« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »

2010年5月

2010.05.30

樋口了一コンサート「手紙~親愛なる子供たちへ~」 at つくばに行く

2010年5月29日(土)につくばで行われた樋口了一さんのコンサートに行ってきた。
コンサート会場にたどり着くまでの顛末は、また後日として、まずはコンサートの内容について書いていくことにする。

前日に電話でチケットを予約しておいたので、17時過ぎに会場受付でチケット代と引き換えにチケットを受け取る。
17時30分過ぎ、会場内に入り席に着くと、かなり前方でステージがよく見える場所である。
ステージ上にはグランドピアノが1台とギターが3台、真ん中にマイクとイスが置いてある。
バックは一面ブルーの照明で照らされており、曲に応じて色が変わっていく。
17時45分に影アナによる注意事項説明、18時に1ベル、18時5分に2ベルとともに照明が落ち、ピアノの岡本洋さんとギターの森竹忠太郎さんがスタンバイ。続いて樋口さんが登場し、所定の位置にスタンバイ。
いよいよコンサートが始まる。

続きを読む "樋口了一コンサート「手紙~親愛なる子供たちへ~」 at つくばに行く"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.05.27

「技研公開2010」に行く

先日記事にした「行きたい場所(イベント)」に行ってきた。
毎年5月末に行われるNHK放送技術研究所の公開イベント「技研公開」である。
いつもは土曜か日曜に訪れるのだが、今年は公開初日に訪れることになる。
「平日だし、わりとゆったりと見られるかなあ」と思いながら、早朝の新幹線に乗り込み、電車とバスを乗り継いで、砧にある技研に到着。Nhk20100527_65_768x1024

中に入ると、ものすごい人・人・人・・・である。スーツ姿の方が多く見受けられるので、業界の方が多いのかもしれない。これはしまったなあと思いながらも、展示を見て回る。
気になった展示をいくつかピックアップしてご紹介していくことにする。
Nhk20100527_3_1024x768 Nhk20100527_6_1024x768
これは「放送通信連携サービス」のひとつである「ソーシャルテレビサービス」。
テレビを見ながらコメントを書き込み、それを共有することで多くの人と一緒にテレビを見たような楽しみ方が出来たり、テレビの感想をグラフ化して表示したり出来る。
ちょっと前なら「掲示板実況」、今なら「twitter実況」が放送中の画面に同時表示されるといった感じだろうか。

Nhk20100527_11_1024x768 Nhk20100527_14_1024x768

これは、「意図をくみ取るテレビユーザーインターフェースの提案」というもので、テレビを見ている人が雑誌を読んだのを認識し、その雑誌に載っている内容にあった番組を流すというもの。

続いては、昨年の技研公開(記事はこちら)でも紹介されていた「インテグラル立体テレビ」。1度に8名が入るブース内の実映像撮影は不可だったが、並んでいる間に展示されていた立体映像は撮影できた。
Nhk20100527_24_1024x768
・・・まあ、写真では立体感はまったく伝わらないのだが。

そして、毎年恒例・実はこれを見るために「技研公開」に来ているといっても過言ではない「スーパーハイビジョンシアター」。Nhk20100527_35_1024x768

今年のテーマは、「スポーツ&ステージ」。
NHK交響楽団のコンサート、NHK杯フィギュアや東京マラソン、紅白歌合戦などの映像が大画面&22.2chサラウンドの音響で流される。また、スーパーハイビジョン・フル解像度カメラで撮影された子どもたちや桜の映像も流された。
N響コンサートの映像で演奏されていたのは、ベートーベンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」。
TEAM NACSのファンならご存知、「COMPOSER~響き続ける旋律の調べ」で使われていた曲である。
あの冒頭のフレーズを聞いた瞬間、頭の中にリボンを持って踊る安田顕さんの姿が浮かんでしまった(苦笑)。
東京マラソンの映像では、雨の音がものすごくリアルで、そのときの空気や気温までもが伝わってくるように感じた。
紅白歌合戦の映像では、歌手の方のパフォーマンスもさることながら、NHKのカメラマンやディレクター、スタッフの方があちこちと動き回る姿に目がいった。「オープニングから『巻き』が入る」といわれる(?)紅白の舞台裏が少し見えたような気がした。
そして、スーパーハイビジョン・フル解像度カメラで撮影された桜の映像は、奥行きを感じる映像で、これだけ見えるのなら、立体テレビなんて要らないんじゃないかと思わせてくれるほど素晴らしい映像であった。

