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2010.12.29

樋口了一定例ライブVol.32“今年もお世話になりました“に行く

2010年12月27日、渋谷7thFLOORで行われた樋口了一さんの定例ライブVol.32“今年もお世話になりました“に初参加してきた。
ライブのレポートとしてはRiezoさんがすでにUPされているので(こちらこちら)、そちらをお読みいただければ今回のライブのすばらしさは十二分に体感できるのでおすすめしておきたい。

こちらではまたいつものごとく、流れを順に書き連ねていくことにする。

会場に着くと、これまで樋口さんのコンサートやインストアライブ等で存じ上げているみなさんがいらっしゃったので、その近くに席を確保させていただく。
ステージ上には左手にグランドピアノ、右手にギターが二本とマイク、真ん中にマイクが一本セッティングされている。今日は岡本洋さんのピアノと森竹忠太郎さんのギターによるライブとなる。
19時半を少し回ったところで、岡本さんと森竹さんがスタンバイ、若干のサウンドチェックの後、いよいよ樋口さんが登場する。

「今年最後の定例ライブにお越しいただきましてありがとうございます」と挨拶される樋口さん。
「今日は樋口了一株式会社の株主総会」などともおっしゃっていた。そして、みんなで歌えるところは歌いつくしていこうといって最初の曲へ。

M1 GOGH

いきなり「GOGH」である!ライブ予約のメールにリクエスト曲としてこの「GOGH」を書いていた「無類のGOGH好き」としては最高のオープニングである!思わず口ずさんでしまった。
続いては、冬になると演奏したくなる曲ということで、鈴井貴之さん&亜由美さんの話題になる。
鈴井さんとは、会うといつもこの曲の話になるとのこと(もともとこの曲は、鈴井さんのラジオ番組に贈られてきたエピソードから作られた演劇にあわせて作った曲である)。
また、大分・竹楽では亜由美副社長に会われたそうで、久しぶりにお話をされたそうである。またその同時期に安田顕さんが阿蘇山火口でドラマのロケをやっていたとのこと。これは2011年2月11日に放送されるNHK特集ドラマ「風をあつめて」のロケだったそうで、安田さんは主演されているとのこと(くわしくはこちら→NHKドラマトピックスブログ)。
安田さんの役どころは熊本の人だそうで、樋口さんいわく「顔濃いですからね」(笑)
安田さんの親御さんは九州の人だそうで、樋口さんは、嬉野さんといい、藤村さんのお母さんといい、どうでしょうに関係する人は九州に縁のある人が多いともおっしゃっていた。

M2 words of life

次の曲に行く前に、ライブ恒例(?)の「われこそは一番遠くから来たという人」を尋ねる樋口さん。前方で手を上げた方は「岡山」から来られている。「旅好きの人が多いですね」といいながら、過去には海外からの来訪者もあったともおっしゃっていた。

続いては、2,3年前までは必ずこの7thFLOORの定例ライブで歌っていた曲。この曲を聴くと、いつも年末のあわただしさを思い出すそうで、当時の仕事場で「うらさびしいなあ」と思いながら作ったとのこと。詩は竹内めぐみさんである。

M3 孤独日和

ここで客席の子供さんから「上手!」と樋口さんに声がかかる(笑)樋口さんもそれに「ありがとう」と応えていた。
この「孤独日和」はいつもアンコールの最後に演奏していた曲だそうなのだが、今日はまだまだ続く。
今日は新曲が多いという樋口さん、次の曲もCDにはなってないしたぶんならないであろう曲。熊本県の人権啓発キャンペーンのCMに樋口さんが出演され(樋口さんいわく「おてもやんの格好もしてないし、スザンヌとも一緒に出てないです」)、そのときに作った曲で、1週間しか放送されていないとのこと。
詩はもとからあったそうで、それが手元に配られていた歌詞カードに記されていた。みんなでいっせいにその歌詞カードを見る様をみて樋口さんは「株主総会みたい」(笑)
曲を作るにあたって、子供の声がほしいと思って、樋口さんのお子さんとそのお友達をスタジオに呼んでレコーディングをしたとのことで、「子供が歌えて大人が歌えないわけがない」とプレッシャーをかける樋口さん(笑)
まずは1回演奏し、「なんとなく覚えたでしょ?」といいながらもう1回演奏。2回目は客席からもしっかり声が出ていて、樋口さんは「さすが大人だ!子供は2週間かかりました」とおっしゃっていた。
曲の出だしについては「サビ出」だという樋口さん、たとえとして「松田聖子と同じです」といって、「青い珊瑚礁」の出だしを歌っていた(要はイントロの後すぐにサビから歌い始めるということ)。
そしていよいよ曲へ、とそのときギターの忠太郎さんが「本番ですか?」と樋口さんに尋ね、樋口さんが「あ、本番です」と応答して、ようやく曲へ。

