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2008.06.19

「演劇×電鉄」のコラボレーション始まる

このブログでも何度も紹介した銚子電鉄が、また新たなコラボレーションを始めるようである。

お芝居電車1日3往復 乗客が観客、銚子電鉄で劇団公演(朝日新聞)

記事によれば、東京の劇団「シアターキューブリック」が、銚子電鉄の車内を舞台にお芝居「銚電スリーナイン」を上演するとのこと。
通常運行される列車に貸切車両を連結し、その中で演者と観客が同席した中でお芝居が進行するそうである。銚子駅から終点の外川駅まで約20分間の芝居を観た後、外川駅で約2時間の休憩時間を挟んで、再び電車に乗り込み銚子駅まで約20分間、芝居を観るという内容になっている。

期間は6月21日から7月6日までの毎週土曜日、銚子発14時51分、15時42分、16時36分の計3本の電車内で上演される。料金は1日乗り放題券とぬれせんべい、旅のしおり・現地のパンフレットなどがついて大人3000円、子ども2500円である。

電車の中でお芝居を観て、途中街歩きが可能という、とても変わった観劇スタイルを体験できるのである。

銚子電鉄の向後さんのブログには、銚子電鉄の今の姿がこう書かれている(以下引用)。

いっときのブームはツアーで訪れるバスの台数を残して、個人観光のお客様の数は目に見えて減っています。
この間、沿線人口も減り続けています。
(引用ここまで)

あの空前のブームから1年半余り、銚子電鉄がこれからも存続していくためには、こういった仕掛けを定期的に行って、需要の掘り起こしを図ることが必要だ。
また向後さんはこんなこともおっしゃっている(以下引用)

いつか、観光で訪れた人達の中から、銚子の地場産業の後継者としての担い手が現れていただけることを期待して止みません。
(引用ここまで)

新たな人が住み、そこで生活するなかで鉄道が利用される・・・そういう人が増えることによって、地域が活性化し、さらに鉄道利用者の底上げにもつながっていくのである。
銚子電鉄がその実践モデルとなればいいなあと思う。

うーん、また乗りに行かなければならないなあ・・・。

【参考】
シアターキューブリック×銚子電鉄 2008夏特別公演 銚電スリーナインSpecialSite
向後功作の銚子散歩(銚子電鉄の向後さんのブログ)

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