続きを読む "「技研公開2010」に行く"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.25

片道600円が100円に!山形鉄道で1日1往復の臨時列車運行!

「鉄」から「鉄道会社社長」になられた社長がいる山形鉄道が、またユニークな列車の運行を計画している。

フラワー長井線:片道100円1往復 来月12日から30日まで /山形(毎日新聞)

記事によれば、フラワー長井線沿線の「あやめ公園」(長井駅から徒歩約10分)が今年開園100周年を迎えるのを記念して、片道100円の記念臨時列車を期間限定で1往復運行させるとのこと。
運行区間は、赤湯駅-長井駅間で、ダイヤは9時29分赤湯発-10時長井着と、10時8分長井発・10時38分赤湯着。いずれも区間内は各駅に停車する。運行期間は、平成22年6月12日(土)から30日(水)まで毎日運行される。
赤湯駅-長井駅の通常運賃が600円なので、1日1往復・期間限定ではあるが、かなりお得に乗車できることになる。

また、「あやめ公園」では、6月10日から7月4日まで「あやめまつり」を開催しており、6月12日・13日にはJR東日本のトロッコ車両「びゅうコースター風っこ」を使ったイベント列車「あやめ100周年号」も運行されることになっている(詳細はこちら・PDF)。
こちらは「100円」では乗車できないが、フラワー長井線内は「土休日フリー切符」(長井線を一日乗り放題。同伴の小学生2人まで無料。1,000円)で利用することも可能なので、ぜひ乗車してみたいところである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.24

水曜どうでしょうDVD全集第14弾は6月1日予約開始&9月22日(水)発売!

後で記事にしようと思いながら、すっかり忘れていた水曜どうでしょうDVD全集第14弾の収録内容ならびに発売日等について、記しておく。

第14弾で収録される企画は、次の3企画。

「クイズ!試験に出るどうでしょう」
「四国八十八ヵ所」
「釣りバカ対決 氷上わかさぎ釣り対決」

「試験に出るどうでしょう」は、大泉さんたちの「移動」もさることながら、スタジオで寝泊りを強いられる安田さんの姿にも注目したい企画である。
そして、その「試験に出るどうでしょう」の罰ゲームとして生まれた「四国八十八ヵ所」は、その後第3弾まで続く「名企画」である。
「釣りバカ わかさぎ釣り」は、安田さんonちゃんの「泥酔」と「ダブルで行進」が印象的な企画である。

発売日は、2010年9月22日(水)。お値段は毎度おなじみの4,179円(税込)である。
ロッピーでの予約開始日は、2010年6月1日(火)。
商品コードは、「024746」。勝手語呂は「鬼よ、名寄」でいかがだろうか。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.05.23

路線まるごと「有形文化財」・天浜線が登録準備

静岡県の掛川駅と新所原駅を結ぶ「天竜浜名湖鉄道(天浜線)」が、今年全線開通70周年を迎える。この70周年の記念事業の目玉として、ある計画が進められようとしている。

天浜線“丸ごと”国有形文化財に 登録に向け準備(静岡新聞)

記事によれば、旧国鉄二俣線時代に作られた昭和初期の駅舎や鉄橋、トンネルなど約40カ所を国の有形文化財に登録するための準備に入ったとのこと。
天竜二俣駅構内には、1998年に国の登録有形文化財になっている転車台や扇形車庫などがあるそうで、登録されれば、鉄道路線の一括登録としては、
若桜鉄道(鳥取県)と、わたらせ渓谷鉄道(群馬県)につぐ全国3例目になる。
こうしたことによって、地方の鉄道が注目され、乗客が増えて、鉄道が残っていくといういい形になってほしいものである。
天浜線に乗車したのはもうずいぶん前になる。機会を作って乗りに行かなければ・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.20

