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2008年2月

2008.02.29

温泉で「文豪気分」を体験しよう

温泉宿で「カンヅメ」になって作品を執筆する・・・そんな「文豪気分」を有馬温泉で体験することが出来るようである。

文豪気分で自分史執筆 有馬温泉に新サービス(神戸新聞)

記事によれば、有馬温泉の二十六の旅館やホテルが加盟する有馬温泉旅館協同組合が、定年退職を迎えた団塊の世代をターゲットに、宿泊しながらこれまでの半生を振り返って執筆してもらう「自分史プラン」を3月から始めるとのこと。

自費出版を請け負う編集プロダクションの協力を得て、2泊3日・4泊5日・6泊7日の3プランを用意。それぞれ、「自分史の目次を作る」「おおまかな筋書きを書く」「校正や出版計画を立てる」という内容になっている。

滞在中には編集者との打ち合わせがあったり、執筆具合をたずねる電話を入れて、締め切りに追われる気持ちを味わうことができる。また、旅館の従業員からは「先生」と呼ばれ、執筆の進み具合を見にきたり、夜食を差し入れたりしてくれるので、気分はまさに「文豪」である。

実際に執筆した原稿は、編集者が手直しし、印刷して自宅に郵送してくれる。
このプラン、料金は宿泊費とは別に一万五千-三万円程度ということなので、「自分の本を作る」という体験料としては、意外とリーズナブルかもしれない。

参考:有馬温泉観光総合案内所

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2008.02.28

山陽・九州直通新幹線は「グリーン席」付き

一つ前に初代新幹線「0系」の塗装変更についての記事を書いたが、今度は最新車両の話題である。

3年後に直通運転を開始する山陽新幹線と九州新幹線に導入される新しい車両のデザインなどが発表された。

山陽・九州新幹線直通用車両のデザインなどについて(JR西日本:JRニュース)

上記JRニュースによれば、新しい車両はN700系をベースに作られており、九州新幹線の急勾配に対応するため全ての車両が電動車であるほか、全席禁煙、モバイル用コンセン置、車内防犯用カメラなどの設備を備えている。

編成は8両編成で、普通車自由席3両(2&3シート)、残り5両のうち1両(6号車)は半室グリーン席になっており、他は全て普通車指定席(2&2シート)となっている。

現在九州新幹線の全車両と山陽新幹線の「レールスター」車両にはグリーン車はない。この新しい直通用車両で登場する「半室グリーン」というのは、在来線ではあったが新幹線では初登場ではないだろうか。

まずは今年の秋にJR西日本が先行量産車を製造し、山陽新幹線管内で各種試験を実施するとのこと。果たしてどんな車両に仕上がるのだろうか、今から楽しみである。

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2008.02.27

あの「白と青のツートンカラー」復活!

以前記事にした新幹線「0系」の引退が今年11月にせまるなか、JR西日本がファンにはちょっとうれしいことをやってくれるようだ。

新幹線0系車両の塗色変更について(JR西日本:JRニュース)

上記JRニュースによれば、現在残っている0系のうち、3編成の車両色を開業当初の車両色(白/青のツートンカラー)に変更するとのこと。3月から改装工事に着手し、平成20年6月下旬を目途に3編成の塗色変更を完了すると共に、それ以外の0系については6月ごろまでに順次廃車になるという。

往時の「16両編成」ではなく「6両編成」ではあるが、新幹線といえばこの色!という白と青のツートンカラーを再び見ることが出来るというのはうれしいことである。

一方で、現在の車両色の車両は6月ごろまでにはなくなってしまう。
出来れば現車両色と復元車両色が並ぶ姿を見てみたいものである。

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2008.02.26

2泊3日「海」の「外」への旅(3)

旅3日目、最終日である。
朝食をとった後、歩いて尖東駅のカスタマーセンターへ向かう。
昨日目いっぱい使った「オクトパス」を返却し、払い戻しを受けるためである。
窓口の女性に、「Refund」と一言告げて「オクトパス」を渡すと、機械にかざして残額を確認する。こちらに向けられた小型ディスプレイに金額が表示され、「OK」と言うと、レシートと共にお金が返ってきた。

Refund

昨日途中で100HK$チャージしたので、チャージ額の合計は200HK$。
残っていたチャージ額が49HK$、50HK$のデポジットから手数料7HK$を差し引かれて、戻ってきた合計額は92HK$であった。つまり昨日1日で、交通機関やコンビニでの買い物で合計151HK$利用したことになる。

