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2011.05.11

いすみ鉄道社長の本を読了する

先日、旭屋書店本店7階に立ち寄ったところ、ある1冊の本に目が留まり、即購入した。

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いすみ鉄道株式会社代表取締役社長・鳥塚亮さんの著書「いすみ鉄道公募社長 危機を乗り越える夢と戦略」である。
いすみ鉄道といえば、「ムーミン列車の運行」や訓練費用700万円自己負担の運転士募集、最近ではJR西日本からのキハ52形導入など、次々とユニークなアイディアを実現している鉄道会社である。そのアイディアを産み出し、実現させているのがこの鳥塚社長である。
この本では、英国航空の部長にして、鉄道前面展望ビデオの制作販売会社「パシナ倶楽部」の社長でもあった鳥塚社長が、社長公募に応募し、社長になるところから、その様々なアイディアを実現する過程が記されている。
鉄道会社の公募社長といえば、山形鉄道の野村浩志社長が思い出される。野村社長もまた、社長になるまでの経緯や社長就任後のアイディア実現の過程を記した本「私、フラワー長井線「公募社長」野村浩志と申します」を出版されている(紹介した記事はこちら)。
お二人とも筋金入りの「鉄」であり、ある意味「鉄」として最高の夢ともいえる「鉄道会社の経営」に携わっているわけだが、単なる「鉄の妄想」を具体化しているだけではなく、経営者としてきちんとそろばんをはじき、商売として成り立たせているところがすばらしいと思う。
どちらの鉄道も関西からは離れているので頻繁に乗りに行くことは出来ないが、またぜひ乗りに行きたいと思う。

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