった（苦笑）。みんな聞き入ってしまって、何のリアクションもなく、大泉さんはかなりあせってしまったのではないだろうか。

上戸さんのデビューのきっかけ話の後は、大泉さんのデビューの話・・・となれば、出てくるのはおなじみ「モザイクの夜」の２代目「元気くん」である。その「元気くん」の衣装が次のクイズの問題となっており、上戸さんが見事正解（知っていたのか？）。いつも流れる「元気くん」の映像が流れていた。
さらに、「モザイクな夜」から「水曜どうでしょう」になるまでの番組変遷も語っていた大泉さん。ちなみに番組変遷は「モザイクの夜」→「ニュースジャピャン」（1ヶ月で終了）→「ザ・スプーク」（半年で終了）→「水曜どうでしょう」とのこと。いやあ、間の番組タイトルひどいな（苦笑）。

そして、「水曜どうでしょう」の紹介はいつも以上にたっぷりであった。まず流れたのが「ヨーロッパ21カ国完全制覇」のドイツでの野宿シーン。「ここをキャンプ地とする！」の名セリフはなかったものの、藤村Dの声もたっぷりオンエア。さらに、「だって窓が凍ってますよ」という嬉野Dの声も登場。「窓開いてんの」「やっぱりこの格好（王子のタイツ！）じゃ・・・」のシーンも流れ、出演陣も結構笑っていた。

さらに「原付東日本縦断ラリー」まで流れた。「原付東日本」といえば、もう「あのシーン」しかない。それがクイズとなっていた。

「だるま屋ウイリー事件」という表現は出なかったが、ウイリーして激突するシーンは、かなり受けていた。さすが、どうでミー賞名企画部門第1位だけのことはある。

一方上戸さんのほうは、映画「あずみ」でブレイクしたと紹介される。野宿だ、ウイリーだでブレイクした（？）大泉さんとは、またもや扱いが違う。

大泉さんもすばらしい作品に出ているとして紹介されたのが「ガメラ２」。
大泉さんの出演シーンよりも「オヤジの靴」が気になってしまった（笑）。
クイズの問題としては、この映画での大泉さんの出演カットの数で、本人も知らなかったそうだが「３カット」であった（上戸さん、当てずっぽうで正解）。

「（ガメラ2は）代表作じゃないのよ！」という大泉さんに対して、「もちろん用意してます」と言って出てきたのは、「番頭蛙」（千と千尋の神隠し）と「カカシのカブ」（ハウルの動く城）であった。それも「カカシのカブ」は、王子様に変身する直前でカット。一言も声を発していない。その編集についてぼやく大泉さん。さらには、「カブ」のキスシーンについて「恥ずかしくなかったですか？」と聞かれ「オレじゃねえよ！」という大泉さん。

さすがに、今度は大泉さんの顔が出ている作品を紹介するということで出てきたのは、「ゲゲゲの鬼太郎」の「ねずみ男」である。上戸さんは映像を見て「大泉さんに見えない」とおっしゃっていたが・・・大泉さんにしか見えないのだが（笑）。
大泉さんは、現場での苦労（撮影当日いきなりボコボコにされたり、池に落とされたりした）を語られていた。

その後、上戸さんの歌手活動について紹介し始めたところで、さすがの大泉さんも「差がありすぎない？」と一言。「順番ですから」と言われて、次に出てきたのがTEAM NACSのメンバー、音尾琢真さんからのメッセージであった。NACSの紹介では、メンバー5人の写真の下に「TEAM NACS」「Norts Actors Club Special」のテロップが表示され、「HONOR」の太鼓シーンなどが挿入されていた。
音尾さんの後ろには、「メガネのプリンス」の等身大パネルが設置されており、音尾さんは顔の辺りをバンバン叩きながらしゃべっていた。
また、猫を連れて行って大泉さんを激写したときの写真も公開され、かなりおびえた表情の大泉さんが映っていた。そんな音尾さんのコメントを見た大泉さんが一言。

「音尾は完璧クビですね！」

その後、上戸さんへのメッセージで登場したのが武田鉄矢さん。
テレビで大泉さんを見た武田さんは「オーラがない」と断言。さらに上戸さんには「共演の男とはテキトーに上手くやるように」とまでいい、大泉さんは「ボクあんなに（金八先生を）見てたのに！」と頬を膨らませてご立腹。さらに「お前はオーラがだい！」とちょっと金八風におっしゃったところで、「メントレレストラン」のコーナーへ。その切り方はどうだ？

メントレレストランでは、大泉さんの大好物として「六厘舎」（品川区大崎）の「つけめん」と、「マジックスパイス」の「スープカレー」が登場していた。「スープカレー」は、上戸さんも大好物との事。「マジスパ」さんは、札幌で1度食べたっきりである。見ていると久しぶりに食べたくなってくる。

メントレレストランの結果は、「メントレG」のホームページを見ていただければと思う。このページには、「メントレレストラン」の3品の紹介の他、「楽屋訪問」の情報も載っている。

基本的に大泉さんの情報としては、既出のものばかりではあったが、どうでしょうさんの映像がきちんと内容が分かるような形で紹介されるというのは、あまりないし（たいていインサートカット程度の扱い）、その流れたシーンで他の出演者が笑っていたということが、どうラーとしてはうれしかった。あの2つのシーンを持ってきたあたり、スタッフの中にも「いる」ことは間違いないだろうねえ。