ノープランで行く新線乗車+αの旅
先日、平日に休みが1日取れてしまったので、日帰り旅に出ることにした。
いつものごとく「ノープラン」のまま家を出て、電車に乗っている間にあることを思い出した。
「あ、あれ開業してるなあ。乗りに行ってみるか。」
というわけで、先日開業したばかりの「新線」に乗車することにした。
まずは、福島駅に到着し、なにわ筋沿いを歩いていく。
6月に移転した朝日放送の横を通る。
川を渡ると、駅の入り口に到着。
10月19日に開業した京阪中之島線の中之島駅である。
階段を降りて、通路を進んでいく・・・改札口までは結構な距離がある。
ようやく改札口に到着。
平日とはいえ、意外と人が多い。「初乗り」で訪れている人も結構いるようである。
改札を抜けてホームへ降りると、開業と同時に誕生した「快速急行」が停車中であった。
早速乗り込んでみる。
車内は、こんな感じ。
シートの素材には東レのマイクロファイバー素材「エクセーヌ」が使われている。
・・・と、写真撮影している間に快速急行は出町柳へ向けて出発。天満橋までが新しい路線である。
新しい車両(3000系)は乗り心地がよい・・・とはいえ、このまま終点の出町柳まで乗り続けるというのも芸がない。どうしようか・・・ここでまたひとつ思いついたことがあり、三条京阪駅で下車する。
四条と丸太町の駅名が変わっていた(五条も「清水五条」に変わっていた)。
ここから地下鉄に乗り換え、太秦天神川へ。階段を上がり、京福嵐山本線(嵐電)の天神川駅に向かうと、ちょうど電車が到着していたので、乗り込むとすぐに発車。
嵯峨野観光鉄道のトロッコ嵯峨駅である。JRの嵯峨嵐山駅のすぐ隣に位置するこの駅は、旧山陰線を利用したトロッコ列車の起点駅である。
駅前には、SL・D51の51号機が展示されている。
せっかくなので、トロッコ列車に乗ってみることにする。
幸いにして空席があり、すぐに出発する列車の指定券を確保することが出来た。
ホームに入り待つことしばし、トロッコ列車が入線してきた。
乗り込むとあっという間に席が埋まっていく。駅のアナウンスによれば、指定席はすべて売り切れとのこと。本当にぎりぎりで買えたようである。
定刻に出発した列車は、山陰線をしばらく走り、途中で分岐して最初の駅・トロッコ嵐山駅に到着。ホームが短いため、乗車した車両はトンネルの中で停車している。
トンネルの中には、「五山の送り火」がデザインされた照明が施されている。
トンネルを抜けると、いよいよ保津川沿いに列車はゆっくりと走っていく。
乗車時間23分で終点のトロッコ亀岡駅に到着。
多くの人が、ここからバスに乗り込み、保津川下りへと向かう中、山陰線沿いを歩いて馬堀駅へと向かう。
待つことしばし、京都行きの普通電車に乗り込む。
先ほどトロッコ列車で見ていた保津川が、トンネルの合間にちらちらと見える。
いくつものトンネルを抜けて、23分かけてやってきた道のりをわずか10分足らずで戻り、そのまま乗り続けて京都駅へ、さらに乗り継いで帰宅の途へと着いた。
平日にもかかわらず、トロッコ列車には大勢の観光客が乗車していた。これから紅葉のシーズンになるともっとすごいことになるのだろう。でもせっかくならそういうベストシーズンに乗車してみたいし、帰りはやっぱり保津川下りもしてみたいものである。
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