M4 この街を笑顔で包もう

わずか1分ほどで終わってしまうこの歌を樋口さんは「打ち上げ花火みたいだ」とおっしゃっていた。
CMも1週間しか流れなかったのだが、その中で樋口さんは薄ら笑いを浮かべて「ものすごくいい人」みたいに歌っているとのこと(笑)また、より笑顔で映るために、撮影現場ではレフ版を当ててものすごくまぶしい状況で撮影したそうである。そのときに、まぶしい状態でもまぶしくなくなる方法を教えてもらったそうで、それは、目を閉じて太陽を10秒くらい見た後に目を開けると、しばらくはまぶしくないとのこと。まあ、それを使う機会がそんなにあるとも思えないが(苦笑)

続いては、3曲目の「孤独日和」と同じく竹内めぐみさんの詩。竹内さんの詩だと3拍子の曲が出てくるそうで、気持ちよくゆりかごに揺られているような気分になるとのこと。

M5 咲ける花

曲が終わると樋口さんは、CDにしていない曲が増えてきて、未発表の曲がたまるとCDを作ってきたので、のんびりゆっくりしたペースではあるが、来年にはCDを出したいとおっしゃっていた!これはファンとしては大変うれしいことである。CDが出れば、またプロモーションで各地を回ることも増えるだろうし、それだけ樋口さんの生歌を聴く機会が増えることになる。期待して待ちたいと思う。

ここで忠太郎さんが退席され、樋口さんと岡本さんの2人になる。
今年、久しぶりにほかのアーティストに曲を提供した樋口さん、そのアーティストとは中島美嘉さん。
2010年1月にTBSで放送された特別番組「森のラブレターⅡ」の主題歌であり、中島さんの最新アルバム「STAR」のラストにも収録されている。
樋口さんいわく、中島さんはエモーショナルに歌っているが、自分はさらっとお届けしたいとのこと。

M6 SONG FOR A WISH

続いては、早くCDにしてくださいと言われる曲。
福岡県大牟田市出身の作家・内田麟太郎さんの詩集「ぼくたちはなく」に収められている「ぼくたちは」という詩を読んで、弱い人たちを応援する詩だと思って曲をつけ、九州で演奏した。すると内田さんが出演されていたNHKラジオの番組にメールで「リーク」され、内田さんご本人は「知らないなあ」とおっしゃったそうで、樋口さんがまずいと思ってすぐ内田さんに電話したところ、「あー、もー、ありがとう。CDだけよかったら送って」といわれたとのこと。樋口さんは「自分と同じにおいがする」と思ったそうで、それ以降文通を続けているそうである(お互いシャイなので直接会ってはいない)。また、その文通の中で新しい詩も届いているそうなので、今後の展開が楽しみともおっしゃっていた。

M7 ぼくたちは

ここで樋口さんは大分のDJドクターマーサさんのお話をされた。
樋口さんはマーサさんのことを「大分の泣き虫DJ」と呼んでいるそうで、以前ニュース原稿を読もうとして泣いたことがあったそうである(内容は小学生が山で遭難して、無事発見されたというもの)。
そんなマーサさんは、初めて大分で「手紙」を歌ったとき、司会であるにもかかわらず、その場から消え、戻ってくると目は真っ赤だったそうである。この「ぼくたちは」を作ったときにも聴いてもらったところ、リトマス試験紙のごとく「青から赤に変わった」そうである。
ここで、岡本さんが退席され、忠太郎さんが戻ってくる。となれば、あの曲である。
今年もこの曲を届けて、81回目が終わったそうである。2008年に初めてこの7thFLOORで歌い、そこから81回「配達」してきた。今年は知床(斜里町)にも行かれたそうで、そこではお寺の本堂で歌ったそうである(真ん中で歌おうとしたら住職さんから少しずれてくれといわれたとのこと)。
今はポルトガル語で歌うことに着手し、角智織さんが歌詞を再翻訳したものを練習しているそうである(頭の部分だけ少し歌った後、あとは紙を見ないと歌えないとおっしゃっていた)。
また、角さん主催のスピリティズムのイベントで、ブラジル人の前で歌ったときには、スタンディングオベーションが起こったとのこと。
さらに、今年ははとバスツアーもやったので、みんなと一緒にブラジルまで行くというのもいいかもしれない、サイコロ振ってもいいですし(笑)ともおっしゃっていた。
今日は今年の歌い収め、いろんなことを思って気持ちを解き放ってくださいといってこの曲へ。