四国のいいところを全国にアピール!「四-1グランプリ」開催

日本航空(JAL)が2010年5月6日(木)~7月16日(金)まで実施している「JAL麗らか四国」キャンペーンにおいて、四国から日本全国への情報発信を促進する面白そうな企画を同時開催している。
その企画とは、地元盛り上げ企画「四‐1グランプリ」

この「四-1グランプリ」は、

  1. 四国通がおすすめする旅の秘密スポットを募集する「Tabi‐1グランプリ」
  2. 四国の食材でつくるオリジナルスイーツアイディアを募集する「空スイーツグランプリ」
  3. 四国の町・人・事をPRした自慢CM映像を募集する「勝手CMグランプリ」

の3つの企画で構成されている。この中で「旅ブログ」としてチェックしておきたいのは1番目の「Tabi‐1グランプリ」と、3番目の「勝手CMグランプリ」である。

まず、「Tabi‐1グランプリ」は、「四国在住の方や四国に旅した方などを対象に、四国の旅のおすすめスポット情報を募集するコンテスト」となっており、2010年5月15日(土) ~ 2010年7月25日(日)24:00までの間に、JAL国内線観光情報サイト「旅したい。」の「四国」ページ内の「Tabi‐1グランプリ」ページ(http://www.jal.co.jp/shikoku/)から投稿する。
一般からの投票数と各県の代表等による審査で選ばれる「グランプリ」には国内往復航空券(1名)、「優秀賞」にはモデルプレーン Boeing777-300ER(1/200)(2名)、「ユニークアイディア賞」にはジャルパック海外旅行券3万円分(1名)がプレゼントされる。

もうひとつの「勝手CMグランプリ」は、「四国在住の方や四国に旅した方などを対象に、四国の街・食・店・人など自慢したいことの手作りCMを募集するコンテスト」となっており、2010年5月15日(土) ~ 2010年7月25日(日)24:00までの間に、JAL国内線観光情報サイト「旅したい。」の「四国」ページ内の 「勝手CMグランプリ」ページ(http://www.jal.co.jp/shikoku/) から投稿する。
各県の代表等による審査で選ばれる「グランプリ」には国内往復航空券(1名)、「優秀賞」にはモデルプレーン Boeing777-300ER(1/200)(2名)、「各県賞」には、「各県の県産品セット」(1名×4県分)、「ユニークアイディア賞」にはジャルパック海外旅行券3万円分(1名)がプレゼントされる。

昨年は「高知旅づくりコンテスト」に応募し、「高知に行きたいランキング賞」を受賞(?)したのだが(記事はこちら)、今年はこの「四-1グランプリ」へ応募してみるのも面白そうである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.18

携帯電話でマイルがたまる!JALマイルフォン誕生!

「携帯電話でマイルがたまる」・・・そんなの普通やん!と思われる方も多いかもしれない。
確かに、携帯電話を利用してたまったポイントや、料金支払いに使ったクレジットカードのポイントはマイルに交換することができる。
しかし、今回登場したのは毎月の利用料金に応じて直接マイルがたまるという携帯電話である。

日本初!ケータイ 利用料で直接マイルがたまる「JALマイルフォン」誕生(JALマイレージバンク)

JALマイルフォン公式サイト

この「JALマイルフォン」は、株式会社インフォニクスが提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)プラットフォーム「SELECT MOBILE」を活用し、KDDI(au)の通信インフラを利用した携帯電話サービスとなっており、基本料金や通話やメール・webなど、毎月の利用料金に応じてマイルがたまるというもの。

