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2011.12.26

樋口了一熊本CIB定期ライブ参戦の旅(5)18+ワープ=くもじい・おにぎり・ブラタモに間に合わせる

というわけで、もうライブのレポも終わったので、読む人もいないと思われるが、一応ライブ翌日のことも書いておくことにする。
ただし、「鉄」でない方には「何のことやらさっぱり」の話だと思われるので、スルーしていただいても結構である(苦笑)

さて、翌日中には自宅に戻らねばならないというゆるい条件下(笑)、熊本から帰る手段はいくつかある。

一番早いのは「飛行機」。
大阪空港(伊丹)便は、JAL・ANAあわせて9便、神戸空港便は、スカイマークの2便とあわせて11便。そのうちスカイマークさんは、当日購入でも運賃が安い時期なら1万円ちょっととかなりお得である。
熊本観光をゆっくりして、スカイマークさんの夕方の便で帰れば、飛行時間はたったの1時間である。

次に早いのは「新幹線」。
九州・山陽新幹線は、数えるのも面倒なくらいたくさんの本数が出ており、直通する「さくら」「みずほ」だけでなく「つばめ」と「のぞみ」「ひかり」の組み合わせなども考えると、かなり時間の融通がきく。ただし、お値段は熊本―新神戸間で17190円(自由席)とそれなりにかかる。
まあ、いずれにせよ1万円以上はかかるわけだ。

安く帰るのならば、往路に使った深夜バスと言う手もある。
片道7,800円は魅力的だが、朝到着して、いったん帰宅して、着替えて、すぐ仕事に向かうというのはあまりにもハードだ。

そこで、登場するのがおなじみ「青春18きっぷ」である。
5日(回)分で11,500円、1回当たり2,300円という値段は、他を圧倒する安さである。
年末にも出かけようと思っていたこともあり、今回は「青春18きっぷ」を使って帰宅の途につくことにした。
始発はさすがにしんどいので朝8時ごろに熊本を出て乗り継ぐプランを、経路検索サイトで検索してみると、家にたどり着くのが23時少し前。
これはちょっと遅すぎるなあと思い、30分強早めに出発する設定にしてみると、21時半過ぎに到着。これならまあ、許容範囲だろうということで、朝何とか起き出して、宿を出て熊本市電で熊本駅へ。
駅の売店で樋口さんに言われた「くまモングッズ」を買い求め、ついでに小型時刻表も買って、7時24分発の鳥栖行きに乗車。
車内は、通学する学生でいっぱいだったのだが、次の上熊本駅でうまく席を確保できたので、後はかなり楽になった。

楽になったところで、2つの問題が浮上してきた。
ひとつは、せっかく九州まで来たのに、熊本ラーメンしか食べていないのは、なんとももったいない。もうひとつくらい九州の名物を食べたいと思ったこと。

そしてもうひとつは、帰る日が木曜日であったこと。木曜日は20時からBSジャパンで「空から日本を見てみよう」の再放送、そして21時半からは、サンテレビで「おにぎりあたためますか」、そして22時からは、NHK総合で「ブラタモリ」という、見たいテレビ番組が目白押しの日なのである。
これをすべて見るためには、20時前には自宅についていなければならない。このまま乗り継いでいては全く間に合わない。

どうしたものか・・・ここで登場するのが、先ほど熊本駅でくまモングッズと一緒に購入した小型時刻表『コンパス時刻表』である。
ここからはお手元に時刻表を用意して見ていただくといいかもしれない(なくても問題ないが)。

2つの問題をクリアするために、時刻表を開く。
まずは一つ目の「九州名物」をゲットするために、調べていく。ターゲットは、このブログではすっかりおなじみになっている(?)「折尾のかしわめし」である。
販売されているのは、折尾駅を中心に小倉駅や博多駅でも買うことはできるのだが、どうせ買うなら折尾駅で買いたい。ということで、荒木駅で小倉行きの快速に乗り換えて、10時35分折尾駅着。
改札を出てすぐの売店で「かしわめし」の小さいほう(650円)を買い求め、再びホームに戻り、10時42分発の門司港行きに乗車。11時13分小倉駅で 下車し、11時32分発の下関行きに乗り換える。下関駅到着は11時46分、11時50分発の山陽本線岩国行きには十分間に合う。

