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2009.05.10

ゲキ★ヤス土日乗り放題きっぷでいく九州の旅(1)

GWが終わり、ようやくまとまった休みが取れることになったので、旅に出ることにした。
行き先をどうしようか迷った挙句、先日記事にしたあの切符がちょうど使えるので、行き先はすぐに決定した。
それから往復の「足」や宿の確保などを段取りし、出発は5月7日と決定した。
当日は近鉄百貨店奈良店での北海道物産展HTBショップ出店初日ということで、朝は奈良へ(記事はこちら)。
いったん帰宅してから、再度出発となった。
六甲ライナーに乗車し、アイランド北口駅で下車、無料の送迎バスに乗ること約5分、往路の「足」となる阪九フェリーの乗り場に到着。

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乗船手続きを済ませ、早速乗り込む。今回は2等指定Aという「個室」を確保している。

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窓もなく、デスクとベッド、そしてテレビがあるのみというシンプルな部屋であるが、プライバシーが確保されているのはありがたい。
18時20分に出港し、19時20分に明石海峡大橋を通過(モブログでUP)、その後レストランで夕食をとり、大浴場にも入り、そのまま就寝、翌朝6時40分に新門司港に到着した。
ここからは無料の連絡バスで小倉駅へ。

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これが結構遠かった・・・。
小倉駅で、明日から使うきっぷを購入。それがこちら。

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以前記事にした「ゲキ★ヤス土日乗り放題きっぷ」である。利用前日までに購入しなければならないので、8日金曜日に九州入りしたのである。
この日は他に予定もなく、宿を取っている博多へ向かい、早めに宿に入り終了。

翌日、5月9日土曜日。宿をチェックアウトし、博多駅へ向かう。
まずは、リレーつばめに乗車し、熊本へ移動する。

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車窓からは、九州新幹線の高架橋がよく見える。
熊本からは、特急くまがわに乗車。

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3両編成の真ん中の車両は、以前は半室グリーン車だったもので、車両の半分の座席は当時のグリーン車の座席がそのまま使われているのでそちらに乗車する。

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足置きがあるのがわかるだろうか?
八代からは肥薩線に入り、球磨川沿いを走っていく。

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終点人吉駅では、「いさぶろう号」が接続している。以前乗ったことはあるのだが、また乗車してみたい列車である。また、ここから出ている第三セクターのくま川鉄道では、新しい車両が導入されており、こちらも一度は乗って見なければと思っている。

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しかし、これらの列車の乗車はまたの機会とし、折り返しの「九州横断特急」に乗車、一つ目の停車駅渡駅で下車する。

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ここで下車した理由・・・それは、この春から復活した「SL人吉」の雄姿を撮影したいがためである。
まずは、撮影ポイントを探す。歩くこと10分ほどで、第二球磨川橋梁に到着。

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この鉄橋は、曲弦プラットトラスと呼ばれる鉄骨組みをピンでつないでおり、ニューヨークで作られ、明治41年に竣工したというとても珍しい橋梁だそうで、すでに多くのカメラをもった人たちがいる。
ということで、この場所はやめにして、少し戻って駅に近い場所のカーブ付近で撮影することにする。歩き回っているうちに、時間は過ぎており、待つことしばし、遠くから汽笛が聞こえ、SL人吉がやって来た。動画で撮影する。

実際に乗るのも楽しいが、走っている姿を見るのもまた楽しいものである。
撮影し終えて、渡駅に戻り、普通列車で人吉駅に戻る。

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人吉駅では、まだSL人吉が停車中であった。しばらくして、いったん引き上げていった。折り返しのSL人吉発車まではまだ1時間半以上ある。
近くに珍しい機関庫と転車台があるというので、この時間を利用して見に行くことにする。
全国で唯一といわれている石造の機関庫には、SL人吉を牽引する8620型蒸気機関車(通称ハチロク)が休んでいた。

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もう少し先に行くと、転車台がある。
ここにハチロクがやってきて方向転換するというのでしばらく待っていると、後ろ向きでハチロクが入ってきた。転車台で回る様子を動画で撮影してみる。

撮影し終えて、再び人吉駅に戻り、待つことしばし、客車を先頭に推進運転でSL人吉が入線してくる。

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早速乗車し、車内を見て回ることにする。

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1号車と3号車には展望席が設けられている。
1号車はこんな感じ。

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明るめの車内である。
3号車はこんな感じ。

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1号車とは違い、シックな装いである。
そして、この3号車にはSL文庫なるものがある。

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SLを中心に、鉄道に関する書籍・絵本などがおかれており、自由に読むことができる。どんな本があるのだろう?