たまるマイルは、対象となる利用料金に応じて異なり、0~2,999円であれば100円につき1マイル、8,000円以上になれば、100円につき5マイルたまる。
また、利用料金をJALカード(JALカードショッピングマイル・プレミアムに入会)で支払いすると、100円につき2マイルがたまるので、8000円以上の支払いがあれば100円につき7マイルたまることになる。

JALマイルフォンの購入は、WEBサイトからのみ可能となっている。新規加入だけでなく、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)でもWEBサイトから申し込むことができる。
販売開始は2010年5月18日から、サービスの開始は2010年6月1日からとなっている。

JALマイラーなら、一度検討する価値はあるかもしれない。
個人的には・・・先日携帯電話を買い換えたばかりなので、検討の余地なしだが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.17

プラレールが当たるかも?JR九州の「ゲキ★ヤス土日乗り放題きっぷ」発売!

JR九州全線の普通列車(快速列車を含む)・特急列車・九州新幹線の普通車自由席に、利用期間中の連続する土日2日間乗り放題で、なんと10,000円、こども用のきっぷはなんと1,000円という、JR九州の「ゲキ★ヤス土日乗り放題きっぷ」がまた発売されるのだが、今回はあの「鉄道玩具」とのコラボレーション企画が用意されている。

チャンスは週末3回!!「ゲキ★ヤス土日乗り放題きっぷ」発売!(JR九州)

あの「鉄道玩具」とは、昨年誕生50周年を迎えた「プラレール」。「ゲキ★ヤス土日乗り放題きっぷ」発売時に渡される応募券を送ると、抽選で50名に「800系新幹線新幹線フル編成セット」が当たるとのこと。

また、切符とともに渡される「引換券」を、引換期間中【平成22年6月12日(土)~7月15日(木)】に、九州内のイオンショッピングセンター、ジャスコ、サティ、スーパーセンター(一部を除く、計46店舗)の直営のおもちゃ売り場レジい持って行くと、「プラレール」部品「直線レール4本」と引き換えてくれる。ただし、各店舗先着10名までの受付で、無くなり次第終了とのことなので、欲しい方は早めに行かれるとよいだろう。

切符の発売期間と利用期間は下記の通り。
発売期間:平成22年5月17日(月)~6月25日(金) ※利用日の前日金曜日まで発売
利用期間:平成22年6月12日~6月27日(日)までの連続する土日2日間
その他詳細については、上記リンク先をご確認いただきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.16

展望車に食堂車にキッズルーム・・・2013年・新型近鉄特急登場!

「トワイライトエクスプレス」「北斗星」「カシオペア」といった寝台特急にわずかに残っている「食堂車」。
今、列車内での食事といえば、駅弁かコンビニ弁当・おにぎりといったものが主流になっている。
そんな中、新たに食堂車のある特急が誕生しようとしている!

展望室や子供室…近鉄が新型特急(読売新聞)

記事によれば、近畿日本鉄道が発表した2010~14年度のグループ経営計画の中で、展望室や食堂車、子どもを預かる「キッズルーム」を設けた新型特急を、2013年までに大阪―伊勢志摩間などで走らせることを発表したとのこと。

今回のグループ経営計画の中では、阪神との相互直通運転について「将来は、西は姫路、東は伊勢志摩、名古屋へ特急運転」(「近鉄グループ経営計画」【PDF】21Pより)という記述もあり、いつかは食堂車付きの近鉄特急で、兵庫エリアから伊勢志摩・名古屋方面へ向かうことも出来るようになるかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.14

ナッチャンWorld、この夏最後(?)の復活

昨年夏に一時復活し、乗船した(記事はこちら)あの高速船が、この夏も復活するようだ。

津軽海峡フェリー:高速船が復活 7~10月、期間限定 /青森(Yahoo!ニュース-毎日新聞-)

