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2008.05.22

福岡日帰り観劇の旅

5月20日、GW出勤の代休を取って旅に出た。
今回の旅はある「目的」がある。今年初めに東京に行ったときに、劇場の入口まで行きながら、スケジュールの都合で観ることの出来なかった、福岡を拠点とする劇団「ギンギラ太陽'S」さんの公演を見に行くためである。

情報を下さったブロガーさんの情報によれば、今回の公演は、「お蔵出し公演」と題して、2000年11月に上演された作品の再演だそうである。その舞台の主役とは・・・この秋についに引退してしまう0系新幹線である!
そして、公演日の5月20日は青白塗装の0系新幹線が新大阪-博多間で運転される日にあたっている。

これは見に行かなければ!それもリアルの「0系」に乗って!

そう思っていたのだが・・・モブログを見ていただければお分かりのように、乗車したのは700系レールスターである。理由は簡単、「0系」こだまの出発時間に間に合わなかったのである。

しかし、である。時刻表を駆使した結果、この「レールスター」に乗車すれば、小倉駅で「0系」を捕まえることが出来ることがわかったため、この列車に乗車したのである。それもかなりギリギリで・・・危ないところであった。

指定席が満席だったので、自由席に乗り込んだのだが、席は確保できず。どこまで立っていなければならないのか・・・と思っていたら、姫路で席を確保することが出来た。
そして、小倉駅に到着すると、隣のホームに「0系」が停車していた(モブログはこちら)。

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レールスターと並ぶ0系。決して見劣りしないデザインだと思う。
早速乗り込み、車内を見て回ることにする。

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車内に飾られていたポスターは、東海道区間を走行中の0系である(おそらく浜名湖付近ではないだろうか)。

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デッキ部分の号車札と扉窓にかかれた号車番号が懐かしい。

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車両ごとに製造会社が違い、バラエティに富んでいる。「JALではなせない技」を可能にした「川崎重工」製の車両もあった。

あっという間に終点の博多に到着。

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博多駅に到着してしばらくすると、隣のホームに「のぞみ」が到着。その使用車両は最新の「N700系」である。

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初代車両と最新車両が並ぶ。

ホームから0系が回送電車として発車していくのを見送ってから、改札を出る。
上映時間まではまだかなり時間があるので、ネットカフェで時間をつぶしたりしながら、そのときを待つ。

開場時間20分ほど前に、西鉄ホールに到着。待っている観客は老若男女とても幅が広い。どんな人にも受け入れやすい劇団なのだろうか。
開場時間から少し遅れて開場。まずは自分の座席に座り、受け取ったチラシやパンフレットを眺めていると、怪しげな「かぶりもの」をした人たちが登場・・・これが噂の「上演前の写真撮影会」のようである。「かぶりもの」は・・・九州エリアではとっても「タイムリー」な話題の企業2社であった。

それぞれが発する言葉は、「○っか○かー!」「○っともっとー!」(○の中には同じひらがなが入る)、そしてもう一人、「米」も登場。舞台や会場内を縦横無尽に動き回り、観客との記念撮影に応じている・・・すごい光景であった(笑)。

しばしの撮影会の後、「彼ら」がはけて、場内の照明が明るいまま、いろんな曲がBGMとして流れている。そのうち、ある曲のボリュームが大きくなるとともに、照明が落とされ、いきなり舞台が始まる。上映開始のブザーも何もない、これも少し驚いた。

そこから先は、「ギンギラさんワールド」とでも言うべき、独特の世界観に引き込まれていく。登場する「乗り物」や「建物」などのプロフィールを分かっていると、その面白さや切なさがとても伝わってくる。わずか1時間ほどの上演時間のはずなのに、ものすごく「しっかり見た!」という感じを受けた。

終演後は、新幹線の時間が気になったので、まずは地下鉄の駅に急ぎ、博多駅へ移動。
夕食に駅弁を物色しようとしたのだが、ほとんど売り切れで、ひとつ残っていたものを取り急ぎ購入し、新幹線の改札口に到着。
すると、レールスターの発車3分前、これを逃すと30分近く待たなければならないことが分かり、指定席を取る暇もなく、すぐにホームへ駆け上がり、席に着くとまもなく発車。

帰りもまたギリギリだったなあ・・・と思いながら、先ほど購入した駅弁を開けてみる。

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九州上陸の際は、ほぼ購入している「折尾のかしわめし」の種類違いである。

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いつもの「かしわめし」と違って、おかずが結構入っている。ご飯部分はいつもの「かしわめし」で、もちろん美味であった。

今回は日帰りということで、とてもあわただしかったのだが、秋に行われるというギンギラさんの1ヶ月公演の際には、せめて1泊して、お芝居と九州を堪能したいものである。

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