「姫路モノレール」を見に行く
先日1日休みが取れたので、前から気になっていた場所に行ってみることにした。
その場所とは、姫路市の手柄山中央公園にある「手柄山交流ステーション」。
ここはその昔姫路駅と手柄山を結んでいた「姫路モノレール」の手柄山駅があった場所で、その旧駅舎を改修し、多目的ホールや研修室、姫路市立水族館の新館(こちらは7月オープン)などを整備して誕生した施設である。
まずはJR姫路駅に向かい、駅南口からバスに乗ること5分、姫路市文化センター前バス停で下車。そこから少し歩いていくと、目の前に見えてくる。
以前はちょっとした山道を歩いてあがらねばならなかったのだが、今回の整備でエレベーターが設けられており、訪れやすくなっている。
エレベーターを降りて、通路を歩いていくと右下に「姫路市立水族館」が見える。
こちらは現在リニューアル工事中で7月に開館予定となっている。
扉には「姫路モノレール」が描かれている。
中に入ると、いきなり目に飛び込んでくるのが「姫路モノレール」の車両(本物)である。
ロッキード社が開発し、川崎航空で作られた「ロッキード式モノレール」の足回りの部分がよく見えるようになっている。
1つ上のフロアに上がると、そこはモノレールのホーム。
2両連結された車両のうち1両は中に入って見学することも出来る。
車掌さんもいる。
もう1両の車両には乗客と運転士さんもいる。
ホーム上には駅名看板や広告看板もある。
さらに、モノレールの実物部品を用いて技術的な特徴を解説したコーナーも設置されている。
このモノレールが誕生するきっかけとなった「姫路大博覧会」の様子もジオラマ展示されている。
また、「姫路の交通の歩み」と題して、姫路の公共交通の歴史が分かるコーナーも設置されている。
これらの展示物がなんと無料で見られるというのだから、ありがたいことである。
今姫路城は改修工事中なので、姫路城を見るならこちらのモノレールもぜひご覧いただきたいものである。
天気がよければ、姫路駅から歩いてモノレールの廃線跡をたどりながらいくというのも楽しい。
こんなものがあちらこちらに残っている(いずれも2008年4月ごろ撮影・現況と異なる場合あり)。
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