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2010年6月

2010.06.29

まずは九州&北海道から!「日本縦断!花いっぱい位置ゲーの旅」開催!

昨年秋から今年春にかけて、JR九州の50駅を位置登録して「塗りつぶす」タイアップ企画(記事はこちら)を行った位置ゲー「コロニーな生活☆PLUS」が、また新たなタイアップ企画をスタートさせる。

コロプラ、公共交通機関とタイアップした日本縦断キャンペーン(ケータイwatch)
位置ゲーのコロプラ、日本全国の公共交通機関とタイアップした「日本縦断!花いっぱい位置ゲーの旅」キャンペーンを開始(コロプラニュース)
JR北海道とコロプラがタイアップ「日本縦断!花いっぱい位置ゲーの旅」(JR北海道ニュースリリース・PDF)

記事およびニュースリリースによれば、今回の企画は、位置情報を登録すると入手できる、コロプラ上のアイテム「花の種」を育てて花にするというもので、さらに、タイアップ先の公共交通機関にて発売される「コロカ」付き専用切符を購入し、「コロカ」のシリアル番号をゲーム内で入力すると、その花を写真撮影することができ、キャンペーンを進めることが可能になるとのこと。

2010年7月1日から始まるキャンペーン第1弾では、JR九州とJR北海道の2社タイアップでスタートし、その後9月スタート予定の第2弾では、東北エリア、東海エリア、四国エリアの公共交通機関の追加が検討されており、1年間のキャンペーン期間を通して、タイアップ先が追加されていく予定となっている。

「コロカ」付き専用切符は、それぞれ「コロプラ☆北海道乗り放題パス」(JR北海道)・「コロプラ☆乗り放題きっぷ」(JR九州)の名称で発売され、利用できるエリア・日数によって数種類発売される。発売期間・発売場所・利用期間等の詳細は、ニュースリリース等でご確認いただきたい。

1年間という長いキャンペーン期間で、日本各地で展開され、また乗り放題のきっぷもそれぞれ発売されるとなれば、「乗り鉄」にとってはとてもありがたい企画といえる。今後の「旅計画」の中にうまく組み込んでいきたい。

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2010.06.28

今度は「かるた」!JR北海道の鉄道フォトラリー第4弾まもなくスタート!

冬休み・夏休みの恒例企画となりつつあるJR北海道の「鉄道フォトラリー」。第4弾となる今回の企画は、北海道の駅名を「あいうえお順」に並べる「かるた合戦」とのこと。

鉄道フォトラリー第4弾「JR北海道かるた合戦」(JR北海道プレスリリース・PDF)

JR北海道のプレスリリースによれば、今回の「かるた合戦」のルールは次の通り。

まずは、携帯電話を使って空メールを送り、返信メールを通じてユーザー登録を行い、「かるた合戦」のマイページを作成する。

次に、各駅の駅名標をバックに自分の顔の入った撮った写真を撮影し、マイページを通じて写真を登録する。

その際、実際に駅に行く順番は自由だが、駅名が「あいうえお順」になるように写真を登録する必要がある。例えば、「あ さひかわ(旭川)」を最初に送信し、次に「い しかりぬまた(石狩沼田)、次は「う らかわ(浦河)」といった具合である。

1駅1ポイント獲得することが出来、獲得ポイントに応じて「見習」「主任」「助役」といった称号がもらえることになっている。

「あ」から始まり順番に「わ」まで駅名を揃えた段階でゴールとなるのだが、「あ」から「わ」までの中で、駅名の頭文字とならない駅が二文字あるとのこと。
その2文字を別途専用アドレスで送信し、正解すると晴れて「駅長」の称号と認定記念サボがもらえる。

対象となる駅は、北海道内のJR全駅と津軽今別駅。
開催期間は2010年7月10日から9月20日までとなっている。
詳しいルール等は、上記プレスリリースでご確認いただきたい。

夏の北海道を鉄道で旅しながら、フォトラリーに参加する・・・きっといい旅になるはずだ。

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2010.06.27

梅小路蒸気機関車館に「C571」を見に行く

山口線の新山口-津和野間を走るSL列車「やまぐち号」。今から5年ほど前に乗車したことがあるのだが(記事はこちら)、その牽引機関車であるSL・C57形1号機が、4年に1度実施される機関車を全て解体する「全般検査」を終えて、梅小路蒸気機関車館で庫外展示されるというので、見に行ってきた。

最寄り駅から電車に乗り、京都駅から市バスで梅小路公園で下車、歩くこと5分ほどで現地に到着。2010_06270080

入館料(400円)をICOCAで支払い、館内へ。まずはC571が展示されている転車台南側へ。すでに多くのカメラを持った人が撮影している。その間に入れていただき、早速撮影。2010_062700592010_062700062010_06270057

2010_06270062

うむー、もう少し寄れるレンズが欲しい・・・そして、また走行しているところを見たい&乗りたいという気持ちが高まってくる。
撮影を終えて、後ろを振り向くとそこにもSLが展示されていた。それも同じ形式のトップナンバーと2号機が、「重連」状態で!