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2008.02.25

2泊3日「海」の「外」への旅(2)

旅2日目。
ホテルの朝食を済ませて、ホテルから出ているシャトルバスに乗って最寄の駅まで向かう。

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エスカレーターで地下に降りてから、改札まではかなりの距離があり、動く歩道が設置されている。

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エスカレーターも動く歩道もかなり速度が速い。さらにそこをどんどん歩いていく人の多いこと・・・香港と大阪の人は似ているというのは、こういうところにも現れているように思える。

ようやく尖沙咀駅のカスタマーセンターに到着。ここで、ICカード「オクトパス」を購入する。

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販売価格150HK$の中には100HK$のチャージと50HK$のデポジットが含まれている。
果たしてどのくらい乗ることになるのだろうか。

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2008.02.24

2泊3日「海」の「外」への旅(1)

というわけで、無事帰国でき、携帯電話で撮影した画像もようやく取り込むことが出来たので、今回の旅について書いていこうと思う。

初日、空港でデジタルカメラが壊れるというあまりにも「残念」過ぎる出来事を引きずりながら、飛行機に搭乗。さらに、機内食も2種類あったにもかかわらず、直前で1種類が品切れとなり選択肢すら与えられず、いやな雰囲気のまま、香港国際空港に到着。

広い空港の中を歩き、さらに空港内の列車で移動し、入国手続きの長い列に並び、40分ほどかかってようやく空港のロビーに入ることが出来た。

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別の場所から来る組をさらに待ち、合流したところでようやく空港から脱出。バスで市内へと移動する。

車窓からは空港と市内を結ぶ高速鉄道が走っていくのが見える。出来ることならあちらに乗りたいなあ・・・と思いながら、乗り続けること約1時間。最初の観光地「東華三院」に到着。

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雨が降っているので早速中へ。線香のにおいと煙が立ち込めている。ガイドさんがいろいろ説明してくれるのだが、あまり頭には入ってこない。15分ほど見学時間があったので、ぐるっと見て回ると、どこかでお見かけしたことのある「お顔」を発見。これは押さえておかねば!と、携帯電話で撮影した。

こちらである。

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2008.02.23

乗客増加の「ご縁」がありますように

山口県岩国市を走る第3セクター鉄道「錦川鉄道」。以前乗車したこともあるのだが(そのときの記事はこちら)、錦川沿いを走る、風光明媚な鉄道である。その錦川鉄道が、本日2月23日1日限定で、「それ、魅力!」な企画を実施する。

錦川鉄道:運賃あす限り5円 「ひだまり号」「こもれび号」導入記念 /山口(Yahoo!ニュース-毎日新聞-)

記事によれば、新型車両「ひだまり号」「こもれび号」がこの日に導入されるのを記念して、錦川鉄道全線(川西―錦町間)の運賃が、1回の乗車でなんと「5円」になるとのこと。
ただし、列車は全てJR線に乗り入れているので、岩国まで乗車した場合は別途川西-岩国間のJR運賃(180円)が必要になる。

錦川鉄道も、他の地方鉄道同様厳しい経営状態が続いている。そんな中、新しい車両の披露と、多くの人と『ご縁』になって桜のシーズンなどの観光客増加につなげていきたいというのが、今回のイベントを企画した狙いとのこと。

ちなみに、川西-錦町間の普通運賃は930円である。もしこのイベントに参加される方がいらっしゃったら、ぜひとも乗るだけではなく、売店で何か購入するなど、少しでも錦川鉄道の売り上げに貢献していただければと思う。

もっといいのは、桜の季節などに再び錦川鉄道を訪れることだろう。
そういえば、錦町から先の未成線跡を利用した「とことこトレイン」が、3月20日から運行を再開するそうなので、これにあわせて乗りに行くのもいいかもしれない。

参考:錦川鉄道

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2008.02.22

2泊3日「海」の「外」への旅(0)出発前・問題発生の顛末

モブログでもUPしたように、現在旅の途中である。それも、「海外」。
本来であれば、旅の模様を1日ごとに記事にすべきところなのだが、今回、旅の出発時点で「ある問題」が発生してしまったため、今回は帰国後にまとめてUPする形になる予定である。

