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2009.03.26

あの気動車特急にもついに新車導入へ

他の列車が「新車」に変わっていく中で、取り残されたように「旧国鉄型」車両を使ってきたあの気動車特急にも、いよいよ新しい車両が導入されることが決まった。

特急「はまかぜ」への新型気動車の投入について(JR西日本プレスリリース)

大阪-香住・浜坂・鳥取を播但線経由で結ぶ特急「はまかぜ」は、キハ181系を使ったJRで唯一の定期特急列車である。
このキハ181系、最終製造年度が1972年というから、もっとも新しい車両でもすでに37年を経過しており、最近では神戸方面から伊勢方面へ向かう修学旅行列車などでも使われている。

「はまかぜ」自体には何度か乗車したことがあるのだが、アコモデーション改良されているとはいえ、やはり古めかしさを感じずにはいられない。「鉄」なら、それもまたよし!というのかもしれないが、一般の利用客にとってはそうではないだろう。「スーパーはくと」などと比べれば、その差は一目瞭然である。

今回JR西日本が「はまかぜ」に導入する新型車両は、21両(3両編成×7本) 。
最高運転速度は130km/hと、キハ181系より10km/hアップされ、新快速で使われている223系と同じになる。
ニュースリリースに掲載されているパースによれば、外観デザインは茜色のカラーリング。車内も同様の色でまとめられている。
また、多目的室や車イス対応トイレの設置、全席禁煙、座席の間隔拡大、モバイル用コンセントの設置(各車両最前部・最後部席)など、快適さも追求されている。

運転開始時期は、平成23年春からとのこと。2年後が楽しみである・・・が、これによってキハ181系がどうなってしまうのかも気になるところである。

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