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2010.06.26

新型「プレミアムドリーム号」車両展示会に行く

 

東京と大阪を結ぶJRの高速夜行バス「ドリーム号」の中で最もグレードの高い「プレミアムドリーム号」が、2010年7月1日より1日5往復に大増発される(くわしくはこちら・PDF)。
これに伴い、新型のプレミアムドリーム号用車両が導入されることになり、その車両展示会が行われるというので行ってきた。

展示会が行われた場所は、大阪環状線弁天町駅に隣接する「交通科学博物館」である。
弁天町駅のホームに降り立ち、ガラス越しにのぞいてみると・・・いた!2010_06260001_2外観を見る限りでは、現行の車両との違いはないようにみえる。果たして中はどうなっているのだろうか。
改札を出て入館券を購入し、館内へ。雨にもかかわらず、大勢の人でにぎわっている館内の展示物には目もくれず、バスの展示されている屋外へ向かう。2010_06260005_2雨のせいか、バスを見学する人はそれほど多くはない。早速車内に入り、まずは1階の「プレミアムシート」から見ていく。2010_06260006_22010_062600092010_06260007_22010_062600081階に4席設置されている「プレミアムシート」は低反発素材が使われ、シート幅(座面)60cm・リクライニング角度156度。各席には地デジテレビが設置されているほか、各座席を仕切る「マイカーテン」があり、AC100Vコンセントも設置されている。
現行車両との違いは、座席の素材(体反発素材)・シート幅(+0.5cm)・マイカーテン・AC100Vコンセントで、コンセントについては、今後現行車両にも順次搭載されるとのこと。

続いて2階の「スーパーシート」へ。

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2010.06.25

京阪電車開業100年の全てがわかる(?)5両編成「京阪ミュージアムトレイン」登場

今年(2010年)開業100周年を迎えた京阪電車が、記念事業として電車を使ったミュージアムを開設する。

電車が移動鉄道博物館に - 「京阪ミュージアムトレイン」7月10日に出発進行(マイコミジャーナル)
【報道発表】京阪電車 開業100周年記念事業 「京阪ミュージアムトレイン」の展示を7/10(土)から開始します (京阪電気鉄道・PDF)

記事および京阪電車のニュースリリースによれば、この「京阪ミュージアムトレイン」は、2600系電車5両1編成を改装して、車内に展示スペースを設けたもので、各車両ごとに展示テーマが設定されており、それぞれのテーマに沿った車両部品や模型、副標、写真、ポスター等の宣伝物などの資料をはじめ、これまでに発売した当オリジナル玩具などが展示される。展示テーマは以下の通り。

【1号車】テーマ:京阪電車100年のあゆみ
【2号車】テーマ:なつかしの駅風景
【3号車】テーマ:京阪特急特集
【4号車】テーマ:京阪電車でおでかけ
【5号車】テーマ:京阪電車グッズ大集合

また、車両の外観は、昭和2年に日本最初の“ロマンスカー”としてデビューし人気を集めた、転換クロスシートの豪華車両1550型の塗装をイメージしたモスグリーンになっているとのこと。

この「京阪ミュージアムトレイン」は、2010年7月10日(土)の中之島駅での展示を皮切りに、9月26日(日)まで合計15日間、中之島駅3番線ホーム、枚方市駅5番線ホーム、中書島駅4番線ホームで展示公開される。
展示時間は10時30分~16時00分(入場15時40分まで)、見学は無料だが、改札内への入場や当該駅までの運賃は必要となる。
詳しい日程などは上記の【報道発表】資料をご覧いただきたい。

列車を使ったミュージアムといえば、最近では和歌山電鉄の「おもちゃ電車」や、遠い昔であれば、1985年に行われた「つくば博」(国際科学技術博覧会)のPR列車「サイエンストレイン・エキスポ号」などを思い出す。また、阪急電車の「100年ミュージアム号」のように、車内に懐かしい歴代の車両、駅舎、乗車券など、トピックスごとに統一的なポスターを掲示したものはあったが、実際の車両部品などを展示して、自走して展示場所の駅までいけるミュージアム車両というのは、なかなかないのではないだろうか。
これはぜひとも見に行かなければと思う。

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2010.06.23

ETCカード見せてきっぷ買ってテレビを当てよう!JR九州 X ビックカメラ「エコに乗り換えキャンペーン」!

いよいよ高速道路の無料化実験が始まる。エリアは限られるものの、場所によっては「高速1,000円」よりも影響を受けるところが出てくるかもしれない。そんな中、JR九州がこれに対抗するユニークな企画を登場させる。

電車に乗ったら家電が当たる JR九州、無料高速に対抗(朝日新聞)
JR九州 X ビックカメラ「エコに乗り換えキャンペーン」!(ビックカメラ天神1号館・天神2号館 最新情報)
エコに乗り換えキャンペーン詳細紹介(ビックカメラ)

記事およびビックカメラのサイトによれば、JR九州が家電量販店のビックカメラと提携し、JR九州が発売する割引きっぷ「2枚きっぷ」「つばめ2枚きっぷ」「4枚きっぷ」「10枚きっぷ」購入者を対象に、32型の薄型テレビや1万円の商品券などが抽選で当たる「エコに乗り換えキャンペーン」を実施するとのこと。

参加方法は、高速道路無料化実験の始まる平成22年6月28日(月)から8月5日(木)のキャンペーン期間中に、JR九州の窓口でETCカード提示の上、1枚当たり2,000円以上の「2枚きっぷ」「つばめ2枚きっぷ」「4枚きっぷ」「10枚きっぷ」を購入するとスタンプカードが渡される。