【プレスリリース】高速船「ナッチャンWorld」今年も津軽海峡に復活!(※認可申請中

記事およびプレスリリースによれば、津軽海峡フェリーの高速船「ナッチャンWolrd」が、昨年に続いて今年も期間限定で復活運航することになったとのこと。
運航期間は、7月17日から10月31日までの土日祝と8月1日から8月22日までの毎日で、1日1往復。
期間により、運航ダイヤが異なるので、津軽海峡フェリーのウェブサイト・プレスリリースなどをご確認いただきたい。

津軽海峡フェリーでは、「ナッチャンWorld」の売却を検討しており、これが最後の運航となる可能性もあるとのことなので、まだ乗船されていない方は、この機会にぜひあの高速航行を体験していただければと思う。

【参考動画&画像】ナッチャンWorldの姉妹船「ナッチャンRera」

2009_07185th_bus0242

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.12

「本日の日記3」読了

本日(2010年5月12日)は、水曜どうでしょう公式HPのトップに掲載されている「日記」をまとめた「本日の日記3」の発売日である。
ローソンでの予約をしていなかったので、会社帰りに紀伊国屋書店で購入。

3_768x1024

帰宅の電車の中で9割がた読み終えて、残りは家で読み終えた。

2004年の2月から12月までの日記が収められている「本日の日記3」、以前にも書いたが、これはちょうどこのブログをはじめた時期と重なる。

どうでしょうの本放送が終わって約2年、待望の「新作」が作られ、次回作のロケハンと称して(わずか2週間で出張申請が降りた!)D陣が出かけた「スペインの旅」を特集した「どうでしょう本」なんてものも作られ、大泉さんは「Mステ」や「救命病棟」などで全国に名を知らしめ、鈴井さんは映画留学へと出かけ、ファンはその「大壮行会」で大いに盛り上がった。

この時期は、どうでしょう班と全国の「どうでしょうファン」にとって、翌年2005年の「どうでしょう祭り」でピークを迎える、最もお互いが幸せだった時期と言えるのではないかと思うのである。

何もかもがうまくいっていた。
本当に「一生どうでしょうします」という言葉が信じられた。
ずっとこんな幸せが続くと思っていた。

でも、その時はいつかは終わる。

今の「水曜どうでしょう」が置かれている現状は、決してよいものではないと思う。

でも、心の奥底では、思っている。
いつの日にかきっとまた、
あの時ほどではないかもしれないけれども、
どうでしょう班にとっても、どうでしょうファンにとっても、
「幸せ」なときが再び訪れると。
そう願わずにはいられないのである。

いつもは「どうでしょう」に対してなんだかんだ批判的なことを言っているこのブログだが(苦笑)、決してどうでしょうが嫌いになっているわけではないのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

通路を挟んで座席とベッドが並ぶ!583系で行く団体旅行登場!

世界初の寝台電車として登場した「583系」。
現在定期列車としては急行「きたぐに」のみで使用され、それ以外は団体列車として使われることが多い。4人がけのボックスシートで使われるか、3段式寝台として使われるかのいずれかというのがこれまでの使われ方だったのだが、今回JR東日本が企画した団体旅行は、その両方を1つの車両でセッティングするという。

長野直行! 特別仕様寝台列車(JR東日本)

この団体旅行では、583系の車両内の片側は座席(4人がけボックスシート)、もう片側は3段式寝台をセットしており、寝るときは寝台、それ以外は座席で過ごすことが出来る。3段式寝台は、寝るときはいいが、起きているときは空間が狭く、長時間過ごすには向いていない。一方、座席は4人がけのボックスシートではあるが、天井も高く、格段に過ごしやすいはずである。

今回用意されているコースは、「トロッコ列車と立山黒部・アルペンルートの旅」と「上高地・高山 白川郷の旅」の2つで、どちらも3泊4日(車中2泊・宿泊1泊)。
また、「トロッコ列車と立山黒部・アルペンルートの旅」については、1名様からの参加も可能となっている。
出発日は、いずれのコースも、平成22年6月17日(木)、7月8日(木)、9月23日(木・祝)、10月21日(木)。
お値段は、58,800円~(アルペンルートの旅)、50,500円~(白川郷の旅)となっている。

これはぜひとも参加したい!といいたいところなのだが、出発地が「秋田駅・青森駅・五所川原駅・弘前駅・大館駅ほか」となっているので、関西在住者としては、出発地に行くだけでも十分な「旅」になってしまうのがネックである(苦笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.11

北で南で、あの寝台特急の名前が新幹線として「復活」!

