「本日の日記4」上下巻を読了して思うことをつらつら書いてみる
※この記事は筆者の個人的な思い出をつらつらと書いており、「本日の日記4」についての内容にはほとんど触れておりません。あしからずご了承ください。
昼、出先からの帰りに紀伊国屋書店梅田店で「本日の日記4」上下巻を購入した。
会社に戻る電車の中で上巻を、そして会社から帰宅する間に下巻をそれぞれ読了した。
2005年といえば、一番大きな出来事は「どうでしょう祭」なわけだが、それ以外にも「どうでしょう本第2号」が発売されたり(3号の取材にも行っているが未だ発刊なし)、大泉さんが「救命病棟」に出演したり、写真集第2弾が再販されたり、梅田の阪急で物産展があったりと、いろんなことがあった。
どうでしょう祭については、下巻に何枚か写真が掲載されており、読まれた方の中には自分が映っているという方もいらっしゃるかもしれない。さすがに自分を見つけることは出来なかったが、スタンドを写した写真を見れば、そのとき座っていた場所はなんとなく分かった。
あの時は全てのトークイベントを見るために、タイムテーブルを見ながら合間を縫ってHTB本社やアリーナ、縁日コーナーを巡っていた。
それから、祭初日に「どうでしょう農園」のコーナーでなぜか大根をもらってしまい、考えた末近くのスーパーと100円ショップで道具類を揃えて、ホテルの部屋で「大根の浅漬け」を作って翌日食べたら味が付きすぎて「深漬け」になっていたことも思い出す。
あとは、祭2日目の夜だったと思うのだが、ブロガーさんの集まりに寄せていただき、皆さんの自己紹介でブログの名前が出るたび「おお!!あの有名なブログのあの方か!!」といちいち驚いたことなども思い出す。
もう6年も前のことなのに、写真や当時の「本日の日記」を読むと、あの頃の情景がよみがえってくる。
日記読了後、当時のことをもう少し思い出そうと過去の自分のブログ記事も読み返してみたのだが・・・文章も、考えも、行動も、何もかもが若い(苦笑)
でも勢いだけはものすごく感じる。
つたない文章だけど、気持ちは伝わるというか、まあ、今もつたない文章なのは変わらないのだが、気持ちの部分はあまりみえないような、あえて感情を抑えているというか、そこまで気持ちの盛り上がりがないというか。
もちろん、当時は、自分の「どうでしょう熱」もすごかったし、ブログを始めて2年目、「あれもこれも書きたい」という気持ちもいっぱいあったに違いない。
今は・・・今はどうだろうか。
年をとったというのもあるけど、どうでしょうに対しての熱は、冷めたわけじゃないけど、あのときの勢いはない。
どうでしょう新作の間隔もずいぶん開くし、「リターンズ」から「クラシック」になって、以前ほど「絶対に見ないと!」という気持ちも薄れてきている。
でも、どうでしょうから完全に離れたわけじゃない。
開封しなくてもDVDは買うし、こうやって日記本が出れば買う。
今くらいの「距離感」がちょうどいいのかもしれないと最近思っている。
そして、この「距離感」が保てているのは、あの2005年の「熱」があったからじゃないかと思う。
来年、また祭をやるようだが、2005年とはまったく違ったものになるのだろうと思う。
どっちが良いとかではなく、それで良いんだと思う。きっと楽しめるはずだし。
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