「2枚きっぷ」「つばめ2枚きっぷ」の購入で1ポイント、「4枚きっぷ」の購入で2ポイント、「10枚きっぷ」の購入で3ポイントのスタンプが付与され、3ポイントを1口として、スタンプカードに必要事項を記入の上、JR九州の駅係員に渡すか、郵送で応募すると、抽選で金賞として東芝REGZA32型TVが5名、銀賞としてビックカメラのオリジナルギフトカード1万円分が30名に当たる。
応募締め切りは8月15日(日)当日消印有効となっている。

さらに、ビックカメラのダブルチャンスとして、スタンプカードの半券を持って九州内のビックカメラ店舗に持参し、税込み2,000円以上買い物をすると、ダブルチャンスに参加できる応募ハガキがもらえ、応募すると抽選で、A賞として、福岡・鹿児島・湯布院・長崎の中から好きなところへ1泊2日2食付のペア鉄道旅行が5名、JR九州の旅行券5,000円分が20名に当たる。

対象となる割引きっぷの種類が限られているのはちょっと残念だが、こうした企画によって鉄道の利用者減を少しでも防ぐことができればと思う。

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2010.06.21

あの「名曲」CDが当たるかも!ジャンボフェリーの七夕キャンペーン

神戸と高松を結ぶ「ジャンボフェリー」に乗船すると、必ず耳にする曲がある。
「二人を結ぶジャンボフェリー」というタイトルのこの曲、一度聴いたら耳をついて離れないそのメロディと歌詞、なぜフェリー会社の作る曲は耳に残りやすいのだろうと思う(「さんふらわあの歌」しかり、今はなき「海のハイウェイ・淡路フェリー」の歌しかり)。

残念ながらこの「二人を結ぶジャンボフェリー」のCDは販売されていないのだが、そのCDを手に入れることが出来るかもしれないキャンペーンが行われる!

二人を結ぶジャンボフェリー♪が 七夕キャンペーン を行います。(ジャンボフェリー)

この「七夕キャンペーン」は、7月7日の七夕を記念して、遠距離恋愛のカップルを応援しようという企画で、本州と四国の遠恋カップル(夫婦も可)が乗船無料になったり(7/5~7の全便)、売店にてメッセージカードのプレゼントがあったりするのだが、注目すべきは、期間中(6/28~7/7)窓口で乗船券を購入した全員に渡される「短冊」である。
この短冊には、「恋みくじ」がついており、そのみくじで「大吉」が出ると、ジャンボフェリーオリジナルCD「二人を結ぶジャンボフェリー」がプレゼントされるとのこと!

「遠恋」にはまったく関わりないのだが(笑)、オリジナルCDは欲しい!近いうちにまた讃岐うどんを食べに行こうと思っていたので、このキャンペーン期間に照準を合わせて計画を組もうと思っている。

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鉄道の「ウラ側」を見に行く!九州鉄道記念館の「バックステージツアー」

劇場や野球場などで行われることの多い「バックステージツアー」。普段は入ることの出来ない場所を見学できるのがとても魅力的なわけだが、これが「鉄道」の現場で行われるとしたら、「鉄」にとってはたまらない企画になるのは確実である。そんな「夢の企画」を定期的に開催している九州鉄道記念館が、7月に3本ものツアーを実施する。

普段輪見られない鉄道の現場を見て回る バックステージツアー(九州鉄道記念館)

今回企画されたのは、以下の場所を見て回るツアーである。

第1弾 7月24日:JR九州小倉工場(→ 応募要項・PDF)
第2弾 7月25日:門司港レトロ観光列車「潮風号」(→  応募要項・PDF)
第3弾 7月27日:JR九州社員研修センター(→ 応募要項・PDF)

第1弾の「JR九州小倉工場」では、車両の整備風景を見学できる。
第2弾の「門司港レトロ観光列車「潮風号」」では、潮風号の車庫を見学できる。
第3弾の「JR九州社員研修センター」では、新幹線800系の運転シミュレーターを使った運転疑似体験が出来る。

いずれの内容も「それ、魅力!」なものばかりである。
申し込み方法は、必要事項を記入の上、メールかFAXで応募することになっており、締め切りは2010年7月11日15時までとなっている。詳細は、それぞれの応募要項をご確認いただきたい。
今回はどの日程も都合がつかないので参加できないのが残念。

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2010.06.19

元・新快速を改造、「そよ風トレイン117」誕生

旧国鉄時代に誕生し、関西や中京圏で新快速・快速として使われていた117系電車が改造され、装いも新たにあの「秘境駅」の多い路線で走るらしい。

JR東海、117系電車を改造した「そよ風トレイン117」を夏の飯田線で運行(マイコミジャーナル)
「飯田線夏のレジャー向け臨時列車の運転について」(JR東海ニュースリリース・PDF)

記事およびニュースリリースによれば、4両編成の117系電車をリゾートトレインとして改造し、飯田線の臨時快速列車「そよ風トレイン117」として運行する。
1・3・4号車は、飲食が楽しめるよう大型のテーブルを配置した座席(ボックスシート)、2号車は、窓向きに木製ベンチを配置し、乗降扉のところに展望柵を設けた「ウィンディスペース」となっている(イメージイラストはこちら・PDF)。
展望柵といえば、南海電鉄の「天空」を思い浮かべるのだが(乗車したときの記事はこちら)、イメージイラストを見たところ同じような感じに見える。

運転日は、2010年8月1日(日)~9月26日(日)までの土、日、祝日、運転区間は、豊橋駅~中部天竜駅で、1日1往復となっている。
なお、全車指定席のため、乗車券の他に指定席券(510 円)が必要である。

また、同じニュースリリース内には、飯田線の「秘境駅」を巡る「飯田線秘境駅ツアー」について、8月・9月は、急行「飯田線秘境駅号」として運転し、一部の座席はツアー申込者以外でも利用することが可能になるとのこと。運転日等についてはこちら(PDF)。

この夏は、飯田線がかなり熱い。休みがうまく取れれば、ぜひ乗りに行きたいものである。

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2010.06.17

「北海道&東日本パス」がリニューアル!