2010年12月の開業予定であった、東北新幹線八戸-新青森間の開業日が決定し、さらに2011年3月に導入される新型新幹線車両「E5系」の新しい列車愛称も発表されたのだが、その愛称とは、2009年のダイヤ改正で消えたあの寝台特急の名前であった!

新青森開業12月4日、最速は「はやぶさ」(@niftyニュース-読売新聞-)

東北新幹線 新青森開業等について [PDF/19KB] (JR東日本)
新しい東北新幹線の列車愛称等の決定について~2011年3月から新型高速新幹線車両(E5系)営業運転開始~ [PDF/132KB](JR東日本)

記事ならびにJR東日本のニュースリリースによれば、東北新幹線の八戸―新青森間の開業日が2010年12月4日に決定し、また、2011年3月から導入される、最高時速300km/h(将来的には320km/h)の新型新幹線車両E5系の導入に伴う、新しい列車愛称が「はやぶさ」にきまったとのこと。

「はやぶさ」といえば、2009年のダイヤ改正で消えた、東京と熊本を結んでいた寝台特急の愛称である。
今回の新しい列車愛称は、2010年3月2日(火)~31日(水)までの30日間、一般から募集されたもので、応募総数150,372件・応募種類4,396種類の中で、「はやぶさ」は3,129 件で第7 位であった。
ちなみに1位は、東北方面へ向かう特急列車の愛称として使われていた「はつかり」、2位は、E5系の車両塗装が似ているということから、この名前にしようという運動もあったらしい「はつね」、第3位は、急行列車の愛称であった「みちのく」となっている。

奇しくも、2011年春に全線開業する九州新幹線で、山陽新幹線と直通運転を行う列車の愛称が、2005年のダイヤ改正で消えた、東京と長崎を結んでいた寝台特急の名前と同じ「さくら」となっており、首都圏発九州行き寝台特急の愛称が、北と南で復活することになる。

以前の列車のイメージがまだ残っていて、今はしっくり来ないと思う方も多いかもしれないが、「はやぶさ」も「さくら」も、消えたままにしておくにはあまりにももったいない、優れた列車愛称だと思う。どちらも新たに生まれる新幹線として、新たなイメージを築いてほしいものである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.09

細目の新幹線「100系」2012年春引退&700系レールスター「こだま」化へ

0系なき後、山陽新幹線「こだま」として活躍してきた100系もいよいよ引退へのカウントダウンが始まる。

山陽新幹線「100系」2012年春引退へ(@niftyニュース-読売新聞-)

記事によれば、2011年春開業に予定されている九州新幹線鹿児島ルートの全線開通によって、新大阪―鹿児島中央間を最高時速300キロで直通する「さくら」の新型車両が大量投入されることになり、最高時速230キロで高速化に対応できない100系に代わって、来春以降順次、700系「ひかりレールスター」が「こだま」となるとのこと。

100系といえば、1985年に一部2階建ての新幹線として登場。2階にグリーン席、1階にグリーン個室やカフェテリアが設けられていた。
特にJR西日本が所有した「グランドひかり」では、食堂車・グリーン車・普通車指定席(1階部分・2×2シート)が4両の2階建て車両に設けられていた。

今は、山陽新幹線で4両または6両編成となり、車内はすべて2×2シートになっている100系、引退まではまだもう少し時間があるが、今度乗車したときには、車内外をじっくりと観察してみたいと思う。20070502_nishikigawa_hiroshima0012

この「細目」の先頭車を見られるのもあと2年足らずである。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.05.08