で、今回は、その「ある問題」についての顛末を書いていきたいと思う。

今回の旅の行き先は「香港」、社員旅行である。正直なところあまり香港に興味はなく、オプションツアーも全く申し込んでいない。初日と3日目は、バスで市中引き回しになるので、完全自由となる2日目に、現地のIC乗車券「オクトパス」を使って、いろいろと乗り物に乗ってみようというプランである。

いろんな乗り物に乗るとなれば、デジタルカメラによる「撮影枚数」もかなり増えることが予想される。現状デジタルカメラに入れているメモリカードの容量は256MB。さすがにコレは少ないと以前から思っていたのだが、今回の旅をきっかけに容量の大きなカードを買おうと、旅の前日にヨドバシカメラで2GBのカードを購入した。

以前、せっかく充電したにもかかわらず、デジタルカメラを持って出るのを忘れてしまったことがあったので、今回は前日のうちからかばんの中にいれておいた。これで準備は万端である。

出発当日。
早朝に家を出て、リムジンバスで関西空港へ。チェックインを終え、セキュリティゲートのところで、パソコン類をかばんから取り出してトレーに入れる。そのときになぜかデジタルカメラも一緒にトレーに入れてしまった。今思えば、これが今回の「悲劇」(?)の始まりだったのだが・・・

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旅に出ます!

旅に出ます!
朝からかなり凹む事態発生も、飛行機は定刻通り出発。

「海」の「外」に行くのは何年ぶりだろう?

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2008.02.21

「HD DVD」を「Blu-ray」に換える方法(限定的)

先日記事にした直後、東芝から正式に撤退の発表がなされた「HD DVD」。すでに買った人にとっては、アフターメンテナンスや、ディスクの入手などいろいろと不安に思うことも多いはず。

そんな人のために、家電量販店グループのエディオンが驚きの対策を発表した。

エディオン、販売したHD DVD機をBlu-ray機に交換(ITmedia News)

記事によれば、デオデオ、エイデン、ミドリ電化、石丸電機、100満ボルトの各店舗で、2月22日までに東芝製HD DVDプレーヤー/レコーダーを購入したユーザーが、その対象機種(7機種)を店頭に持ち込んで、購入代金の差額を支払うと、ソニー・パナソニック・シャープ製のBlu-ray Disk機に交換することが出来るとのこと。また、HD DVD機の方が高価な場合は、差額を返金するそうである。

エディオンで購入したユーザーに限定されるものの、HD DVDユーザーにとってはありがたい対応といえるだろう。

参考:エディオンニュースリリース「東芝のHD-DVD事業収束に伴う当社の対応について」(PDF)

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2008.02.20

笑い測定器で計る「大爆笑1秒=5aH(アッハ)」

「笑い」は健康にいいということがよく言われる。それを科学的に検証するためにある「機械」が開発されたそうである。

笑い測定機開発、大爆笑4秒で20「アッハ」 関西大(asahi.com)

記事によれば、関西大学の木村洋二教授(社会学部・コミュニケーション論)の研究チームが、笑いの度合いを数値化し、アッハ(aH)という単位で表す「笑い測定機」を開発したとのこと。

この「笑い測定器」は、ほお、横隔膜、腹筋の周辺の皮膚にセンサーを取り付けて、筋肉の微弱な電流を測定し、専用のソフトで解析することで、笑いの程度を測定するそうで、その単位は「aH(アッハ)」で表される。ちなみに「大爆笑1秒=5aH(アッハ)」とのこと。

心から笑っていない人を見破ることもできるそうで、2月20日の「NHKニュース9」でも、漫才を観て笑っているように見えた女性が、ソフトで解析した結果、実は笑っていなかったという映像が流れていた。

2月23日には、関西大学で「笑いを科学する-「DLM笑い測定機」の可能性-」と題したシンポジウムが開かれ、この「笑い測定器」の公開実験が行われるそうである。

残念ながらスケジュールが合わないのでシンポジウムに行くことは出来ないのだが、大変興味深い内容である。

あと、内容とは全く関係ないのだが・・・教授のお名前が「木村洋二」さんというところに強く反応してしまった(笑)

参考:関西大学イベントカレンダー詳細情報

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2008.02.19

神戸新聞の記事「地方劇団表舞台へ」を読む

本日(2008年2月19日)付の神戸新聞朝刊を見ると、「地方劇団表舞台へ」という記事が掲載されている。

Kobenp20082019

この記事では、地方を拠点に活動する劇団が、東京公演を行い、そのテーマ性と臨場感で東京の演劇ファンをひきつけ人気を博しており、また大手プロダクションも「魅力的なコンテンツ」として、地方劇団に注目していることを取り上げている。

