鉄道ジャーナリストが考える「水曜どうでしょう」のロケ企画とは?
以前記事にした「進化する路面電車―超低床電車はいかにして国産化されたのか (交通新聞社新書 18)」の共著者である鉄道ジャーナリスト・梅原淳さんのサイトに、「企画アリ!」というコンテンツがある。
これは、梅原さんが「こんな記事を書いてみたい・読んでみたい」という企画を書かれているものなのだが、その中にこんな企画がある。
タイトルにある「日本最長の貨物列車」とは、札幌貨物ターミナル駅と福岡貨物ターミナル駅を結ぶコンテナ貨物列車で、走行距離は2127.7キロ・所要時間は43時間27分(福岡→札幌)。
この貨物列車を、普通の旅客列車を使って追跡していこうという企画を考えた梅原さんは、実現するための行程表(貨物列車の時刻の横に、追いかけて乗車する列車の時刻が記載されている)も作成し、掲載している。
この内容が書かれたのは4年前(2006年6月)なので、今では存在しない列車などもあるが、乗り継ぐ列車の総数23本、所要時間40時間9分というのは、かなりハードである。
梅原さんは、この行程を「趣味で実行するのは難しいだろう」とした上で、こんなことを書かれている(以下引用)。
ふと思ったのだが、この追跡ルポは北海道テレビ放送系の人気番組、「水曜どうでしょう」の趣旨に近いのではないだろうか。ミスターこと鈴井貴之といまや大スターの大泉洋とが1本の貨物列車をめぐって珍道中を繰り広げるシーンが目に浮かぶ。ぜひともその様子を観てみたい。
(引用ここまで)
ここにも「どうでしょうファン」発見!である。
どうでしょう班には鈴井さん・藤村さんという2人の「鉄」もいることだし、今回の企画はこれでもよかったのではないだろうか?(笑)
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