北で南で、あの寝台特急の名前が新幹線として「復活」!
2010年12月の開業予定であった、東北新幹線八戸-新青森間の開業日が決定し、さらに2011年3月に導入される新型新幹線車両「E5系」の新しい列車愛称も発表されたのだが、その愛称とは、2009年のダイヤ改正で消えたあの寝台特急の名前であった!
新青森開業12月4日、最速は「はやぶさ」(@niftyニュース-読売新聞-)
東北新幹線 新青森開業等について [PDF/19KB] (JR東日本)
新しい東北新幹線の列車愛称等の決定について~2011年3月から新型高速新幹線車両(E5系)営業運転開始~ [PDF/132KB](JR東日本)
記事ならびにJR東日本のニュースリリースによれば、東北新幹線の八戸―新青森間の開業日が2010年12月4日に決定し、また、2011年3月から導入される、最高時速300km/h(将来的には320km/h)の新型新幹線車両E5系の導入に伴う、新しい列車愛称が「はやぶさ」にきまったとのこと。
「はやぶさ」といえば、2009年のダイヤ改正で消えた、東京と熊本を結んでいた寝台特急の愛称である。
今回の新しい列車愛称は、2010年3月2日(火)~31日(水)までの30日間、一般から募集されたもので、応募総数150,372件・応募種類4,396種類の中で、「はやぶさ」は3,129 件で第7 位であった。
ちなみに1位は、東北方面へ向かう特急列車の愛称として使われていた「はつかり」、2位は、E5系の車両塗装が似ているということから、この名前にしようという運動もあったらしい「はつね」、第3位は、急行列車の愛称であった「みちのく」となっている。
奇しくも、2011年春に全線開業する九州新幹線で、山陽新幹線と直通運転を行う列車の愛称が、2005年のダイヤ改正で消えた、東京と長崎を結んでいた寝台特急の名前と同じ「さくら」となっており、首都圏発九州行き寝台特急の愛称が、北と南で復活することになる。
以前の列車のイメージがまだ残っていて、今はしっくり来ないと思う方も多いかもしれないが、「はやぶさ」も「さくら」も、消えたままにしておくにはあまりにももったいない、優れた列車愛称だと思う。どちらも新たに生まれる新幹線として、新たなイメージを築いてほしいものである。
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