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2009.08.04

樋口了一さん「徹子の部屋」に出演!

というわけで本日(2009年8月4日)、「徹子の部屋」に樋口了一さんが出演された。
放送時間は仕事中だったので、帰宅してからHDDレコーダーに録画しておいた番組を視聴した。
では、番組の内容や感想などは続きに。

まずオープニングが、いつものテーマ曲ではなく、「手紙」のPVからスタート!
その後スタジオの映像に変わり、いつものテーマ曲をバックに司会の黒柳徹子さんが樋口さんを紹介していた。

CM明けで、黒柳さんは「徹子の部屋」の前番組である「ワイドスクランブル」で「手紙」が紹介されているのを見て、聴いてみたい、全部歌っていただきたいと思ったとのこと。
続いて、黒柳さんは樋口さんがSMAP、TOKIO、沢田研二さん、石川さゆりさんなどいろんな人に曲を提供していること、そして「この曲」のことについてもこう紹介してくれた。

「北海道を中心として放送された旅番組の『水曜どうでしょう』、こちらのテーマソングとか、おつくりになってらっしゃる方なんですけど」

緊張されているように見えた樋口さんがこのときは笑顔を見せていた。

続いて、「手紙」の歌詞に関するエピソードが紹介された。
画面の右下には「樋口 了一 いま話題の“介護の歌”」というテロップが出ている・・・またか・・・しかし、黒柳さんはこう語った。

「ただこれは、介護する人たちの気持ちを、されるほうの側がわかってほしいという風な単純なものではないんですよね」

ああ、この人はちゃんとこの曲の「本質」をわかっていらっしゃる。そう感じた。
樋口さんも、「僕の中ではもっと大きな視点からの、命っていうものをすごく前向きに捉えた歌だと思っている」と答える。
そして、右下のテロップも「樋口 了一 老いた親の心情を歌い・・・」に変わっていた。

黒柳さんは、

「(「手紙」を)歌っているのを聴いて、詩を見たときに、すごい思いがけない詩だ。子供が親を思って書くものはいっぱいあるけれども、親がこんな風に言うのはね」

といい、樋口さんも「この視点に最初すごく驚いた」という。
さらに黒柳さんは、

「人によっては『そんなの親の勝手だろ』って思ったり、それから親というものはしっかりして欲しいと思うじゃないですか、子供は。だから、そんな弱気なこといわれると『やだな』と思ったり」

と、視聴者が思いそうなことを先に言ってしまう。そして、樋口さんに全国で歌ったときの反響を尋ねる。樋口さんは、『手紙』という曲なので、聴いた人が返事を書きたくなる、いろんな個人的な体験を送ってくれる人がいると答える。
そこで黒柳さんは、

「これ(『手紙』)を聴いて、お母さん・お父さんのこと、生きてらっしゃる方が、ああそうだ、と思って電話を掛けようとか、ちょっと寄って顔を見にいこうとか、思うようなことだってあるかもしれない」

と語る。

いつもなら「もっとゲストにしゃべらせてあげてよ!」と思うのだが、今日の黒柳さんはとてもいいように感じる。曲の「本質」を理解した上で、曲を聴いた人がミスリードしないように話を持っていこうとしている。

「こんなことを話しているよりも、歌っていただいちゃったほうがいいので」と黒柳さんが切り出し、いよいよ「手紙」のフルコーラス演奏である!

CM明け、黒柳さんが「人間の気持ちほんとによくあらわしている曲だと思う」と曲紹介して、樋口さんが「手紙」を歌いだす。
イントロは短めになっていたが、他は一切カットなしの「フルコーラス演奏」であった。

曲が終わり、CM明けで再びトークが始まる。
黒柳さんは、

「親になった人も、自分が将来歳をとって、そんな風になってしまうってこと、誰もあまり考えてないんですよね、若いときってね。だけど自分が実際その歳になって、そうなってみると、『ああそうなんだ』って思うんだけど、だからといってこれは、『私は昔、子供のときにあんたにやってあげたんだから、やってちょうだい』っていうのではないんですよね」

