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2010.03.20

CBCラジオGREEN LIVEはしご旅

日本最初の民間放送局であるCBC(中部日本放送)の創立60周年を記念した「CBCラジオGREEN LIVE」に樋口了一さんが出演されるということで、観にいってきた。
ライブの開催場所は2箇所。
1つは、2005年に行われた「愛・地球博」の会場跡地である「瀬戸万博記念公園「愛・パーク」。
もう1つは、三重県桑名市にあるショッピングセンター・マイカル桑名。
「愛・パーク」のほうは、13時から14時まで、CBCラジオの公開生放送として行われ、マイカル桑名のほうは、15時から公開録音で行われるとのことであった。
愛知県で14時に終わって、次は三重県で15時から・・・どう考えても移動できないのではないか?
どうするのだろうと思いながらも、まずは先に行われる「愛・パーク」へと向かうことにする。

今回は、この愛知県から三重県への移動があるということで、久しぶりに実家の車(通称「ロケ車」)を使うことにした。

Cbc_007
「愛・パーク」には駐車場が用意されておらず、瀬戸市文化センターの駐車場に車を止め、そこから無料のシャトルバスを利用することになっている。
名神高速から、新名神高速・東名阪道を経由して、3時間半ほどで瀬戸市文化センターに到着。
途中、CBCラジオが入るエリアになったので、ラジオをつけていたところ、桑名での樋口さんの登場時間が16時からであることが分かった。間の時間は2時間、少し余裕が出来たが厳しい移動時間であることに変わりはない。
そこからシャトルバスに乗ること20分弱で、「愛・パーク」に到着。まずは、ライブの行われるステージへと向かう。

Cbc_003
樋口さんの登場するライブの前後は、市民参加ステージとなっており、ちょうど「太極気功」の演舞が行われていた。その後は日本舞踊が行われ、瀬戸市の新しいキャラクター「せとちゃん」の着ぐるみも初お披露目されていた。
Cbc_001

11時ごろからライブのセッティングが始まった。
まずは、樋口さんとともにライブに出演される木山裕策さんがリハーサル。大ヒット曲「HOME」を1コーラス歌うと、集まった観客から拍手。リハなので、それ以上歌う必要はないはずなのだが、2コーラス目も続けて歌う木山さん。お客さんの期待に応えるとてもいい人である。あともう1曲リハで歌って(こちらは1コーラス)リハーサルは終了。

ここで、CBCの森合アナウンサーが登場し、今回のイベントの取り組みについて説明する。ライブを聴いた観客には、チラシが配布され、そのチラシに着いているシール(EXPOエコマネーグリーンシール)を、会場に設置してあるボードに張ることで、植林費用が寄付されるとのこと。
また、今回のライブでは木山さんが4曲、樋口さんは3曲歌うとのこと。樋口さんは「手紙」という長尺の歌があるので曲数が減るのは仕方がない。

そんな説明をしている途中で、ギターの森竹忠太郎さんが、後ろでギターのセッティングを開始。しばらくして樋口さんも登場。
樋口さんは「HOW?」と「手紙」の2曲でリハーサルを実施。途中、今日の天候について「暑いですね、今日は、Tシャツでもいいくらい」などといいながら、リハーサル終了かなと思いきや、「忘れてました」といって一旦引っ込んだ樋口さん。カズーを持ってきて、「切手のないおくりもの」の説明。
いつものごとく、1番と5番が同じ歌詞なので、今覚えてくださいといいつつ、最初は1番だけ歌い、続いてカズーのイントロからフルコーラスで演奏して、リハーサル終了。

再び森合アナが登場し、スケジュールの説明や拍手の練習などを行う。BGMには「HOME」と「手紙」が交互にリピート演奏される。
そして、12時25分からは、CBCのアナウンサー3名による絵本の読み聞かせ。今から18年前にブラジルで12歳の少女が各国首脳の前で演説したスピーチの内容で、環境問題について考えさせられる内容であった。
それが終わると、三度森合アナが登場。今度は、瀬戸市長やイベント協賛の信用金庫の理事長の挨拶があった後、13時からのライブ(公開生放送)についての注意事項や段取りを説明。13時4分、CBCのスタジオからの呼びかけで公開生放送がスタート。
まずは、木山さんのライブである。木山さんは4曲歌唱。リハのときにも思ったのだが、ものすごく「ええ声」(当たり前だが)。歌の内容については、やはり家族やお子さんのことに関するものばかりで、樋口さんの歌にも通ずるところがあるように感じた。
木山さんのライブが終わり、13時30分過ぎ、いよいよ樋口さんのライブが始まる。
(いつものごとく長ーーーい前フリで申し訳ない)

中継がつながる前に、少し「切手のないおくりもの」についての説明があり、また、観客をリラックスさせようと肩を回すよう森合アナが言うと、樋口さんもぐるぐると肩を回されていた。
13時32分、スタジオからの放送がステージスピーカーから聞こえ、中継へとつながる。「手紙」がロングヒット中であること、今日のライブでは先月リリースしたアルバムの中から3曲歌うことが紹介される。
まずは1曲目、樋口さんの2人のお子さんのうち、上のお子さん(現在6歳)が3歳ぐらいのときにおもちゃ売り場でけんかしたときに出来た歌と説明(会場から笑い)。

M1 HOW?