記事の中では、阪神・淡路大震災の救助活動に当たった消防隊員の葛藤と誇りを描いた舞台「オレンジ」(劇団「ピープル・パープル」)の東京公演(3日間)の前売り券がほぼ完売したことを紹介している。この舞台の衣装の制服や装備品は神戸市消防局から貸与された本物で、劇団員はレスキュー隊の訓練にも参加されたそうである。

演劇公演のエリア別集中度(ぴあ総合研究所「エンタテインメント白書」2007年度版)を見ると、関東が圧倒的に多く(71.9%)、地方劇団は観劇人口が圧倒的に多い東京を発表の場にすることでようやく採算が取れるという事情もあるという劇団関係者のコメントも紹介している。

そして、次に紹介されている劇団が、先日東京公演を行った福岡の「ギンギラ太陽’s」である。
「福岡でしか見られない作品」にこだわり、「天神」「ひよ子」「西鉄バス」といった身近なモノに物語性を見出してきたと紹介している。
2005年に地震のため中止になった地元公演の代わりに東京で上演したことが転機となり、その演目「翼をくださいっ!さらばYS-11」の再演(今年1月)では、約3500人を動員したという。記事のなかでは、かぶり物をした舞台の様子が写真で紹介されている。

最後に、この「ギンギラ」さんの東京再演の共同製作に加わったアミューズが、

『2004年に北海道の人気劇団でタレント大泉洋さんらを擁する「チーム・ナックス」と業務提携し、全国公演を展開、人気を全国区に押し上げた。』
(『』内は記事本文より引用)

と、ナックスさんについても僅かではあるが触れられており、アミューズのプロデューサーは、今後も集客力のある地方劇団の発掘に力を入れるということで、記事は締めくくられている。

地方劇団を観るためには、その地方に行かなければ観ることができない、そのことが一種の「ステイタス」のようになっていた時代は、もう終わってしまったのかもしれない。

地方劇団が生き残っていくためには、現実問題として、集客力のある都会・それも「東京」へ出て行かなければならない。そうやって知ってもらうことで、今度はその劇団の「地元」まで客を引っ張ってくる・・・まあ、そうなったら今度はもともと地元で見ていた人たちがチケットがとりにくくなったりして、観られなくなる可能性もあるわけだが、地方劇団が活動を続けていくためには、そういった流れも必要になってくるだろう。

記事を読んで、あらためて思う。
先日東京で「ギンギラ太陽’s」さんの公演をスケジュールの都合で観ることが出来なかったのが悔やまれてならない。今度公演があったときには、何とか都合をつけて観たいものである。

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2008.02.18

懐かしい「パラパラ漫画」をネット上で作ろう

子供の頃、教科書や辞書の端っこに書いて作った「パラパラ漫画」。
そんなパラパラ漫画をインターネット上で簡単に作れるサービスが始まった。

みんなでパラパラ漫画描ける「flipbook.in」(ITmedia News)

記事によれば、この「flipbook.in」はWebブラウザ上で絵を描き、パラパラ漫画化して今日出来るサービスとして、2月14日に公開されたもので、マウスで1コマずつ絵を描き、連続再生させてパラパラ漫画化できるようになっている。

ペンの太さや色を選べるほか、描いた絵を次のコマにコピーして、少し改変するといったことも可能なので、操作方法に慣れれば、実際に本の片隅に書いていくよりも簡単にパラパラ漫画を作ることが出来そうである。

作成したパラパラ漫画は、GIFアニメにしたり、HTMLタグを出力してブログ等に貼り付けて公開することが出来る。また、漫画に感想コメントをつけたり、他人のパラパラ漫画の続きを書いたりすることも出来るという。

少し絵心のある人なら、かなり面白い作品が作れるのではないだろうか。

こうして紹介するからには、自分でもパラパラ漫画を作って公開しようと頑張ってみたのだが・・・こういう物を作るのには向いてないようだ(苦笑)

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2008.02.17

「テレメンタリー2008」で津軽鉄道の現状を見る

今朝未明、ABCテレビで「テレメンタリー2008」で、青森朝日放送が制作した「ガンバレ!おらどのストーブ列車~津軽鉄道の存続をかけて~」が放送された。

昭和5年に開業した津軽鉄道。地元では「津鉄(つてつ)」と呼ばれるこの鉄道も、他の地方鉄道と同様存続の危機が訪れている。そんな中で、津軽鉄道のために立ち上がった人たちを取り上げていた。