日帰りさぬきうどん満喫の旅

GWが終わり、ようやく休みが取れたので旅に出ることにした。土曜日が仕事のため、日帰りしなければならないという条件の中、以前記事にした候補地の中から選んだのは、うどんの「香川」である。

先日購入した「超麺通団4」(記事はこちら)と、FM香川のラジオ番組「麺通団のうどラヂ」「続・麺通団のうどラヂ」(番組ブログはこちら)のポッドキャストをダウンロードしたものをお供に、木曜日の夜、実家から車で出発。

香川県へ向かうには、いくつかルートがある。明石海峡大橋と大鳴門橋を経由するルート、山陽道から瀬戸大橋を経由するルート、そしてもうひとつは、今回利用した「ジャンボフェリー」である。
ジャンボフェリーを利用したのは、深夜便に乗車すると早朝5時に高松に到着するため、時間を有効に使えるのと、「ETCフェリー乗船実験」で運賃が割引になるため。

乗船口で手続きを済ませ(といっても、ETC乗船なので、車を降りずに完了)、待つことしばし、乗船する。乗船したら、利用したいサービスがあったので、売店で受付を済ませる。
そのサービスとは、「シングル個室」。深夜の1便のみ利用できる「シングル個室」は、通常運賃に+2,000円で一人用個室(枕・布団つき)が利用できるもので、運転手はなんと+500円で利用できる(詳しくはこちら→シングル個室はじめました)。

鍵とシーツを受け取り、個室へ。モブログでもUPしたが、部屋は広くはない。2010_05070001しかし、鍵をかけられ、回りを気にせずに寝られるのはありがたい。入港前の船内放送が流れるまで、眠ることが出来た。

翌朝5時過ぎ、高松港に到着。いよいようどん屋巡りの始まりである。
あいにくの雨模様で、カメラを持っていたのだが、景色などはまったく撮影できなかったので、うどん屋の店構えとうどんの写真を以下並べていく。

続きを読む "日帰りさぬきうどん満喫の旅"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010.05.07

旅に出ます!

旅に出ます!
GWの連続出勤が終わったので、旅に出てみる。今日の「宿」はちょっと狭い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.05

NHK総合「ホリデーインタビュー」に鈴井貴之さん登場!(感想など)

というわけで、NHK総合で放送された「ホリデーインタビュー」を先ほど見終わったので、その感想などを書いていくことにする。

オープニングは、北海道の空と大地をバックにした番組タイトルから、8ミリカメラを構える鈴井貴之さんの姿に切り替わる。
そして、ベンチに座る鈴井さんと聞き手の南山吉弘アナウンサーが映し出され、そこにタイトルが重なる。
「メイドイン北海道でどうでしょう?~タレント・映画監督 鈴井貴之~」
「メイドイン北海道」はゴシック系書体で緑(JR北海道カラーに近い)のグラデーション、「でどうでしょう?」は、和風書体で赤(朱色に近い)で描かれている。

そして、オープニング映像が終わると、いきなり黒画面に見慣れた文字と音楽が現れる。

How do you like Wednesday?

♪チャーン チャチャチャチャ チャラララーン~

これ、いいの?NHKさん(笑)
おなじみのオープニングに続いて、「水曜どうでしょう」のシーンがいくつか流れる。
最初のシーンは、「宮崎リゾート満喫の旅」2日目のオーシャンドーム前のシーン。
続いてのシーンは、大泉さんの格好(秀樹の白い衣装・テロップ「タレント・俳優 大泉 洋さん」)を見て一瞬「サイコロ2」かと思ったのだが、後ろの風景が店の中のように見えたので、違うと判断。DVDを見た結果、これまた「宮崎リゾート満喫の旅」初日にカクテルマジックの講習を受ける前のシーンと判明した。

なぜこの企画をチョイスしたのか、あまりにもマニアックすぎる(苦笑)
映像提供はもちろん北海道テレビ(HTB)なのだが、さすがのHTBさんもこれをチョイスして提供するとは考えにくい。「ホリデーインタビュー」の制作者が、たまたま手元にあった「宮崎リゾート」のDVDから選んだのではないかと推測する。