M8 手紙~親愛なる子供たちへ~

ずっと歌える曲があるということはうれしいことで、この「手紙」や「1/6の夢旅人」は歌が歌える・声が出る限り歌い続けたい、10年後、20年後、30年後と、お互い年老いた身で歌い、聴けたらいいなと思いますという樋口さん。
ここで新曲を届けたいということで、以前より樋口さんが日記であおっていたあの曲となる。
劇団キャラメルボックスの「サンタクロースが歌ってくれた」、24日は大泉さん夫妻がご覧になられたそうである(大泉さんは学生時代からキャラメルボックスのファンである)。このお芝居のエンディング曲として提供したこの曲、手元に配られた歌詞カードに英語詩が記載されている。
まずは一度演奏してみる。すると、「個人練習」の成果か、客席からはかなり声が出ている。
年越しの「よろこびの歌」のように高らかに歌ってほしいという樋口さん、お芝居の中での決め台詞がかっこよくて、そこからこの曲の歌詞のイメージが浮かんできたそうで、今日はその台詞込みで歌うとのこと。

M9 We can all be St.Claus

歌い終わると樋口さんは「かっこいいね!」「We are the Worldみたい」とおっしゃっていた。
(頭の中で「エアーウルフじゃん」「トップガンみたい」が浮かんだのは内緒だw)

ここから急上昇していくのでついてきてくださいという樋口さん。
1年365日が記念日だねという歌、大泉さんがスタジオテラで歌い散らかしていった歌、そしてバスツアーでは参加者みんなでスタジオテラでレコーディングした歌、今はそのスタジオテラもなく、それが樋口さんにとって最後のスタジオテラでのレコーディングになったという歌、といえばこの曲。

M10 Anniversary Song

そして次の曲が、今年最後の曲。悔いの残らないようにといいながら、いつものレスポンスとは違って来年の年を言いましょうという樋口さん。そういえば去年の最後のインストアライブでも、来年(つまりは今年)の数字を叫んだ記憶がある(そのときの記事はこちら)。さらに、来年飛躍の年になるようにということで、数字に加えて干支にちなんで、跳ねる「擬音」&ゼスチャー入りであの曲へ!

M11 1/6の夢旅人2011ぴょんぴょん

コールアンドレスポンスの中では、樋口さんから「2011年が皆さんにとってすばらしい年でありますように」「これからも歌っていく」「歌いにやってきてください」といったメッセージもありながら、21時5分、ライブ本編が終了。

いったんステージから3人がはけるが、すぐにアンコールの手拍子、そして再登場!
「1/6~」をやって、アンコールをもらって登場するというのが自分の中で「風物詩化」しているという樋口さん。これからもこられるときは来て、一緒に歌を歌ってくださいともおっしゃっていた。
ここでメンバー紹介。
まずはギターの忠太郎さん。普通に紹介するだけでは終わらない。忠太郎さんがギターを始めるきっかけとなった所ジョージさんの曲の中から、1曲演奏。

忠ちゃんコーナー 大きなくりの木の下で

タイトルは、有名な童謡と同名だが曲は異なる「同名異曲」である。

続いて、ピアノの岡本洋さん。
岡本さんは、来年1月18日にここ7thFLOORでピアノのイベント「ピアノナイト」に出演されるとのこと(くわしくはこちら)。

続いてアンコールの曲へ。こちらも手元の歌詞カードに歌詞が記載されている。
新しく購入した210円のカズーとともにこの曲へ。

アンコール1 切手のない贈り物

会場全体でフルコーラスで歌う「切手のない贈り物」、歌詞を見ずに歌っている人も多かったようである。中間での「ららら」部分は「ららら」に加えて「ぴょんぴょん」(笑)

ここで樋口さんからあることが発表された。
来年、生まれ故郷である熊本に移住することになったそうである。活動はこれまでと変わらず、定例ライブも同じように行うということだが、今後は九州を中心にした活動も増えていくのだろうか。
そしていよいよ最後の曲となる。
こちらも歌詞カードにサビ部分が記載されている。あのベートーベンの曲と同名だが曲は異なる「同名異曲」、私たちの年越しはこれで行きたいといってサビ部分だけちょっと演奏。
すると、会場からは完璧な合唱が!樋口さん「なーんだ、みんな歌えるじゃないか!」

アンコール2 よろこびの歌

曲の後奏部分では、岡本さんが「第9」のフレーズを織り込み、樋口さんが「来年が皆さんにとってぴょんぴょんな年になりますように」とおっしゃって、21時23分、ついにライブ終了。
あっという間の約2時間であった。そして、これまでの定例ライブに参加してこなかったことを激しく後悔した・・・まあ仕事があってなかなか参加するのは難しいのだが、これからはできる限り聴きに来たいと思いながら、会場を後にした。

最後になりましたが、当日会場でお会いしたみなさま、その節はお世話になりありがとうございました。また来年も、どこかでお会いすることになると思いますので、その際はよろしくお願いいたします。

そして、樋口さん、忠太郎さん、岡本さん。すばらしいライブをありがとうございました。
次のライブも楽しみにしています!

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