ここ数年、年末にいつも利用している「北海道&東日本パス」が、この夏からリニューアルされる。果たして、使いやすくなるのか、それとも・・・。

JR 東日本エリア、JR北海道エリアを自由・気ままに!「北海道&東日本パス」で鉄道の旅をお楽しみください [PDF/86KB](JR東日本ニュースリリース)

では、2010年7月1日から発売される「北海道&東日本パス」と以前の同パスとの違いを挙げてみる。

○有効期間
今回から有効期間が拡大(5 日間→7 日間)となった。1週間連続で休むのはなかなか難しいかもしれないが、休みさえ確保できれば、これまで以上に行程のバリエーションが広がることになる。

○販売価格
おとな10,000 円は以前と同じだが、小児価格も新規設定されることになった。小児は5,000 円である。

○エリア
JR東日本および北海道線全線、青い森鉄道線全線、IGRいわて銀河鉄道線全線、北越
急行線全線、富士急行線全線の普通列車(快速含む)の普通車自由席に乗り放題という条件は変更なし。
ただし・・・乗車できる列車について、ある「変更」が行われている。

○急行「はまなす」乗車について
以前の同パスでは、普通車自由席であれば、急行券を別途購入することなく乗車できたのだが、今回からは急行券の購入が必要となった。
ただし、「別に必要な料金券をお求めいただけば普通車指定席等もご利用になれます」とのことなので、自由席だけでなく、これまでは利用できなかった指定席やカーペットカー、さらにはB寝台も別途料金を支払えば利用できることになる。
混雑期に席を確保するために、何時間も前からホームで並ぶ必要がなくなるし、寝台でゆっくり横になって移動することも可能になるというのは、ありがたいことである。

○函館~青森間相互発着の特急列車普通車自由席利用について
こちらは、変更なく、別に自由席特急券を購入すれば利用できる。

今回発売される「北海道&東日本パス」の利用期間は、2010年7月1日(木)~2010年9月6日(月)までとなっているので、利用する機会はなさそうなのだが、例年通り冬時期に発売されれば、おそらく利用することになる。今からどんな行程で行くか、いろいろと検討してみたい。

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交通新聞社新書「進化する路面電車」を読了する

「JR時刻表」や「旅の手帖」などを発行している交通新聞社が発行する「交通新聞社新書」。「読む・知る・楽しむ 鉄道の世界」をキャッチコピーに、鉄道に関するさまざまなテーマを取り上げているのだが、その中で直近(2010年6月)に発売された「進化する路面電車」を購入し、読了したのでご紹介したいと思う。2
進化する路面電車―超低床電車はいかにして国産化されたのか (交通新聞社新書 18)」は、鉄道ジャーナリスト・史絵.さんと史絵.さんの師匠である梅原淳さんとの共著となっており、史絵.さんにとっては初めての著書である。
史絵.さんの詳しい情報は、こちら→史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」

本書の内容だが、現在、各地の路面電車で導入されつつある国産の「超低床電車」が、どのように開発されてきたのかを、1950年代から1990年代にかけて日本の路面電車が置かれていた状況を「プロローグ」として、海外製の「超低床電車」の登場、日本のメーカーによる「超低床電車」の開発過程、さらにはこれからの「超低床電車」の可能性にまで言及している。

電車のメカニズムを図などで詳しく紹介し、また専門的な用語も多く出てくる部分がある一方、史絵.さんの「路面電車愛」があふれ出す「コラム」や、鉄道会社・車両メーカーの担当者の生の声も取り上げられており、これを読んでから実際の車両に乗ると、路面電車の旅がさらに楽しめるのではないかと思う。

ちなみに日本の路面電車は全部で19ある。
先ほど調べてみたら、これらの路面電車には全て乗ったことがあり、写真も一通りそろっていたので、写真とともにご紹介しておく。

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2010.06.15

「ポンジュース」の次は「うどんだし」・不思議な蛇口が出現!

その昔、「愛媛では蛇口からポンジュースが出る」という噂があったが、今度は「香川では蛇口からうどんのだしが出る」らしい。

蛇口ひねると讃岐うどんのだし汁 空の駅かがわ(毎日新聞)

記事によれば、高松空港の空港ビル2階に2010年7月13日にオープンする香川の特産品展示コーナー「空の駅かがわ」に、かけうどんのだし汁が出る蛇口が登場するとのこと。

蛇口をひねると、ビル内の讃岐うどん店が使うだし汁が出るそうで、それ以外にも県内のうどん店分布図などが展示され、名物・讃岐うどんをPRするそうである。

「オープン式典ではめんが振る舞われるが、普段はだし汁の試飲用で、容器とめんを準備しなければうどんは味わえない」と記事には書かれているのだが、果たしてそこまでの準備をしていく人がいるのだろうか。

仮に、近くの製麺所で玉売りの麺を手に入れて、どんぶりを持って「空の駅かがわ」に行くとしよう・・・いや待てよ?うどんが温められんがな!テボと湯がき場も併設してもらわんと!でもそうしたら、空港の中に出店しとる「かな泉」さんと「さぬき麺業」さんの営業妨害になるかも・・・とか、妄想は尽きない(笑)

ちなみに、「ポンジュースが出る蛇口」は、松山空港に実際に存在しており、毎月第3日曜日の「松山空港『ポンジュース蛇口』の日」に試飲イベントが行われている。
詳しい日程や時間などはこちら→松山空港での「ポンジュース蛇口」試飲イベントの実施について(PDF)

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2010.06.14

あの「鉄」ミュージシャン特別監修!ミステリーツアー発売

「電車でGO!」といえば、アーケードゲームとしてデビューし、その後プレイステーションなどに移植され人気を博した鉄道運転シミュレーションゲームである。
このゲームをやるためだけに、プレイステーションと専用コントローラーを買い揃えた人もいるのではないだろうか(少なくともここに一人いる・・・)。

そんな「電車でGO!」が、DSソフトとして2010年7月に発売されることになった。収録される路線は、命名100周年を迎える「山手線」。
最新車両だけでなく、昭和30~50年の時代を体験できる"昭和モード"を搭載し、当時の車両をその時代の風景の中で運転することができるという。

そのソフトの発売を記念して、あの「鉄」ミュージシャン特別監修によるスペシャルツアーが企画されている!

『電車でGO!(特別編)』発売記念×山手線命名100周年記念特別企画 485系「リゾートエクスプレス ゆう」でめぐるミステリーツアー (日本旅行)

日本旅行が販売するこのツアーは、日本の代表的フュージョンバンド「カシオペア」のキーボーディストとして活躍する一方、熱狂的な鉄道ファンとして有名な向谷実さんが監修した特別ルートを走行する「ミステリートレイン」ツアーとなっている。
分かっている行程は、上野駅を10時56分に発車、品川駅に14時10分頃到着するということだけ。どんなルートを通るのかは当日のお楽しみ。ルートを監修した向谷さんご本人もこのツアーに参加されるとのこと。
また、使用される車両は485系を改造したジョイフルトレイン「リゾートエクスプレス ゆう」、お座敷車両である。

さらに、ツアー参加者にはいくつかの特典が用意されている。
参加者全員に「オリジナル記念乗車証」が付くほか、限定パッケージの「オリジナルお弁当」も付いてくる。
ソフト付きプランで申し込むと、さらにゲームソフトや記念乗車証などを収納して飾れる「プレミアムスダンドBOX」も付いてくる。
車内では楽しいイベントが実施されるほか、運行ルート予想クイズも実施され、的中者には「向谷コレクションのレアグッズ」ももらえるとのこと(当選者多数の場合は抽選の場合もあり)。
また当日ニンテンドーDS持参で参加すると、なにやらサプライズ企画も用意されているそうなので、参加するならDSは必携といえるだろう。

ツアーの出発日は2010年7月24日(土)の1日限定。
旅行代金は、「電車でGO!特別編」DS用ゲームソフト付きプランでおとなお一人13,800円、ソフトなしプランでおとなお一人8,800円となっている。募集定員は120名、申し込みはwebサイトからのみとなっている。

ツアーの発売は、2010年6月18日(金)14時から。これまたあっという間に満員御礼!となりそうな気がする。

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2010.06.13

仙台から函館へ1泊2日1万円!モニターツアー募集中

今年も、まもなく半年が過ぎようとしているにもかかわらず、未だ北海道に上陸できていない。今年は少なくとも3回は行きたいと、去年の最後の記事で書き記しているというのに、これではいけない。
というわけで、最近では北海道への旅プランを練りつつ、いろんなサイトを見ているのだが、その中で、かなり魅力的な情報を発見した。
なんと、函館旅行1泊2日が1万円だというのである!

JR東日本・JR北海道・函館市連携事業 「Hut」モニターツアーを実施します (JR東日本仙台支社ニュースリリース・PDF)
モニターツアー参加者募集(Hut函館コミュニティサイト)

ニュースリリースによれば、JR東日本・JR北海道・函館市が連携して発売している旅行商品「Hut(フート)函館」で、函館市がオススメする「まちあるき」コースを巡るモニターツアーを実施することになったとのこと。
「まちあるき」コースは、新撰組の足跡を辿るコースや、映画のロケ地を巡るコースなど全部で6つ用意されており、その中から好きなコースを自由に巡り、感想などを簡単なアンケートで回答することが、モニターツアー参加の必須条件となっている。

旅行期間は、2010年7月7日(水)~7月16日(金)出発(7月10日を除く)で1泊2日限定、出発地も仙台駅発着限定となっており、お値段は、往復の交通費と宿泊費(1泊朝食付+復路のHutオリジナル弁当付)込みでお一人10,000円となっている(おとな・こども同額)。
通常運賃の仙台-函館間(新幹線・特急利用)が、13,500円なのでこれはかなりお得なモニターツアーとなっている。

なお、往復の列車は下記のとおり指定されている。
往路:仙台発8:38(はやて1号)- 八戸着10:03[乗換え]八戸発10:15(スーパー白鳥1号) - 函館着13:14
復路:函館発13:54(スーパー白鳥26号)‐八戸着16:45[乗換え]八戸発16:57(はやて26号)- 仙台着18:25
また、宿泊先はチサングランド函館とのこと。

モニターの募集人数は180名。1~3名様で申し込むことが出来る(各出発日10組20名程度)。
募集期間は、2010年5月28日(金)10:00~ 6月16日(水)23:59まで、「モニターツアー参加者募集」サイトから申し込むことになっている。