ナレーションは、
「北海道のテレビ局が作ったバラエティ『水曜どうでしょう』。14年前に始まった人気番組です。大河ドラマでも活躍する大泉洋さんは、この番組で一躍注目されました。」

続いて、DVDのジャケットがずらりと並んだ映像になる。、
ナレーションは、
「若者を中心にファンが増え、全国のテレビ局でも放送。DVDにもなり、絶大な支持を集めています。」

この後、オーシャンドームのプールに走って入り、転ぶ大泉さんのお姿も映る。そして、その後カットインしてくる笑顔の鈴井さん(とってもお若い)。ここにナレーションが入る。
「大泉さんとともに番組を盛り上げているのが、鈴井貴之さんです。実は『水曜どうでしょう』を企画した産みの親でもあります」
盛り上げているって・・・なんとも微妙な表現(苦笑)

続いては「映画監督・鈴井貴之」の映像が登場する。

続きを読む "NHK総合「ホリデーインタビュー」に鈴井貴之さん登場!(感想など)"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010.05.03

NHK総合「ホリデーインタビュー」に鈴井貴之さん登場!(番組情報)

NHK総合で朝6時半から放送される「ホリデーインタビュー」に、鈴井貴之さんが登場するようである。
放送日時は、2010年5月4日(火)6時30分から6時53分。
タイトルは、

「メードイン北海道でどうでしょう?・タレント映画監督・鈴井貴之さん」

NHKの番組紹介によれば(以下引用)、

北海道のローカル番組ながら、全国で放送されている「水曜どうでしょう」。番組の企画と出演を担う鈴井貴之さん(47歳)は、北海道で役者や映画監督として活躍。また、芸能事務所の社長として、俳優・大泉洋さんなどを育てている。“地方でも何かできる”と、もがき続けた鈴井さん。「田舎にいる劣等感がパワーになった」と劣等感を力に変え、地方から全国発信し続ける鈴井さんに、活動にかける思いを聞く。

とのこと。
タイトルからして「水曜どうでしょう」の映像が出てきそうな気がする(というかぜひ流していただきたい)。
リアルタイムで見て、すぐに記事にしたいところではあるが、放送時間帯はすでに仕事で移動中なので、帰宅後録画したものを見てから記事にしたいと思う。
(追記)見た感想などを記事にした→こちら

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.05.02

「足湯」をはしご・足湯めぐり号登場!

GWも中盤から後半に入ってきた。車の渋滞情報や、新幹線・飛行機の満席情報などを横目に仕事をしているわけだが、そろそろ疲れもたまってきている。疲れを取るならやはり温泉が一番、でも宿泊は無理だし、ゆっくり湯船につかる時間もない、せめて少しでも温泉気分を味わえれば・・・そんな状況にぴったりの「列車」を見つけた。

足湯めぐり列車でGO 摩周駅で歓迎行事(北海道新聞)
摩周&川湯温泉足湯めぐり号(JR北海道釧路支社)

記事およびJR北海道釧路支社の情報によれば、この「摩周&川湯温泉足湯めぐり号」は、釧路駅13時20分に出発し、終点の網走駅に17時14分に到着するのだが、途中の摩周駅と川湯温泉駅にある「足湯」をダブルで楽しめるよう、両駅とも約20分間の停車時間が設けられている。20分あれば足湯を楽しむには十分である。
ちなみにそれぞれの駅の足湯はこんな感じ。
2005_1017matsurihokkaido_trip0064

2005_1017matsurihokkaido_trip0058

上の写真が摩周駅の「ぽっぽゆ」、下の写真が川湯温泉駅の「あし湯」。いずれも2005年10月に撮影したものなので、現在とは違っているかもしれない(訪れたときの記事はこちら)。

「摩周&川湯温泉足湯めぐり号」の運転期間は、2010年5月1日から10月31日まで。期間中に1度は訪れてみたいものである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »