さよなら「せいでん」・・・
今朝の神戸新聞を見て、「ああ、ついにこの日が来たのか・・・」と思ってしまった。
消える「せいでん」 ヤマダ電機傘下、店名変更(神戸新聞)
「せいでん」とは、三宮センター街に「三宮本店」を有する家電量販店である。昔は全国各地に店舗を持っていたのだが、今は兵庫県内で10店舗営業している。
阪神・淡路大震災後、経営が悪化し、2002年に民事再生法適用、その後カルチュア・コンビニエンス・クラブの支援を受けて再生し、持ち株会社「ぷれっそホールディングス」によるマツヤデンキ・サトームセンとの経営統合、さらにヤマダ電機の傘下(2007年に完全子会社化)となり、現在に至っている。
その「せいでん」が、7月1日にヤマダ電機が展開するブランド「LABI」「テックランド」に店名を変更するというのである。
最近はあまり「せいでん」に行く機会も少なくなってしまったが、昔はよく訪れたものである。
「ジョーシン」に行って、「ニノミヤ無線」に行って、「せいでん」に行って、「パレックス」に行って、最後に「せいでんパーツ」に立ち寄るのが、休日の定番ルートだったこともある。
お年玉でオーディオ商品の詰まった「福袋」を買ったり、パーツを買い集めて「ループアンテナ」を作ったり、「PC-PORT」も毎週のように訪れていたなあ・・・。
店名は代わるものの、看板やチラシには「せいでん」のロゴが入るとのことだが、また一つ、神戸の「よき時代」の名残が消えてしまうのは寂しい限りである。
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