まあ、仙台駅出発限定ということなので、そこまでの交通費を考えるとね・・・

仙台近郊の方はこのチャンスにぜひ応募して、函館旅行を楽しんでみてはいかがだろうか。

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2010.06.12

今年で最後!松浦鉄道のビール列車は9月11日まで

毎年この時期になると各地方鉄道で「ビール列車」の運行が始まる。
ビールをはじめアルコール類は飲めないので、乗る機会はないのだが、きっと楽しいんだろうなあと思いながら、そのニュースを見ている。
その中で、今年が最後となる「ビール列車」がある。

ビール列車:MR、今年で最後 /長崎(毎日新聞)

記事によれば、松浦鉄道(MR)の運行する「ビール列車」(佐世保駅-佐々駅間を約2時間で往復)が、21回目を迎える今年で最後の運行になるとのこと。
理由は、「ビール列車」として使われるテーブル付きの車両「レトロン号」と連結する通常車両が新型に替わることで、今後、レトロン号との連結ができなくなるため。
通常車両が新しくなることは、日常利用されている乗客の方にとってはよいことなのだが、ビール列車の運行休止の理由としては、なんだかちょっとモヤモヤする・・・。

運行期間は、6月17日から9月11日までの木金土曜日。料金は、ビールやカクテル、ジュースなどが飲み放題、食事は特製のさば寿司か、豚の角煮の各弁当から選べて、お一人4,000円である。
予約は、原則1週間前までなのだが、7月24、31日、8月21、28日、9月11日の最終日は前日までに予約すれば、2人から運行するとのことなので、お近くの方は利用してみてはいかがだろうか。
個人的には、食事のさば寿司と豚の角煮弁当が気になる。お酒はいらないので、弁当2つともというわけには・・・いかないか。

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2010.06.10

トワイライトエクスプレス&カシオペアにも乗車できる!JR人気列車で行く日本周遊の旅ツアー発売!

「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」といえば、「鉄」でなくても、一度は乗ってみたいという人も多い超人気の寝台列車である。
そんな2つの列車に乗車できるほか、JR各社の人気列車を乗り継いで日本を周遊しようというツアーが発売される。

【9月22日(水)出発限定】JR人気列車で行く!トワイライトエクスプレス・カシオペアで日本周遊の旅7日間(近畿日本ツーリスト)

近畿日本ツーリスト(KNT)が、2010年6月11日(金)から発売するこのツアー、その行程と乗車する列車をチェックしてみる。

出発日は2010年9月22日(水)。
東京駅7時40分発・のぞみ101号(N700系)で出発し、11時5分・岡山駅に到着。
岡山駅11時5分発・しおかぜ9号に乗り換え、14時13分・松山駅に到着。
到着後はフリータイムとなり、この日は松山で1泊。

9月23日(木)・行程2日目。
8時ごろにバスで出発し、しまなみ海道を観光(生口島・耕三寺で約40分の下車観光)しながら移動し、福山駅へ。
福山駅13時3分発・ひかり557号(レールスター)に乗車し、14時39分・博多駅に到着。
博多駅15時14分発・リレーつばめ17号に乗り換えて、16時50分・新八代駅に到着。
同一ホームで九州新幹線つばめ17号に乗り換え、17時32分・鹿児島中央駅に到着。この日は鹿児島で1泊。

9月24日(金)・行程3日目。
鹿児島中央駅9時27分発・はやとの風2号に乗車し、11時3分・吉松駅に到着。
吉松駅11時42分発・観光列車しんぺい2号に乗り換え、12時56分・人吉駅に到着。
しばしフリータイムの後、14時39分発・SL人吉号に乗車し、17時21分・熊本駅に到着。
熊本駅17時28分発・リレーつばめ54号に乗り換え、18時50分・博多駅に到着。この日は博多で1泊。

9月25日(土)・行程4日目。
博多駅8時30分発・のぞみ16号に乗車し、10時58分・新大阪駅に到着。
そして、11時56分、ついにトワイライトエクスプレスに乗車。この日はもちろん「車中泊」となる。

9月26日(日)・行程5日目。
9時52分・札幌駅に到着。11時30分発・スーパーカムイ17号に乗り換え、12時50分・旭川駅に到着。
バスに乗り換えて、旭山動物園へ(約120分滞在)。
再び旭川駅に戻り、17時13分発・オホーツク6号に乗車し、18時45分・札幌駅に到着。この日は札幌で1泊。

9月27日(月)・行程6日目。
朝からフリータイムをすごした後、札幌駅16時12分・もうひとつのメイン列車であるカシオペアに乗車。この日ももちろん「車中泊」となる。

9月28日(火)・行程7日目。
9時25分・上野駅に到着。これで行程は全て終了となる。

全行程7日間・うち車中2泊、昼食は各地の名物駅弁(1日目:特上祭ずし、2日目:福山ばら寿司、3日目:かれい川弁当、5日目:かに三種味くらべ)が用意されるほか、参加者にはツアーオリジナルJRロゴ入りトラベルポーチをプレゼント。

これだけ全部まとめて、旅行代金は、お一人様25万円!受付最少人数は2名、最少催行人員も2名となっている。

メインの寝台列車が、どちらも札幌発着なので、行程の後半に集中してしまうのが、ちょっと残念な気がする。旅の最初と最後に、メインの寝台列車が入ってくれれば、かなり盛り上がる旅になると思うのだが・・・やはり九州方面へ向かう寝台列車がなくなったのは惜しいなあ。