朝と夕方は通学する高校生でにぎわうものの、昼間は1両編成の気動車で、空気を運ぶ状態(乗客0)になることもあるという。30年ほど前には年間250万人以上の利用者がいたのだが、現在ではわずか33万人にまで落ち込んでいる。

赤字補填のための補助金は制度の変更に伴い打ち切られ、安全対策のための「緊急保全整備事業」(総事業費3億7700万円)で国と沿線自治体から1割ずつの補助を受けたものの、厳しい財政事情から、これ以上の援助は期待できない。

2006年度の運賃収入約1億円に対し、営業費用は約1億2000万円。グッズの販売などで赤字を減らしているという。やはり、列車を利用してもらうことだけでは、経営が成り立たなくなっているというのは、どこの地方鉄道も同じなのだろう。実際、全国の中小ローカル鉄道(95社)のうち、7割以上が営業赤字だという。

そういった状況の中、津軽鉄道では地元の住民が立ち上がった。

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2008.02.16

次世代DVD勝負アリ?

映画会社やアメリカの大手小売業者が、ライバルに「一本化」することを次々発表していく中、ついに「そのとき」がやってきそうである。

東芝、間もなくHD DVDから撤退か(ITmedia News)

記事によれば、次世代DVDの1規格である「HD DVD」を推進している東芝が、HD DVDフォーマットから撤退するとみられているとのこと。

2月16日夜7時のNHKニュースでも、「東芝 HDDVD撤退で調整」というニュースが流れたようである。

Blu-ray Disc(BD)は、HD DVDよりも早くプレーヤーもレコーダーも市場に登場し、さらに「プレイステーション3」で一気に再生できるハードの台数が増えたことで、ソフトの売り上げも伸び、今回の「勝利」(といっていいだろう)に結びついたといえるだろう。

個人的には、東芝のDVDレコーダーの操作性(特に編集機能)がとても好きなので、HD DVDレコーダーがやすくなれば購入したいと思っていただけに少し残念である。
出来ることならば、今後東芝が現在のDVDレコーダーの操作性を継承したBlu-ray Disc規格のレコーダーを作ってくれることを望みたいところである。

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2008.02.14

要注意!「あかつき」最終運転日は「長崎」行きにあらず

いよいよ3月15日のダイヤ改正まで1ヶ月。これから廃止が決まっている「銀河」「なは」「あかつき」に乗車する方も多いだろう。そして、どうせ乗るなら「最終列車」という方も多いはず。

そんな方に(特にそんなに「鉄」ではない方)に、JR九州からのお知らせがある。

寝台特急「なは・あかつき」の運転区間変更ならびに時刻変更について(JR九州)

これによれば、最終運転日となる3月14日の「なは」の博多から熊本まで、「あかつき」の博多から鳥栖までの運転時刻が変更となるとともに、「あかつき」の運転区間が京都から鳥栖までとなり、鳥栖から長崎の間は「運転休止」となる。

つまり最終運転日に、「あかつき」は終着駅の長崎にたどり着くことが出来ないのである。

「あかつき」に乗って長崎に行きたい!と思われる方は、3月13日までに乗車しなければならないので、要注意である。といっても、運転最終日付近はほとんど満席で、これから予約することはかなり難しいのではないかと思われるが・・・。

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2008.02.12

JALに乗ってマクドに行こう

以前記事にしたJALの新しい国内線搭乗スタイル「QuiC」がいよいよ2月19日からスタートする。これにあわせたちょっとおトクなキャンペーンが実施される。

QuiC×マクドナルドキャンペーン(JALホームページ)

キャンペーン期間中(2月19日~5月31日)、JALチケットレスサービスで航空券を購入し、事前にWebチェックインを申し込み後、当日空港でタッチ&ゴーを利用された方が対象となる。

「タッチ&ゴー」した際に、セキュリティゲートの端末から出力される「お客様控え」の裏にマクドナルドの「プレミアムローストコーヒー」「ビックマックセット」「てりやきマックバーガーセット」のいずれかの無料引換券が印刷されているとの事。

3商品のいずれかの引換券がもれなくもらえるというのは、ちょっとうれしいサービスである。ちなみに、「ビックマックセット」「てりやきマックバーガーセット」のもらえる確率は10人に1人。意外と高確率である。