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西村京太郎さんのミステリーや、種村直樹さんの本がある。

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絵本の中に「きかんしゃやえもん」を発見。同じ本棚に「電車男」もある。
個人的に気になったのは、国鉄総裁だった高木文雄さんの書籍である。

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中をぱらぱら読んでいると、「国鉄は女性の職員が少なすぎる。もっと増やして改札などに配置すればよいのでは」といった提言が書かれていて、なかなか興味深い。じっくり読む時間はなかったので、どこかで探して読んでみたいと思う。
また、各車両の座席も少しずつ色が異なっている他、鉄道模型のディスプレイもある。

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元・SLあそBOYの車両を水戸岡鋭冶さんのデザインで改修した車両なので、乗っていて楽しい車両なのだが、難点がひとつ。これは、「あそ1962」でもそうなのだが、ボックスシートにテーブルが設置されていて、そのために少し座席のピッチが広げてある(窓と席の位置が少しずれている&一部シートが取り払われている)のだが、やはり狭い。席でじっとしているのが結構つらいのである。今回は、展望スペースでほとんどの時間を過ごしたのだが、去り行く線路や景色を撮影できて、かなりいい。

 

 

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途中運転停車した瀬戸石駅は、マスメディアでも紹介された知る人ぞ知る駅。

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付近には対岸に渡る橋がないため、渡し舟でわたらなければならない。その渡し舟は、対岸にいる求广川(くまがわ)八郎さんに声をかけると、迎えに来てくれるのである。その求广川さんが、こちらに向かって手を振ってくれていた。

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求广川さんだけではない。沿線でSL人吉を見た人たちはみんな手を振っている。SLだけでなく、球磨川下りの船に対しても、手を振ってお見送りをする「手振り運動」というのがあるらしい。車内からも手を振って応える人がたくさんいた。
八代駅から鹿児島本線に入り、架線の下をのんびりとSL人吉は走っていく。車内にも若干空席が出始め、自分の指定席のBOXも人がいなくなったので、ようやく自分の席に座り、終点熊本までを過ごす。
熊本駅到着直前、車両基地にはたくさんのブルートレインの車両が・・・。

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よく見ると「みずほ」だ「はやぶさ」だ「富士」だと、いろんな列車名の表示が出された状態である!あわててカメラを構えたのだが・・・間に合わなかった。
17時21分、定刻に熊本駅に到着。到着後も、ホームではSLの撮影をする人だかりができていた。

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ちなみにSL人吉で押してくれる車内検札印はオリジナルのものである。

今日の宿は、明日のスケジュールを考えて門司港駅の近くにとっている。乗り換えるのも面倒なので、すぐに接続している「リレーつばめ」ではなく、門司港行きの「有明」に乗車する。

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乗車時間が2時間40分近くになるため、ちょっと奮発してグリーン車に乗ってみる。今回の「ゲキ★ヤス土日乗り放題きっぷ」では、指定席やグリーン車は、別途指定席券・グリーン料金券を購入すると乗車できることになっており、熊本から門司港までのグリーン料金券は1530円である。乗り込んでみると・・・

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乗客は誰もいない。結局終点まで他の乗客はおらず、グリーン車1両独り占め状態であった。
20時49分、終点の門司港駅に到着。今日の宿へと向かい、長い1日が終わった。
10日日曜日は旅行最終日、SL人吉に勝るとも劣らないあの「列車」に乗車することになっているので、今から楽しみである。

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