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2010.06.09

有田鉄道廃線跡を訪ねる(3)

有田鉄道廃線跡を訪ねる旅、御霊駅跡を後に、先を急ぐ。2010_06060061

しばらく進むと、広場のようになっているところに差し掛かる。2010_06060063
そこには、車輪のオブジェが展示されていた。2010_06060064さらに先へと進み、霊駅跡から歩くこと約15分、藤波駅からだと1時間20分かけて、ついに終点・金屋口駅跡に作られた「有田川鉄道公園」に到着。2010_06060067

入口には、D51蒸気機関車が展示されている。2010_060600682010_060600692010_06060070

公園の奥には「鉄道交流館」があるので、そちらを訪れてみる。

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2010.06.08

有田鉄道廃線跡を訪ねる(2)

有田鉄道廃線跡を訪ねる旅、田殿口駅跡を後にして、次の駅へと向かう。2010_06060035天気がいいのはよいのだが、暑い。

しばらく行くと、道沿いに大きな建物を発見。2010_06060036こちらは地域交流センター「ALEC」。カフェと、3万冊のコミックを無料で読める「マンガ館」とミニ博物館がある。

さらに進むと、道路にぶつかる。2010_06060037ここで整備された道が途切れる。向こうのほうを見ると、その先からは再び整備された道があるようなので、そちらへと道を迂回して進んでいく。2010_06060041ここから再び整備された道を歩く。これだけきれいに整備されていると、鉄道の痕跡はほとんど見当たらない。
ALECから歩くこと約10分、田殿口駅跡からだと20分くらい歩いただろうか、次の駅であった下津野駅跡に到着。

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2010.06.07

有田鉄道廃線跡を訪ねる(1)

先日、ウェブで気になる記事を見つけた。

有田鉄道 8年ぶり“復活”(YOMIURI ONLINE)

2002年に廃線になった有田鉄道(和歌山県)の終点であった金屋口駅跡を利用した「有田川鉄道公園」が3月にオープンし、当時の車両が保存されている。それも、単なる保存ではなく、実際に線路の上を走ることが出来る「動態保存」だというのである。

これはぜひ見に行きたい。

というわけで、先日の日曜日、天気もよかったので、ふらりと和歌山へ出かけた。
まずはJRを乗り継いで、有田鉄道との接続駅であった藤並駅へ。2010_06060002
線路跡は自転車・歩行者専用道路としてかなりの部分が整備されているらしいので、その道をたどっていくことにする。2010_06060004
当時ホームがあった場所は、自転車置き場になっている。しばらくはJR紀勢線と平行した道が続く。2010_06060007
この緩やかなカーブは鉄道路線跡らしさを感じさせる。さらに進むと、JRの線路とは別れて進んでいく。2010_06060009
さらに進むと、道路にぶつかる。2010_06060011
この先はまだ整備されていないようである。すぐ近くの道に迂回してさらに進んでいくと、「鉄道の痕跡」を発見!2010_06060013
川を渡る鉄橋跡である。こういうのを見つけると楽しくなってくる。この先にもこんな痕跡を見つけることが出来るだろうか。

廃線跡は、しばらく立ち入り出来なくなっている部分になり、迂回しながら、見落とさないように進んでいく。すると、整備はされていないが、通れそうなところを見つけたので、そこから再び廃線跡を進んでいく。

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2010.06.06

「せっかく関東地方まで来たので、行けるとこ行っとこ!」の旅(2)

前の記事UPから間が開いてしまったが、続きを書くことにする。
5月30日、旅の最終日は「前にも行ったけれどももう一度行きたいところ」と「一度行って見たかったところ」の両方を満たす路線である。2010_0530tokyo0013

江ノ島電鉄である。
以前乗車したことはあるのだが、昨年10月14日(鉄道の日)京都の「嵐電」と「江ノ電」が姉妹提携を行い、江ノ電では嵐電カラーを塗装した『嵐電号』、嵐電では江ノ電カラーを塗装した『江ノ電号』が走っているということで、それを見に来たのである。
ちなみに、嵐電で走る「江ノ電号」はこんな感じである(2010年4月撮影)。2010_04180012
車内には、江ノ島や鎌倉の観光地のポスターなどが掲出されていた。
2010_04180016 2010_04180017

果たして、江ノ電で走る「嵐電号」はどんな感じなのだろうか。
鎌倉駅から電車に乗ることしばし、ある駅に到着すると、向かい側に「嵐電号」を発見!
急いでホームに降りて写真を撮る。

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2010.06.04

鉄道写真家中井精也さん「フォトレッスン&サイン会」に行く

デジタル一眼レフカメラを手にしてから数ヶ月。なかなか思うような写真が撮れず、何かよい参考書のようなものがないかずっと探していたところ、こんな本を見つけた。

毎日1枚鉄道写真を撮影し、それをブログ「1日1鉄」(ココログさん)で公開されている鉄道写真家・中井精也さんの「世界一分かりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書」である(書名長っ!)。
旅、それも鉄道に乗ることがメインのこのブログにとっては、鉄道写真家による写真の教科書というのはまさにぴったり。
さらに、ジュンク堂大阪本店で購入すると、中井さんの「フォトレッスン&サイン会」に参加できる(定員30名)というので、これは買わないことがあろうか(いやない)というわけで、購入し、通勤途中などに少しずつ読み進めていた。
そして今日(2010年6月4日)、その「フォトレッスン&サイン会」の当日となり、仕事を終えて会場となるジュンク堂大阪本店へと向かった。
定時で会社を出るつもりがちょっと遅れてしまい、会場に到着したのは10分前。
すでに多くの参加者が着席し、中井さんの登場を今か今かと待ち構えている。
空いている席につき、待つことしばし、ついに中井さんの登場である!
最初に「デジタルカメラマガジン」編集長の川上さんから「注意事項」の説明がある。こういったフォトレッスンでは「撮影禁止」というのが普通なのだが、今回は中井さんのご好意により、撮影自由・ツイッター、ブログ等での掲載もOKとのこと。なんとまあ「太っ腹」なんだろうか!
中井さんいわく「体重以外は全て教えます」とのこと(笑)

