岡山の「たま電車」に乗ってみる
先日乗車した(記事はこちら)和歌山電鉄の「たま電車」の「姉妹」が岡山にいるらしい。
「たま電車」 岡山にも登場(朝日新聞)
和歌山電鉄と同じ両備グループの岡山電気軌道(岡電)が、同社と両備グループの創立100周年を記念して登場させた「たま電車」は、和歌山電鉄貴志川線の101匹より少ないものの、35匹の「たま」のイラストが描かれているという。
「これは乗りにいかねば!」というわけで、日帰りで乗りに行ってきた。
岡山駅前のバス案内所で1日乗車券(400円)を買い求め、岡山駅前電停で待つことしばし、東山行きの「たま電車」がやってきた(モブログはこちら)。
車内は岡山城や後楽園へ向かう人でかなり混雑していたが、城下電停でほとんどの人が降りる。
車内が空いてきたので、じっくり見てみることにする。
車内のポスターは、ほぼ「たま」のイラストで埋め尽くされている(一部普通の広告もあった)。
和歌山電鉄の「宣伝」も入っている。
そして、シートの柄も和歌山電鉄の「たま電車」と同じになっている。
終点の東山で下車する。このまま折り返していく「たま電車」に乗ってもよかったのだが、あえて見送る。
実はこの「岡電」には、この「たま電車」以外にもユニークな車両がある。
旧東武鉄道日光線100型という古い電車で、冷房もついていない車両なのだが、1両はその日光線時代のカラーリングを復活させて運行している。しかし、これは運転日が限られており今日は動いていない。あともう1両は、「たま電車」と同じく水戸岡鋭冶さんのデザインによりリニューアルされ、「KURO」という名前で運行されている。この「KURO」は今日も運転されているので、それを待つことにしたのである。
待つこと約30分、ようやく「KURO」がやってきた(モブログはこちら)。
車体は岡山城(烏城)にあわせて「烏の濡れ羽色」の黒が使われている。イメージとしては、JR九州の「あそ1962」に近いように感じる。
車内はこんな感じ。
木がふんだんに使われている。
つり革は、日本では鉄道、軌道含め初めて本皮を使用しているそうである。
「KURO」に乗車し、岡山駅へ戻り、その後もうひとつの路線の終点である清輝橋まで往復乗車した後、帰宅の途へとついた。
以前乗った「MOMO」もそうだが、「ちょっと乗ってみたいな」と思う車両がいくつもある鉄道は、何度も訪れたくなるし、そうすることで地方鉄道の活性化にわずかながらでも力になれると、やはりうれしいものである。また乗りに行く機会を作ろうと思う。
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コメント
はじめまして。たま電車、岡山でもデビューしました。かわいいです。(まだ乗っていませんが・・・。)車内はたまのポスターでいっぱいなんですね。
岡山の電車の写真、↓に載せています。岡山カラーというのがよくわからないです。
http://sweetcollection.web.fc2.com/travel/okayama-densha.html
※市内在住なのですが、実はほとんど電車に乗ったことないんですよ・・・。
投稿: 岡山県人 | 2009.05.06 12:44
岡山県人様
はじめまして!コメントありがとうございます。
岡電の写真、拝見いたしました。
私も岡電オリジナルのカラーというのはよくわかりませんが、MOMO以外の車両は、パンタグラフがとても特徴的だなあと思います。
投稿: K_S | 2009.05.06 17:55