「あなたも一日ミュージシャン体験!」に参加する
以前記事にしたデアゴスティーニの「『週刊 マイミュージックスタジオ」。
記事にした後に、CyberBuzzから商品発売を記念した限定イベントのお知らせが届いたので、申し込んでみたところ当選したので、本日そのイベントに参加してきた。
イベント開催場所は、東京・築地にあるデアゴスティーニ・ジャパン。
朝、大雨の神戸空港から飛行機で羽田へ、イベントの受付開始までは、雨の中をいろいろとめぐって時間をつぶした後(これについては後ほど記事にする予定)、会場にたどり着いた。
受付を済ませ、会場に案内されると、そこにはこんな風景が。
大きなスクリーンが前にあり、テーブルの上にはパソコンが置いてある。これを使って今回のイベントに参加することになる。
もちろん、「週刊マイミュージックスタジオ」創刊号も置かれている。
そして、部屋の壁面にはこれまでにデアゴスティーニ・ジャパンが発行してきたパートワークの全てが飾られている。
いろいろ見ていると、初期に発売されたパートワークの中に購入したことがあるものを発見。
「ENGLISH FOR YOU」。英語学習のパートワークである。付属しているのがCDではなく「カセットテープ」であるところが、時代を感じさせる。
また、部屋の周りを見渡すと、いろんな模型が展示されている。これらも全てデアゴスティーニ発行のパートワークを全て購入すると出来上がるものばかりとのこと。
先日実物を見た(記事はこちら)C62 2号機の模型もある。
手前の戦艦大和は、本当によく出来ている。
そうこうしているうちに、参加者が続々と集まり、いよいよイベントのスタートである。
まず、サイバーバズの担当者やデアゴスティーニ・ジャパンの担当者からの挨拶と、デアゴスティーニについての説明が行われた。
「デアゴスティーニ」という名前は、創業者・ジョバンニ・デアゴスティーニからとられたそうで、1901年に地理学研究所として創業したそうである。1959年にパートワーク形式の出版物を発行し、日本には1988年に参入し、今年で20周年。これまでに97タイトルが発行されているとの事。
「knowledge for life」をスローガンに、「意欲があればどなたにでも始められるように(パートワークを)作っている」そうである。
その後、この「マイミュージックスタジオ」の監修を手がけられた小川悦司さんによる商品説明がスタートした。
今回の「マイミュージックスタジオ」に使われているソフトは、「Singer Song Writer」。
国産ソフトとしてもメジャーなこのソフトのパッケージ版(現在最新版は8.0)に、使いやすい機能を加えたオリジナル版が使われているそうである。
以前の記事にも書いたとおり、ソフトの機能が全て使えるようになるには、50号まで買い揃える必要がある。各号の内容がそのままソフトの「説明書」にもなっているので、途中が抜けるとつらいのでは、とのことであった。
また、ソフトMIDI音源として「VSC(Virtual Sound Canvas)」もついてくる。こちらの方は最初から902音色+26ドラムセットが機能制限なしで使える。これはかなりお得感がある。
さて、内容は6つの章に分けられている。イベントでの説明順序と異なるが、ここでまとめておくことにする。
・ミュージックプロジェクト
ソフトの使い方をマスターするこのパートワークのメインコンテンツ。付属するCD-ROMに映像ガイドが入っており、それでアウトラインをつかんだ後に、同じくCD-ROMに収録されている素材を使って学習していくことになる。1回約30分程度で学べるようになっている層である。
・音楽アラカルト
音楽の知識を深めることの出来る内容に成っており、第1回目では「世界の音階を楽しむ」という内容で、CD-ROMにも中近東系音階や琉球音階による「ある童謡」が収録されている。
・マイ・サウンドラボ
周辺機器やソフトの紹介等のコーナー
・この1曲、大解剖!
ヒット曲をさまざまな角度から分析。第1回はサザンオールスターズの「TSUNAMI」についての分析。3号では「世界に一つだけの花」、5号では「サウンド・オブ・サイレンス」が紹介されるそうなので、5号は絶対買い!(個人的に)。
・ワーズワード
音楽制作で知っておきたい専門用語や音楽用語の辞典。
・サウンド・インデックス
ソフトMIDI音源に収録されている楽器についての紹介。CD-ROMには音色のサンプルサウンドも入っている。
イベントでは、1月21日夕方から放送されるという「マイミュージックスタジオ」の30秒CM2パターンが流された。
パートワークのCMの「王道」といってよい内容であった。画面の右手にいらっしゃる方が、小川さんである。
そしていよいよ、ソフトを使ったレクチャーが始まる。
まずはソフトを起動し、今回の学習素材を読み込む。
今回の題材は、ベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」。名曲である。ちなみに、各号ごとに有名な曲が題材となっているそうなので、学ぶのも楽しいだろう。
画面の上部がMIDIトラック、画面の下がオーディオトラックになっており、創刊号では下のオーディオトラックのみを使用する。
CD-ROMに入っている素材(WAV)を各トラックに読み込んでいくと、あっという間に「スタンド・バイ・ミー」が完成していく。
あまり詳しく解説すると、「創刊号」の内容をそのまま紹介する形になってしまうので、このくらいにしておく。
最初は、素材の貼り付けで曲を作っていくことからスタートするので「楽器が出来ない」人でも全く問題なく楽しむことが出来るはずである。
途中10分ほどの休憩を挟みながら、約2時間。あっという間にイベントも終わりの時間となった。アンケートを記入して、お土産をいただいてイベント終了である。
ちなみに、いただいたお土産はこちら。
「マイミュージックスタジオ」創刊号+バインダー(バインダーは創刊号に1つついてくるとのこと)と、今発売中の「地球の鉱物コレクション」創刊号である。
ちなみに、「鉱物コレクション」の創刊号に入っているのは「アメジスト」の原石である。
こういったパートワークはどうしても途中で挫折しやすいものである。
しかし、今回のイベントのように1回でも「講習」のようなものを受ければ、続けられそうな気がする。もちろん、購入者全てに対して実施することは出来ないだろうが、販売促進の手段として、「創刊号を使った講習会イベント」というのは、アリだなあと感じた。
「ENGLISH FOR YOU」はすぐに挫折してしまったのだが(苦笑)、今回の「マイミュージックスタジオ」は続けていけそうな気がしている。
参考:マイミュージックスタジオ公式サイト(http://www.de-club.net/mms/)
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- 2025年3月ABC IDOL×2公演に行ってきた(2025.03.27)
- 2025年3月八木沙季さん(さきぴょん)関西凱旋~三ノ宮&和歌山に行ってきた(2025.03.26)
- 2025年2月遠征その3~ABC IDOL×2~(2025.02.27)
- 2025年2月遠征その2~さきぴょん対バン&ワンマンライブ~(2025.02.20)
- 2025年2月遠征その1~横浜日帰り+α~(2025.02.06)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「CUT」2019年2月号、特集は「『水曜どうでしょう』 今、4人が語る22年」(2019.01.19)
- 「大泉エッセイ」が文庫化!書き下ろし追加収録ありというので買ってみた(2015.04.25)
- 「鉄子の旅」を生んだ「月刊IKKI」が休刊へ(2014.07.20)
- おそらく日本初・鉄道専門コミック誌「COMIC鉄ちゃん」創刊(2014.07.16)
- 「青春18きっぷ」特集雑誌を買ってみた(2014.07.02)
コメント