加悦SL広場に行ってみる
金曜日の深夜から旅に出ていた。行き先は丹後半島の付け根部分に当たる与謝郡与謝野町。2006年に合併してできた町なので、旧町名の「加悦町」といえば、わかる人にはわかるかもしれない。
この町には、1985年まで加悦鉄道というローカル鉄道が走っていた。その加悦鉄道で走っていた車両やそのほかの車両を集めて展示している「加悦SL広場」に行ってきた。
以前から行きたい思っていたのだが、交通の便がよくなく、行く機会をなかなか作れなかったのだが、今回はETC割引の恩恵にあずかろうと車(実家に置いてあり、誰も乗らない)で行くことにしたのである。
金曜日、会社帰りに実家へ帰り、車に乗って出発。一度自宅に戻り旅支度を整えた後、一般道をひた走り、中国道吉川インターから高速に乗る。吉川ジャンクションから舞鶴若狭自動車道に入る。あまり早く到着しても仕方がないので、途中のPAで仮眠を取りながら、福知山インターで高速を降り、一般道を進んでいく。空はどんよりと曇っている。さらに進んでいくにつれ、視界が悪くなってくる。
大丈夫か?
何とか峠を越え、与謝野町に到着。まずは、旧加悦駅のあった場所へ向かう。
現在は与謝野町の支所(旧加悦町役場)となっている。
建物の裏手には、廃線跡があり、サイクリングロードとして整備されている。
建物の向かいには、旧加悦駅舎がある(与謝野町観光協会事務所として使われている層である)。
そして、目的の「加悦SL広場」は、旧鉱山駅跡地にあるので、移動。
天気も一気に快晴となった!オープン時間の10時まで駐車場でしばし待機となるが、駐車場にもさまざまなものが展示されているので、そちらをまず見てみる。
まずは加悦鉄道で実際に使用されていた車輌を改造したカフェ「カフェ・トレイン蒸気屋」
宝塚ファミリーランドに展示されていたという京都市電N5号
そうこうしているうちに、10時になったので中に入ることにする。
入口の建物は旧加悦鉄道加悦駅を復元した木造駅舎である。
中で入場料を支払うと、硬券を模した入場券をもらえる。
以前は大人500円だったのだが(入場券にも500円の記載がある)、4月1日からは300円とお安くなっている。
建物の中はこんな感じ。
2階は旧加悦鉄道で使われていた機材などを展示している。
では、改札を抜けて場内へ入る。
入ってすぐのところに展示されているのが、重要文化財にも指定され、日本で2番目に古いSL「123号蒸気機関車」である。
また、車両以外でも貴重な展示物がある。
こちらは「火室投炭練習」の模型。機関助手見習が蒸気機関車への石炭の投入練習をするためのものである。
転写台の下には鯉が泳いでいた。
その他展示されている車両を一通り見学。
キハユニ51
元客車を改造したキハ083
(他にもたくさん展示車両はあるのだが、紹介するときりがないのでこのあたりで・・・)
このあと、廃線跡のサイクリングロードをレンタサイクルで走ってみようかと思っていたのだが、さすがにそれは体力的に持たない(あまり寝てないし)ので、これにて終了。
その後は、若狭湾沿いをドライブしたり、旧敦賀港駅舎を見学したりしながら、帰宅の途へとついた。
車があると、行動範囲が広がるのはいいのだが、どうしても体への負担が大きくなってしまう。やはり電車などと組み合わせていく旅が一番いいなと改めて思う今回の旅であった。
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