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2007.10.11

「旅好き、電車好き、ローカル好きの人必見の番組」を見る

帰宅して何気にHDDレコーダーで番組表を検索していたら、ふと目にとまった番組があった。
番組の内容を見てみると、かなり「ツボ」にはまりそうだったので、すぐに録画予約して、そのままリアルタイムで視聴した。

その番組とは・・・「ロバスの旅」。「ロハス」ではない、「ロバス」である。

スカイパーフェクTVのEXエンタテイメント(Ch.275)で今月から始まった番組で、出演者はコラムニストの泉麻人さん。泉さんといえば、「テレビ探偵団」(TBS)の「私だけが知っている」コーナーを思い出す方もいらっしゃるのではないだろうか(本名の「朝井泉」で出演されていた)。

その泉さんが、ローカル鉄道・路線バス・ローカルフードを楽しむ旅をする番組が、この「ロバスの旅」である。

第1回は、岐阜県の第3セクター「明知鉄道」を紹介している。
鉄道の旅を紹介する番組であれば、他にもいろいろあるのだが、そこは泉麻人さんが進行役ということもあって、番組の最初からちょっと変わっている。

オープニングの後、打ち合わせシーンが少し流れた後、いきなりイラストアニメーションで「コラム天気予報のテーマ」(歌/泉麻人)が流れ、いきなり天気予報が始まる。

実は泉さん、気象予報士の資格をお持ちで、今回のロケ地に台風が近づいていることを天気図を基にかなり本格的に解説。

そして、ようやくロケへ。
まずは、名古屋駅から「セントラルライナー」に乗車して、明知鉄道の始発駅である恵那を目指していたのだが、急に思い立って中津川駅で下車。理由は昭和53年に廃線となった「北恵那鉄道」の廃線跡をたどるためだという。

地元の人に聞いて、北恵那鉄道の終点であった下付知駅跡を発見。ここで、泉さんはこの鉄道の近くで行われた「全日本フォークジャンボリー」について少し語る。SLに引かれた客車列車の中で、ギターを弾いて歌っている若者たちの古い映像が挿入される。フォークジャンボリー会場の映像も流れ、その世代の人たちにとっては懐かしく感じるのではないかと思われる。
さらに、北恵那鉄道で使われていた橋梁が残っている場所も訪問。道路にならずそのままの姿で残っていて、今にも列車が走ってきそうな感じがする。

その後昼食(味噌煮込みうどん)をとった後、ようやく目的の恵那駅へ。明知鉄道の車両「アケチ10形」に乗車して向かった先は岩村。ここは岩村藩の城下町で、昔の町並みが残されており、国の重要伝統的建造物群保存地区にもなっているそうである。

町を散策し、「夜行タスキ着用推進の町」という看板の写真を撮ったり、いくつかのお店に立ち寄って、飲み食いしたりと、町を堪能。古い銀行を利用した店舗や昔懐かしい広告物の展示などもあって、行ってみると結構楽しめそうな感じを受けた。

再び明知鉄道に乗り込んで、終点の明智駅へ。
会社名の「明知」と駅名の「明智」の字が違う理由は、会社名が旧国鉄の路線名から取られたのに対して、駅名は恵那市に合併された後の町名「明智町」に合わせたからだそうである。

この明智町は、昭和59年に「日本大正村」として立村。大正に限らず古い建物を保存して町おこしを行っているとのこと。

ここでもいろんな町の風景を撮影していく泉さん。撮影された写真を見ていると、こちらの町もいい雰囲気をかもし出していて、訪れてみたいと思わせてくれる。

その後宿に入り、料理を堪能して一泊。翌朝はいきなり「虫捕り」をはじめる泉さん。そこで今日の番組は終わり。次回予告では路線バスに乗る姿と、虫捕りをいろんな場所で行う泉さんの姿が見られた。

「鉄道モノ」「乗り物モノ」の番組としては、物足りない感じもするが、町歩きの部分は自分でもよくやる旅のスタイルなので、今後の旅の参考になるような気もする。放送を忘れなければ、今後も見ていきたいと思う。

参考:EXエンタテイメント「泉麻人 ロバスの旅」(番組HP)

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