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2008.07.21

7月3連休の旅(3)

旅3日目。
宿をチェックアウトし、昨日疲れた体を引きずりながら上ってきた道を下っていく。
20分ほどかけて小諸駅に到着。改札を抜け、小海線のホームへ。
しばらくすると、これから乗車する列車が入線してきた。

JR東日本が誇る世界初のハイブリッド営業車両キハE200形「こうみ」である。
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車体の横には「HYBRID TRAIN」の文字が描かれている。
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車内は横2列+1列のクロスシートとロングシートがあるセミクロスシートとなっている。つり革などは最近のJR東日本の通勤車両に用いられているものと同じデザインになっている。
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車内にはハイブリッドシステムについての解説も掲示されている。
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そして、そのハイブリッドシステムの状況が一目で分かるモニタも設置されている。
出発時刻が近づくにつれて乗客が増えてくる。立ち客もかなり出る状況で、定刻に出発。
出発時は蓄電池でモーターを動かすのでとても静かである。そして、加速時には発電用ディーゼルエンジンが稼動して電気を生み出し、モーターを動かす。普通の気動車と違って、ディーゼルエンジンの起動タイミングがワンテンポ遅れるのが特徴的である。

列車は途中の佐久平駅で乗客が大きく入れ替わる。ここから新幹線で東京方面へ行く人たちも多いのだろう。

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佐久平駅の周辺はホテルや店が立ち並び、かなり発展した町になっている。
列車は山の中へと入っていく。

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そして、JRの駅でもっとも標高の高い位置にある野辺山駅に到着(モブログはこちら)。
ここでかなりの乗客が乗り込んでくる。2両編成の列車は大混雑である。
野辺山駅を出てしばらく進むと、JR鉄道最高地点(標高1375m)を通過する。

ここから列車は山を下っていく。混雑でよく見えないが、ハイブリッドシステムのモニタは、蓄電池への充電を表示しているようである。
12時13分、終点の小淵沢駅に到着。ここから中央線に乗り換える。

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12時29分発の松本行きに乗車。次の列車は塩尻発なのだが、乗り継ぎ時間が2時間ほどあるので、いったん松本まで行き、再び塩尻まで戻ってくることにする。

塩尻駅の周りには特に何もなく、時間をつぶす場所もなかったので、ホームに戻り列車が到着するのをひたすら待つ。
しばらくすると、乗車位置に人が並び始めたので、荷物を持ってその列に加わり、しばらく待つと名古屋行きの臨時快速「ナイスホリデー木曽路」が到着。

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無事に座席を確保し、一路名古屋へ・・・ほとんど寝ていて気がつけば金山を過ぎ、まもなく名古屋に到着するところであった。

このまま、米原行きの新快速に乗り換えて、さらに乗換えを続けていくと帰宅は出来るのだが、21時を大きく回ることから、ここは新幹線でまたもや「ワープ」。東京方面への新幹線は大混雑だったようだが、大阪方面、それも新大阪止まりとなれば、余裕で座席を確保。
在来線乗り継ぎより1時間以上早く帰宅することが出来た。

今回の旅は、碓氷峠のトロッコ列車などいくつか「残念」な点はあったものの、3日間しっかり「鉄分補給」をすることができた。
「青春18きっぷ」の残りはあと3日、次はどこへ行こうかなあ・・・。

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