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2009.03.04

嬉野Dが「手紙」を聴いて気づく大事なこと

水曜どうでしょう公式HPトップページの本日の日記(2009.3.4)で、嬉野Dが「誰も知らない泣ける歌」での樋口さんのライブを見た感想を書かれている。

嬉野Dは、この曲を聴くとある「大事なこと」に気がつくのだという。
それは、

ひとりではなんにも出来なかった頃の自分が、
二人の親に大切に育てられた時間があったんだという事実。
その事実を今更のように思い起こしてしまう瞬間。
(本日の日記より引用)

あまり長く引用するのはよくないのだが、もう少しだけ。

小さすぎたから。
その頃の記憶が、ぼくらの中にぽっかりとない。
だから、そんな当たり前のことを、
ぼくらは改めて意識することもないまま、この年になるまで生きてしまった。

でもさぁ、なんにも出来ない時期があったんだよねぇ。
誰にもね。
火がついたように泣いて訴えたり。
屈託無く笑って可愛いと思ってもらったりして。
そんなことしか出来ない時期があったんだよねぇ。

そんな時、大切に育ててくれる愛情がなければ、
ぼくらは生きては来れなかった。

それは、あたりまえのことなのにね。
全部、忘れてるんだよね。

若者だった父親のことも。
娘時代の面影を残していた母親のことも。
若い両親が、生命力の持つ明るさに溢れていた時間の中で暮らしていたことも。
そんな時間の中で何から何まで世話してもらっていたことも。
そしてそれが、なにより幸せな時間だったということも。

だから「あっ」って思い出してしまった瞬間に、
ぼくらは「そうだった」って思い知る。
(引用ここまで)

この「日記」を読んで、「ああ、これだ!」と思った。
CDで聴き、インストアライブで聴き、番組で聴き、聴けば聴くほど心に染み入るなあと感じていたのは、そういうことに気づいていたからなんだと。
今日の嬉野Dの「本日の日記」は、久しぶりに「PCに保存」しておこうと思う。

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