そういえば、マクドナルドの「プレミアムローストコーヒー」は、以前のコーヒーよりも美味しくなったそうである。

マクドナルドの100円コーヒー、味が変わったってホント?(Business Media 誠)

この記事によれば、「味が濃くなった」そうである。すでに多くのマクドナルド店頭ではこの「プレミアムローストコーヒー」に切り替わっているそうで、2月15日からは全てのマクドナルドのコーヒーがこの「プレミアムローストコーヒー」になるとのこと。
飛行機に乗って到着した先で、コーヒーブレイクというのもいいかもしれない。

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2008.02.11

三連休・九州三県・SUNQパスの旅

さて、モブログでもお分かりの通り、この3連休を使って旅に出ていた。
当初、この3連休を使った旅の計画は、以前使った「旅名人の九州満喫きっぷ」(記事はこちら)の残り1日を使うつもりだったのだが、なかなかよいプランが立てられず、悩んでいたところ、以前から気になっていたあの「パス」を使うことを思いついた。

その「パス」とは・・・「SUNQパス」。
九州島内のバスのほとんどが3日間乗り放題になるチケットで、「全九州」は九州全7県回れて、10,000円。「北部九州」は福岡、佐賀、長崎、大分、熊本の5県を回れて、8,000円なのだが、実は四国・兵庫県以東の本州・北海道・沖縄では6,000円で販売されている。

これを使わない手はない。

阪急梅田駅の高架下にある、高速バスターミナルの窓口で「SUNQパス・北部九州」を手に入れた。

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引換券ではなく原券で購入できるのがありがたい。一応九州までの交通機関のチケット(夜行高速バス・JR・航空・フェリー等)の提示が必要とのことだったので、飛行機の予約メール(チケットレス)を持っていったが、特に提示は求められなかった。

そして、いよいよ2月9日。出発である。

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帰ります

帰ります
満席の飛行機で関空へ。

今回の旅のまとめは後ほど。

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2008.02.10

何だ?この美味さは!

何だ?この美味さは!
先ほどのイカ活け造りのゲソが天ぷらで登場。

天つゆにつけていただく。

!!!

こんな美味いイカの天ぷらは今までに食べたことがない!!!

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イカはいかが?

イカはいかが?
呼子のイカの活け造り。

透き通っているのが伝わるだろうか?

もちろん美味!

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2008.02.09

旅に出ます!

旅に出ます!
雪の降る関空から出発!

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2008.02.08

ブログの「相性」が分かる?「Myピース ベータ版」

昨年記事にした「MyBoo(マイブー)β版」に続いて、今度はブログ同士の相性が分かるというサービスが始まった。

「ふたりは感動を分かちあっています」――ブログの“相性”判定サービス(ITmedia News)

この記事で紹介されている「Myピース」(β版)は、2つのブログのURLを入力し、それぞれのブログ記事に使われているキーワードから共通する話題や感情を抽出し、相性を判定するというもの。

相性度は「Boo」という単位で表されるようである。「ようである」と書いたのには訳がある。
以前の記事で紹介した「MyBoo(マイブー)β版」同様、この「Myピース」(β版)においても、「賽は投げられた」はエラーが出てしまうのである。つまり、自分のブログでは判定することが出来ないため、当該記事の画面キャプチャーを見てこのように記述している。

どうやらこれらのサービスを運営する「kizasi.jp」との相性が悪いようである(苦笑)。

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2008.02.06

DS借りて東京へ行こう!

長距離移動のお供といえば、携帯用ゲーム機。特にトンネルが連続している山陽新幹線では、景色もあまり楽しめないので、ゲームがあればかなりの暇つぶしが出来る。

そんな声に応えて(?)、JR西日本広島支社が期間限定のキャンペーンを始める。

JRニュース:「のぞみ×DSキャンペーン」の実施について(広島エリア)

JR西日本のJRニュースによれば、平成20年2月14日(木)から平成20年3月28日(金)までのキャンペーン期間中、広島から東京・品川・新横浜までの、“のぞみ”の往復きっぷを購入し、乗車する人を対象に、ニンテンドーDS Lite+ゲームソフト(全8タイトルから2タイトル)+イヤホンを広島駅にて無料で貸し出しするとのこと。貸し出し期間は貸し出し日を含む3日間となっている。

