降りられないけど停車します!JR石勝線信号場停車ツアー開催!
「信号場」という言葉を知っているのはおそらく「鉄」の人を除けばほとんどいないと思われる。でも、列車に乗っていて、突然駅でもないところで列車が止まり、しばらくすると、反対側から列車が来て行き違いをする、そんな経験をされた方なら、結構いるかもしれない。そういう場所の多くは「信号場」と呼ばれる場所である(細かい定義はあるのだが、ここではちょっとおいておく)。
そんな信号場が、JR北海道の石勝線(南千歳-新得間)には15ヶ所もある(他路線との重複を含む)。ちなみに旅客駅も同数の15ヶ所(新夕張駅-夕張駅間の支線を含む)。そんな「信号場」だらけの石勝線の信号場のうち12ヶ所にすべて停車するという、かなり狭いターゲット向けのツアーがJR北海道釧路支社で企画されている。
旧楓駅にも停車、石勝線新得~新夕張間の全信号場に停まる旅行ツアー実施(マイコミジャーナル)
「石勝線信号場停車&夕張・鉄道遺産の旅」を実施します!!(JR北海道釧路支社ニュースリリース・PDF)
記事及びニュースリリースによれば、このツアーでは、帯広駅発の臨時列車(キハ40系使用)に乗車して石勝線の新得駅-新夕張駅間の全12ヶ所の信号所にそれぞれ2分以上停車し、列車内から窓を開けて写真撮影が可能になるという(信号場なので降りることは出来ない)。信号場の中にはかつての楓駅(現楓信号場)も含まれている。
さらに、夕張では1987年に廃止となった三菱大夕張鉄道の保存車両を保存会の方がツアーガイドで同行して解説・見学できるほか、現在は一般公開されていないSL館も特別公開される。
このほかにも、シューパロ湖畔や三弦橋といった夕張の見所も訪れることができるという、内容の濃いツアーとなっている。
ツアーの実施日は2011年10月10日(月・祝)で、お値段は帯広発着で大人一人8,880円。釧路や札幌からの往復+帯広1泊が付いたプランなども発売されるとのこと。
普通の鉄道ツアーでは物足りないという方は、こういったツアーに参加されてはいかがだろうか?
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