そしていよいよフォトレッスンがスタート。今回発売された本は、もともとニコンが運営する写真教室「ニコンカレッジ」での中井さんの教室をベースに作られたもので、今回のレッスンでも、その教室同様パワーポイントを使って説明が行われる。2010_06040001

基本的には本に載っている内容と同じなのだが、やはり著者の生の声を通して聴くことによって、単に本を読んでいるよりも内容が入ってくるように感じる。
自分なりに気をつけたいポイントを箇条書きしてみる。
・全ての基本は「何をどう撮るか」
・撮影場所について安心してしまうとそのことを忘れがちになってしまう。
・漫然と撮らない
・撮る前にどういう写真になるかイメージする。
・被写体を愛しすぎない。
・主題と副題のバランスは「重さ」を意識する。
・オートをうまく使いこなす。
・絞り値とシャッター速度の関係をおおよそ頭に入れておく。
・絞り値小ならシャッター速度早(暗い場所で動きのあるものを撮るなら、さらに感度をあげて調整すると、ぶれにくくなる)
・絞り値大ならシャッター速度遅(ぶれやすいが、ピントの合う範囲が広くなる)
・適正露出を見るためには、テスト撮影して、そのときの数値をマニュアルで入力する。
・撮影場所の順光・逆光を行く前に知るには、国立天文台の「こよみの計算」で日の出・日の入り時間を調べるとよい。
・露出補正は大胆にする(一気に+3とか)
・ホワイトバランスはフィルターの代わりに使える。電球=ブルー、マゼンダ=WB調整機能でマゼンダを足す。

そんなこんなで、予定時間を少しオーバーしてフォトレッスンは終了。続いては、中井さんの撮影された写真のプリントやポストカードの当たる抽選会。中井さんが玉を引いて、参加券に記載されている番号で当選が決まっていく。大体こういうので当たったためしがないのだが、今回はなんと見事に当選!001いすみ鉄道の車内とのこと(「1日1鉄」でも掲載されていた)。

抽選会終了後は、サイン会。参加者はそれぞれサインをしてもらった後に、中井さんと一緒に記念撮影をされている。中には、中井さんに撮影をしてもらっている方もいらっしゃった。
さて、自分の番が回ってくる。まずブログにUPするために、サインへ書いてもらう名前は「K_S」にしてもらわなければならない。こんなときに役に立つのが「ブログ名刺」なのだが・・・すっかり忘れていた(苦笑)。仕方ないので、紙に「K_S」と書いて「これでお願いします。ブログに乗せたいので。」とお伝えする。
そして、さらにプロの写真家を前にこんなことまでお願いしてしまった。
「ブログに乗せたいので、写真撮らせてください」
そして撮影した写真がこちら。
2010_06040060

場所が暗かったので、露出補正して撮影させていただいた。特に「表情」については何もお願いしなかったのだが・・・素晴らしすぎる!(笑)
希望者全員へのサイン&撮影が終わるとイベントは終了。中井さんは最終の「のぞみ」でお帰りになったようである(「1日1鉄」より)。

カメラ系のイベントに参加したのは今回が初めてだったのだが、短い時間ながらかなり充実した内容で、もっともっとカメラのことを学びたい、学ばねばという気持ちが高まった。
また機会があればこういったものにも参加したいと思う。そしてもっともっと写真を撮りたい!

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2010.06.02

「せっかく関東地方まで来たので、行けるとこ行っとこ!」の旅(1)

5月末に「NHK技研公開」(記事はこちら)と「樋口了一コンサート」(記事はこちら)を主たる目的とした旅をしたわけだが、「せっかく関東地方まで来たので、ついでに未乗線も出来る範囲で乗っておこう」と思い、いくつかの鉄道路線に乗車してきた。それに加えて「一度行って見たかったところ」や「前にも行ったけれどももう一度行きたいところ」にも立ち寄ってきたので、写真を交えて一気に書き連ねようと思う。

まずは、5月28日に乗車した路線から。
1路線目は、東京メトロ南北線&埼玉高速鉄道。227 226 223 219

目黒駅から赤羽岩淵駅まで、東京を南北に貫く南北線と、南北線と相互乗り入れを行い、赤羽岩淵駅と埼玉県の浦和御園駅を結ぶ埼玉高速鉄道。いずれも部分的には乗車したことがあるのだが、全線を通して乗ったことはなかったので、今回乗車してきた。

続いて2路線目は、東武野田線。212 210 207209 205

埼玉県の大宮駅から柏駅を経由して千葉県の船橋駅までを結ぶ路線である。こちらは全線初乗車であった。
この後、船橋駅から電車を乗り継いで訪れたのは「一度行って見たかったところ」というか「一度食べてみたかったところ」といったほうが正しいかもしれない。
それはこちら。

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