休みの朝、どこかに行きたいなあと思いながら、時刻表を見たり、ネットでいろいろ見たりしているうちに時間があっという間に過ぎてしまい、気づけば夕方。今からではそう遠くにも出かけられない、どうしようか・・・そこでふと頭に浮かんだ場所があった。それは「名古屋」。
「乗り鉄」として、日本の鉄道全路線踏破に向けて、あちこちの鉄道に乗車し続けているのだが、残っているのが東北エリアの一部(JR・地下鉄・第三セクター)、関東エリアの一部(私鉄と第三セクター)、そして東海エリアの一部(名古屋の地下鉄)である。
名古屋の地下鉄も半分くらいは乗車済みなので、1日あれば十分全線踏破できそうである。それと、「レトロでんしゃ館」という旧名古屋市電や地下鉄の旧型車両が展示されている施設もあるようなので、これを絡めた旅にしようと決定。
旅支度を整え、三宮バスターミナルから高速バスで一路名古屋へ。
この日は名古屋で一泊となった。
翌日朝、ホテル近くの伏見駅で1日乗車券を購入。
前日ホテルで踏破ルートを決めるときに、ずっと地下鉄ばかりに乗るのは飽きると思い、バスを組み合わせた行程を組んだので、バスと地下鉄に乗車できる1日乗車券である。
東山線に乗車してまず最初に向かったのは、終点の高畑駅。
「愛・地球博」の時に名古屋から「リニモ」の接続駅である藤が丘駅までは乗車したことがあったのだが、こちら方面は未乗車であった。
高畑駅からは、市バスに乗り換えて六番町に向かい、名港線に乗り換えて、終点の名古屋港駅へ向かう。


名古屋港駅では近くにちょっと気になる施設があるので立ち寄ってみることにする。
駅から歩くこと数分・・・着いた!
南極観測船「ふじ」である。子供のころ、南極観測船といえば「ふじ」であった。1965年に初代観測船の「宗谷」に代わって登場し、1983年までその任務についていた。今はここ名古屋港に係留され、見学することができるという。また、「ふじ」が係留されている名古屋港ガーデンふ頭には、こんなものも展示されている。
南極の基地近くで採取された石
雪上車
「ふじ」の主錨
「ふじ」のプロペラ
「南極物語」でおなじみのタロ・ジロの像。
せっかくなので「ふじ」の中に入ってみることにした(入館料は300円)。
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