貸し出し台数は、1日最大20台となっており、乗車当日に受付・返却ブースで申し込むほかに、事前にwebにて貸出予約することも可能となっている。

そのほか、貸し出しに当たってはいくつか条件があるので、詳しくは上記JRニュースをご覧いただきたい。

飛行機では、DSの無線機能が運航に影響を与えるということで、使用制限がかけられているが、新幹線であればそういったこともない。
新幹線に限らず、長距離列車や高速バスなどでは、他の交通機関との差別化にもつながるので、こういった携帯ゲーム機の貸し出しサービスがもっと増えてもいいと思うのだが。

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2008.02.05

「サイコロの旅」の元ネタは「すごろく旅行」?

今秋発売の週刊アスキー(2月19日号)の連載記事「R40」を読んでいたら、大槻ケンジさん(筋肉少女帯)とゲストの石川浩司さん(元「たま」のパーカッション担当)の対談の中に、「水曜どうでしょう」のある企画に関する重要(?)な発言がなされていた。以下、その発言を引用してみる。

石川:でも、これはテレビにも使われて。『水曜どうでしょう』の“サイコロ旅”って、「石川さんのを使わせていただきました」ってはっきり言われたからね。
大槻:ああ、あれ、そうなんだ?
石川:そうそう。会ったことないけど、大泉洋さんをブレイクさせた影の主役はボクだから(笑)。
大槻:ハハハ!それはもう、声を大にして訴えてもらわないと。
(引用ここまで)

この引用部分の前で、石川さんが20年以上前からやっていたという「すごろく旅」についての話がある。
その内容は、石川さんと奥さんが名古屋へ旅行に行く際に、サイコロの目を振って出た目の数だけ進んだ駅で降りて、そこであらかじめ作っておいたくじを引いて、その内容を実行したというもので、このような旅のやり方を石川さんは「すごろく旅行のすすめ―ニッポン桃源郷案内」という本にまとめていらっしゃるようである。発売は1996年3月。ちなみに「水曜どうでしょう」が始まったのは、1996年10月である。

どうでしょうファンの方であれば、この石川さんがやっていたという「すごろく旅」と「サイコロの旅」は、似て非なるものであることはすぐに分かるだろう。
「サイコロの旅」では、行き先を決めるためにサイコロを振るのであって、サイコロの出た目の数だけ進んでいくというものではない。
サイコロの出た目で進むということであれば、「バスdeコロコロ」や「桃鉄の旅」の方がもっと近い内容であろう。
ただ、サイコロを使って旅をするというアイディアを参考にしたことは、確かにその通りなのかもしれない。

果たして石川さんに「使わせていただきました」といったのが誰なのか・・・手元にあるどうでしょうの特集が組まれた雑誌等を調べてみたのだが、このことについての記載は見当たらなかった。企画者である鈴井さんがそうおっしゃったのだろうか?

意外なところで、意外な人物から「水曜どうでしょう」のことが語られていたことにちょっとびっくりした。

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2008.02.04

企画タイトル変更かい?

本日の水曜どうでしょう公式HPの嬉野D日記にこんなことが書かれていた(以下引用)。

DVD10弾のタイトルも正式に決まりまして、

●「東京2泊3日70km」と
●「ジャングル探検」の徒歩物二本立てということにあいなりましてね。
(引用ここまで)

あれ?確か企画タイトルは「東京ウォーカー」ではなかっただろうか?なぜ、ここにきてタイトルが変更になったのだろうか。

推測だが・・・

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2008.02.03

約11ヶ月遅れの「ネプリーグ」おいしかったのは誰?

先日記事にした、TEAM NACS出演の「ネプリーグ」を見た。
本放送からは約11ヶ月ぶり、関西テレビでの放送は約9ヵ月半ぶり(昨年4月15日に放送)となることから、番組の最後で行われていた告知部分などは編集でカットされていたが、他の部分はそのままの内容であった。

大泉さんの第3ステージ・ファイブボンバーでの簡単な答えを先に言ってしまうところや、音尾さんの第二ステージ・ファイブツアーズでの異常に早いタッチパネルさばきや、森崎さんのファイブボンバーでの「酒池肉林!」などメンバーそれぞれ見所はあったのだが、一番おいしかったのはやはり安田さんであった。

第1ステージ・ファイブリーグでの「素」「因」「数」「分」『式』とか、ボーナスステージで答えを間違った後の「(劇団)抜ける・・・」とか、やはりこの人は「奇跡を呼ぶ男」だと改めて実感した。

道外にいると、5人そろってのテレビ出演というものを見る機会がほとんどないので、一度見たものであってもありがたい。もちろん、新たに5人そろって出演する番組も見てみたいものである。

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2008.02.02

水曜どうでしょうコンプリートBOX第2弾発売決定!

