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2011.11.03

NHKネットラジオ「らじる★らじる」で「つながるラジオ ラジオ井戸端会議 鉄道スペシャル」を聴く

以前記事にしたNHKのインターネットを利用したIPサイマルラジオ「らじる★らじる」。
なかなか聴く機会がなかったのだが、本日(2011年11月3日)、面白そうな番組を見つけたので、聴いてみることにした。
その番組とは、「つながるラジオ ラジオ井戸端会議 鉄道スペシャル」。
放送時間は午後1時5分から3時55分まで、途中ニュースをはさむものの、2時間50分もの長時間放送である。
司会は柿沼郭アナウンサー・石山智恵アナウンサーのお二人。そしてスタジオゲストには、鉄道番組には欠かせない存在といっても過言ではない、向谷実さんと、岩手県出身のタレント・山川恵里佳さん。そして、鉄道フォトライターの矢野直美さんと温泉エッセイストの山崎まゆみさんが、実際に陸羽東線に乗って、温泉と紅葉を楽しむ旅を伝えるという、聴いているだけで旅気分になれる番組であった。
番組内では、矢野さんと山崎さんによる温泉入浴実況中継(?)あり、乗客や観光駅長さんへのインタビューなどもあり、陸羽東線の旅の雰囲気を楽しむことができた。
また、スタジオからは東北の地方鉄道紹介があり、実際に三陸鉄道の広報さんや由利高原鉄道の公募社長さん、津軽鉄道のアテンダントさんも電話インタビューで登場していた。
番組サイトでは、旅プランやお便り募集ページのほか、スタジオや中継先の様子が随時写真でUPされ(こちらこちら)、また向谷倶楽部のハッシュタグを利用して、twitterの投稿を番組で紹介したりと、ネットとラジオがうまく融合していたように感じた。また、向谷さんは、鳴子温泉駅の発車メロディを即興で作り、演奏するなど楽しませてくれた。

実は、BK(大阪放送局)では、秋季高校野球の準々決勝が放送されており、「つながるラジオ」は午後3時5分からしか放送されなかったのだが、「らじる★らじる」では、AK(放送センター・東京)のものが流れるので、最初から最後まで聴くことができた。こうした点はradikoと違い、全国で同一の放送が聴けるメリットだなと感じた。
ノイズもなく、良音質で聴取できる「らじる★らじる」。これからも面白そうな番組を探して聴いていきたいと思う。

ここからは、直接番組とは関係ない個人的な思い出話である。

今回、司会をされていた柿沼アナウンサーは、20数年前、神戸放送局に勤務されていたことがある。
当時高校生で放送部に所属していた私は、NHKが主催する放送コンテストに参加すべく、ラジオドラマの原作を書いたり、録音・編集などの裏方を担当していた。
初めて作った作品は、大会までわずか1週間で脚本作成から提出用テープへのトラックダウンまでをやるというひどい状況だったにもかかわらず、なぜか第2位を獲得!そして、次に作った作品では地区大会で1位、県大会で5位(4位までが全国大会進出w)を獲得した。
大会上位作品は、NHK神戸放送局制作のローカル番組内で放送されるということで、2回目の作品のときだったと思うのだが、神戸放送局(被災する前の旧局社)の公開スタジオに出向き、番組を流していただいた。そのときの番組の司会が柿沼アナウンサーであった。脚本と主演を担当した友人が柿沼さんからインタビューを受けているのを、隅っこのほうで見ていたのを覚えている。
自分が制作にかかわった番組が電波を通じて流れるというのは、今までに経験したことない感覚で、「こういうことを仕事にしたい」と確信したのもそのときだったと思う。
結局その夢はかなわないまま現在に至るわけだが(苦笑)、今日はらじる★らじるを聴きながらそんな大昔のことをふと思い出してしまった(というネタは、大昔にブログに書いたような気もするが、まあいいか)。

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