今年で結成15周年！TEAM NACSのソロプロジェクト始動！

「北海道の人気劇団」などと言われていたのは遠い昔、いまや全国ネットに出るのも当たり前になってきた（？）TEAM NACS（森崎博之・安田顕・戸次重幸・大泉洋・音尾琢真）のみなさんが、今年結成15周年を迎える。
今年は、メンバー5人が各自で様々な「ステージ」を繰り広げるソロプロジェクトが行われる。
TEAM NACS 15th project「5D - FIVE DIMENSIONS - 」と銘打った今回の企画、TEAM NACS Official Siteの「最新公演情報」より各人のプロジェクトの内容について簡単に紹介したいと思う。

リーダー・森崎博之さんのプロジェクトは、TEAM NACS初の東京公演「LOOSER～失い続けてしまうアルバム」を大胆にリライトした舞台「LOOSER 6」。
今回は森崎さん初主演！となるそうで、NACSが演じるのとは違う、どんな「LOOSER」が見られるのか、楽しみなところである。
公演は5月3日の札幌・道新ホールを皮切りに、札幌2日間3公演、東京（サンシャイン劇場）5日間7公演、大阪（森ノ宮ピロティホール）2日間3公演の計13公演が行われる。

戸次重幸さんのプロジェクトは、オムニバスのコントライブ「totusgi式」。
「ザ・クイズショウ」や「宇宙犬作戦」で戸次さんと共演した片桐仁さんや、ヨーロッパ企画の本多力さん、さらに本作が「女優デビュー」となる大宮エリーさんが出演され、この強力なメンバーでどんなコントが繰り広げられるのか楽しみである。
公演は6月10日の札幌・北海道鍼灸専門学校かでるホールを皮切りに、札幌2日間3公演、大阪（ABCホール）3日間4公演、福岡（イムズホール）2日間3公演、先代（イズミティ21小ホール）、名古屋（テレピアホール）2日間3公演、東京（渋谷区文化総合センター大和田さくらホール）4日間7公演の計20公演が行われる。

音尾琢真さんのプロジェクトは、伝説の日系人ロックスター「Ottey Ottoman(オッティ・オットマン)」が、スーパープロデューサー音尾さんの手によって40年の沈黙を破って復活し、日本へ初上陸するという「Ottey Ottoman World Tour 2011 in JAPAN」。
音尾さんといえば後藤利喜男や早川淳といった名アーティストの生みの親であり、また「月の裏で」「おねがい！ナックスサマー」「きみからつづく」など数々の名曲を生み出してきたアーティストでもあるので、内容にはかなり期待が持てる。
公演は9月7日の札幌・cube gardenを皮切りに、札幌2日間2公演、東京（ebisu LIQUIDROOM）1日1公演、大阪（umeda AKASO）1日1公演の計4公演が行われる。

大泉洋さんのプロジェクトは、大泉さんが子供のころ、学校のクラスの出し物を決めるときに熱望されながらも実現しなかったという「大泉ワンマンショー」。
作・演出・出演：大泉洋、こう書かれているだけで、「これは見なければ！」と思わせてくれる。
公演は9月29日の東京・サンシャイン劇場を皮切りに、東京4日間5公演、札幌（道新ホール）3日間5公演、秋田（秋田県児童会館）1日1公演、新潟（新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ劇場）1日1公演、静岡（静岡市民文化会館中ホール）1日1公演、名古屋（名鉄ホール）1日2公演、大阪（サンケイホールブリーゼ）3日間5公演、高松（サンポートホール高松大ホール）1日1公演、広島（アステールプラザ大ホール）1日1公演、福岡（福岡市民会館大ホール）1日1公演、仙台（仙台電力ホール）1日2公演の計25公演が行われる。

そして、トリを飾る安田顕さんのプロジェクトは、雑誌「papyrus」に連載している「北海道室蘭市本町一丁目四十六番地」を元にした一人語り「港町13番勝負　安田顕ひとり語り ～おもだって、僕の父親の話です。」
“言葉を伝える”をキーワードに語るそうで、安田ワールド炸裂間違いなしである。
公演は、「港町13番公演」と題して11月2日の福岡を皮切りに大分・山口・広島・鳥取・新潟・山形・宮城・岩手・青森・函館・室蘭・小樽の13箇所の「港町」で行われ、さらに「番外公演」として札幌（cube garden）3日間5公演、大阪（ABCホール）3日間5公演、東京（渋谷区文化総合センター大和田伝承ホール）7日間11公演の計34公演が行われる。

詳しい日時、チケットの発売などについては、TEAM NACS Official Siteの「最新公演情報」でご確認いただければと思う。

どのプロジェクトもチケットの争奪戦はものすごいことになりそうである。
1プロジェクト1公演ずつ観られれば、言うことなしだが、1つも観られないまま終わってしまいそうな気もする（苦笑）。