南平岸ユメミル工房の店長のひとりごとで、ようやく 「水曜どうでしょうコンプリートBOX」第2弾についての詳細が発表された。

それによると、水曜どうでしょうDVD第10弾が発売されるのに合わせて、コンプリートBOX第2弾が発売されるとの事。お値段は、「コンプリートBOX専用ケース」が1つ1300円(税込)。

1300円?確か前回の専用ケースは800円だったと思うのだが・・・その真相も店長がぶっちゃけている(以下「店長のひとりごと」より引用)。

高くなってない?と思われたみなさん

そのとおりです

前に販売したBOX専用ケースは800円(税込)でしたが・・・

こちら箱の仕様が決まらない状態で販売価格決めちゃったもんだから

作っているうちにこんなのもいいよね!ここはこんな感じで!

気がつけば最終的にコスト高!!!!でももう予約販売していて・・・・・


ずいぶんと上のものからお小言を言われました

ですので皆様どうかご理解ください。

(引用ここまで)

なるほど、前回は先に値段を決めてしまって後から大変なことになったのか・・・まあ500円UPとはなるが、そこは仕方がない。このBOXでようやく収まるべきところにDVDが収まるのだから。

そして、第6弾から第10弾までのDVDが入ったコンプリートBOXは、BOXの代金分だけおトクなお値段20895円である。

残念ながら、第1弾のコンプリートBOX専用ケースは今回は再販なし。しかし、 年内のどこかのタイミングで再販するそうなので、欲しい方はしばしお待ちを!ということである。

コンプBOX、コンプBOX専用ケースともに予約開始は2月15日(金)から 全国ローソンロッピー、道内HTBグッズ取扱店にて。引き渡し、発売は5月14日ということで、第10弾DVDと同時に受け取ることが可能である。DVDの予約がまだな方は、この専用ケースと同時に予約してはいかがだろうか?

(追記)ロッピーの商品番号
水曜どうでしょうDVDコンプリートBOX~Vol.2~
第1回目商品コード 122629
予約期間 2月15日(金)~4月14日(月)
商品受取 5月14日(水)

水曜どうでしょうDVDコンプリートBOX~Vol.2~専用ケース
第1回目商品コード 134023
予約期間 2月15日(金)~4月14日(月)
商品受取 5月14日(水)

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がんばる地方鉄道の本を読了する

先日記事にした、銚子電鉄の向後功作さんの本「がんばれ!銚子電鉄 ローカル鉄道とまちづくり」を購入し、帰宅途上で一気に読了した。

第1章では、2006年11月15日、HPに掲載された「修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」というメッセージが、2ちゃんねるやブログ・SNSを通して多くの人に伝わり、マスメディアが取り上げるほどの大きな動きになり、それが支援団体の設立へとつながっていった一連の流れが書かれている。
この辺りのことは、自分でも記事にしていたので、本を読みながらそのときの記憶が鮮明によみがえってきた。

第2章では、銚子電鉄の歴史が書かれており、開業当初からさまざまな困難を地元住民の力で乗り越えてきたことが記されている。

第3章では、著者である向後さんと銚子電鉄のかかわりについて、第4章では今回の危機を乗り越える原動力となったインターネットの持つ力について記されている。ここでは、「桃太郎電鉄」とのコラボレーションや、「鉄子の旅」のことにも触れられている。

第5章と第6章では、この本で向後さんが最も書きたかったことと思われる「まちづくり」と「ローカル鉄道」のあり方について記されている。都市の機能を中心部に集めた「コンパクトシティ」という考え方や、他の地方鉄道の現状などにも触れている。

自分にとっては実に興味深いテーマを取り上げた本であり、何度でも読み返したくなる内容であった。

そして、今回この本を買うに当たって、もう1冊本を購入した。向後さんのブログでもとりあげておられたのだが(こちらの記事)、福井県の「えちぜん鉄道」で働くアテンダント・嶋田郁美さんの書かれた「ローカル線ガールズ」である。こちらも一気に読了してしまった。

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