曲終わりで、けんかしたときの内容を改めて説明し、「大嫌いだ」といったお子さんが、ものの数分で目に涙をためたまま「やっぱり大好きだー!」といってきた笑顔の中に神様がいて、すぐ曲にしたこと、出産に立ち会ったときに、子どもが自分を父親として役割を与えるためにやってきてくれたと感じたことなどを話されていた。
次の曲は、そのお子さんが出来たときにちょうど出会った言葉を歌にしたもの。

M2 手紙~親愛なる子どもたちへ~

曲終わりで樋口さんは、この歌が希望の歌だといい、歌詞をいろんな人に見せて、郵便配達して欲しいと話されていた。
最後の歌は、アルバムでこの「手紙」の次に入っている曲。1番と5番が同じ歌詞であることを説明し、「生放送中ですが」と断りながら、1番を練習。自分の好きな人を思い浮かべながら歌ってくださいといってイントロが始まる。

M3 切手のないおくりもの

曲の最後で、ギターの忠太郎さんを紹介して、ライブ終了。最後は拍手でスタジオに戻ったようである。
中継が終わった後の森合アナとのやり取りで、樋口さんは自身が雨男だったことと、「最近は行く場所場所で天気がよくて、日ごろの行いがよくなったのかな」とおっしゃっていた(笑)
そして、森合アナがアルバム「よろこびのうた」について、14年ぶりのアルバムであることや、後ほどCD即売と握手会があることなどを流暢に説明、それを聞いていた樋口さんは「すごいですね、そのプロモーショントーク」と絶賛、全国を一緒に回って欲しいみたいなこともおっしゃっていた。

ライブ終了後、席を立つと、先日のバスツアーで一緒になった方々と再会。桑名へ行かなければという気持ちが強かったので、あまりお話も出来ないままその場を立ち去ってしまったのが心残りであった。

この場をお借りして、愛・パークでお会いした皆さん、ご挨拶もままならず申し訳ありませんでした。また、どこかでお会いできたときには、よろしくお願いいたします。

再びシャトルバスに乗車し、瀬戸市文化センターに戻り、車で桑名へ移動開始。やはり3連休初日ということもあって、道路が混んでいる。さらに、早朝から車を運転していたので、やはり疲れが出てくる。
気合を入れながら、走り続けたのだが、マイカル桑名には16時を少し回って到着。
駐車場に車を入れて、急いで店内へ。音楽の聞こえる方向を探しながら進んでいくと、聞き覚えのある声とメロディ・・・「HOW?」だ!ステージのある噴水の広場に到着すると、ちょうど「HOW?」を歌っているところであった。

M1 HOW?

曲終わりのお話は、ほぼ愛・パークと同じお子さんのお話。その後、40歳を過ぎてから大きな意味でラブソングを書くようになったといい、それはこの言葉に出会ったからということで「手紙」の話へ。
「手紙」の言葉を始めてみたときに心をわしづかみにされて歌にしたこと、この言葉を作った人の気持ちを知るすべはないが、きっと悲しくはなくて、希望のメッセージだと思うとおっしゃっていた。

M2 手紙~親愛なる子どもたちへ~

曲終わりで、ポストマンライブについて、いろんな場所を回ったこと(夫婦2人、格闘技のリングの上、暗闇の公園、結婚披露宴など)、昨年は51箇所回り、今年は53箇所目まで回ったという話と、「ポストマンライブ日記」についての話もされていた。

最後は元気になれる曲ということで、まずは「水曜どうでしょう」と大泉洋さんのお話から。さらに「サイコロの旅」の説明をして、この「サイコロの旅」は人生そのもので、「何でこんな思いをしなければならないのか」ということも、すべて理由があって、それを乗り越えれば、新しい朝がいつものようにやってくる、そういう歌だと説明。そして、この場所の確認と噴水を挟んで真正面に座っていた女の子の名前(さなちゃん)を確認したのち、曲のタイトルコールの説明。「2002と意味なく叫んでください。この人がイントロを弾きます」といって忠太郎さんを紹介したのち、いつものように叫ぶ!

M3 1/6の夢旅人2002

コール&レスポンスは、桑名中、マイカル桑名中、さなちゃん中など。
曲終わりで、MCの女性が登場し、アルバムについてのお話をされていた。場所が吹き抜けになっていて声が響くので、あまり聞き取れなかったのだが、ジャケット写真の話や、家族についての話をされているようであった。
CDの即売はあったようだが、次のライブ(17時からは木山さん)が迫っていることもあってか、握手会のようなものは行われていないようであった。
その後樋口さんをお見かけすることは出来なかったのだが、ギターを持って退出される森竹さんをお見かけしたので「お疲れ様でした」とお声がけさせていただくことが出来た。
その後、混雑する高速道路を走り、途中休憩もとりながら、4時間弱で帰宅となった。

久しぶりの「ロケ車」での移動は、やはりきついものがあった。どんなにしんどくても、自分で運転しなければ帰宅することが出来ない。電車やバスなどの公共交通機関なら、寝ていても移動できるので、やはり楽である(まあ、寝過ごしたら大変だが)。
さて、次の樋口さんの「生歌」はいつになるだろうか。出来れば近場で聴きたいものである。

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