と言う。さらにこう続ける。

「今介護をしてらっしゃる方なんかは、やっぱりお聴きになると辛いとお思いの方もいらっしゃるでしょうし、小さいときから親と一緒に暮らさなかった方は、そんな思い出がないとお思いかもしれないんだけど、でもやっぱり人間って、そういうものなんだって思うとね」

樋口さんが続ける。

「僕はいずれその、この言葉の後ろにあるものにみんながたどり着いてくれるっていう風に信じてまして、だからこそできるだけ長い間歌いたいと思っているんですよ」

黒柳さんがさらに続ける。

「そして人間の持っているできる限りのやさしさとか、思いやりみたいなものが、例えば自分がそういう体験をしていなくても、できる人になれたらいいと思ったり」

そして、黒柳さんは歌詞の中で特に心を打たれたところとして、「同じ話を何度も繰り返す~絵本の暖かな結末」「お風呂に入るのを嫌がる~」「いずれ歯も弱り~」の部分を、涙をこらえながら朗読される。そして、子供の頃の写真(自分体を押さえていてくれる様子)を思い出し、親の愛は無償だということを思うと語る。
樋口さんは、昔は親が衰えていく姿を見ると、すごく悲しかったり無力感があったりしだのだが、今は決してそうは思わなくなった、自然の摂理であり、悲しいことであるはずがないと思うと語る。

親が弱ってくると、「こんな人じゃない」「もっと強いじゃないか」「同じことを何度も何度も繰り返して言う」「もっと賢い人だったじゃないか」といった気持ちが先に立ってしまい、やさしくできなくなってしまうという話を周りから聴くという黒柳さん。
樋口さんは、「本人も(そういう状況が)悲しいんですよね、きっと」と言い、この歌の中で自分が付け足した「悲しいことではないんだ」「消え去っていくように見える私の心へと」という部分を紹介し、でも消え去っているのではない、ちゃんとそこには変わらずいてくれて、励まして欲しいと思ってくれていて、こういうメッセージを常に発信してくれていると思うと語る。

曲を作ってから両親に対する気持ちが変わったかと尋ねられた樋口さんは、前以上に両親のことを考えるようになったし、また自分の子供に対しても同じように、子供に愛情を注ぐことが親に愛情を注ぐことと等しくなるように気がついたという。

歌を聴いたお客の反応について、樋口さんは、聞いている人それぞれの自分だけにしかない物語を思い出されている気持ちが、樋口さんに向けて入ってくるのがわかるという。
涙を流す方もいるが、それは悲しい涙ではなく、心の中にある何かを解き放すような涙で、歌い終わるとさわやかな気持ちになるという。
黒柳さんは、この歌でみんなが人にやさしくしたいと思ったり、勇気が出たり、前向きになったりすればほんとにいいと語る。

続いて8月24日の青山円形劇場でのコンサートの話から、いろんな曲を作っているという話になり、樋口さんがお父様から曲を作れといわれた話になる。
地元である熊本の「立田山」が、どこからみてもひらがなの「へ」の字をしており、それを歌詞にしたお父様がこれで歌を作れとおっしゃったとのこと。そして実際に作られたそうで、これがなかなかいいらしい。ぜひライブで聴きたいものである。

今、人の心がみんなばらばらになっているときにこういう曲(「手紙」)を歌うこと、そういう「音楽」の役割が増えていくといいと思うという樋口さん。黒柳さんは、この「手紙」が前向きだと思うし、清清しい涙だと思うと締めくくり番組は終了。

これまで「手紙」を紹介した番組の中では一番といっていいほどの内容だったのではないだろうか。何よりもこの曲が伝えたいことをきちんと理解して、きちんと伝えようとしている作り方だったと思う。この番組を通じていい形で「手紙」がまた広がっていってほしいものである。

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コメント

はじめまして。ミクシィのコミュから来ました。

不覚にも見逃してしまったので助かりました!!

ありがとうございます&おじゃましました。

投稿: | 2009.08.04 23:28

はじめまして&コメントありがとうございます。
お役に立てて何よりでございます。

投稿: K_S | 2009.08.04 23:54

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