実は、折尾で降りずにそのまま小倉まで行ったとしても、小倉駅に10時57分到着、11時8分発の下関行きに乗り換え、下関駅には11時25分に到着するのだが、結局乗り継げるのは、11時50分発の山陽本線岩国行きまでないのである。
もちろん18きっぷシーズンの土日あるいは年末年始なら、下関駅での4分の乗り換えでは座席の確保はかなり難しいが、平日のこの時期なら余裕で座席は確保できる。
こうした、細かい乗り継ぎを調べるのは、やはり紙の「時刻表」のほうがやりやすい。携帯の路線検索では、何度も条件変更をして探し当てなければならない。

もうひとつの「20時前には自宅についていなければならない」という問題の解決にも、やはり紙の「時刻表」の利便性は圧倒的な強さを見せる。
どう考えても、このまま在来線を乗り継いでいては間に合うはずがないので、考える手段はただ一つ、途中で「新幹線」を使うこと、いわゆる「ワープ」である。

ただし、ここまでお金を節約するために18きっぷを使っているので、「ワープ」で使う新幹線の運賃・特急料金の合計が、今回の場合だと1万円を超えたら意味がない。それなら最初からスカイマークで帰ったほうが安上がりなのだから。
そこで、「ワープ」で使う金額を決める。いつもは「3000円」を目安にしているのだが、今回は少し奮発(笑)して「5000円」以内で、一番効率的な「ワープ」区間を探す。

こういった「途中に新幹線をはさむ」という検索は、携帯やPCのサイトではかなり難しい、というか、ほぼ無理である。条件設定を考えるだけでもかなりの労力と時間がかかってしまう。
しかし、紙の「時刻表」なら、それほど時間はかからない。

まず、新幹線に乗るのだから、在来線と新幹線の乗継ができる駅に調査対象を絞り込む。さらに「こだま」しか停車しない駅は、たいていの場合接続が悪いの で、それも無視する。すると、「のぞみ」が停車するある程度大きな駅の間で、運賃・特急料金が「5000円」以内(自由席利用)の区間を調べると、今回の 行程の場合、以下の区間が対象になってくる。

・新山口―広島間(4620円)
・徳山ー広島間(3300円)
・広島―福山間(4300円)
・福山ー姫路間(4930円)

これ以外にもあるのだが、「自宅に20時前に着く」という条件を考えると、これより先の駅では、間に合わないことが容易に予想できる(これは何度も乗車した路線だからこそできることだが)。
そして、ここで紙の「時刻表」だからこそ見えてくるものがある。それは「駅での停車時間」である。
山陽本線の在来線では、途中の大きな駅で10数分停車することが多々ある。
今回の下関11時50分発の岩国行きの場合、新山口駅には12時57分に到着し、13時13分に発車する。つまり15分も停車する。
そこで、いったん新山口で新幹線を利用することを想定して、新幹線の時刻を調べる。
すると新山口13時6分発ののぞみ32号に乗車できることが分かり、先ほど決めた「5000円以内」で行ける広島駅に到着するのが13時36分。
仮に、新幹線に乗らず、在来線に乗り続けた場合、岩国駅で乗り換えて、広島駅に到着するのは16時3分。
実に3時間半もの差がここで出てくるのである。
さらに広島から先の時間も調べてみる。
広島13時47分発の糸崎行きに乗車し、15時丁度に三原駅着。隣のホームに停車中の三原駅始発15時2分発岡山行きに乗車し、岡山到着が16時34分。
岡山17時8分発の姫路行きに乗車し、姫路駅到着が18時43分。姫路18時57分発の新快速に乗車し、三ノ宮到着が19時36分。
この時間に三宮にいれば、自宅には20時までに十分たどり着くことができる。

というわけで、今回はこのルートを採用して、無事自宅には20時前に到着し、くもじいも、おにぎりも、ブラタモもしっかり見ることができた。

ちなみに、他のパターンも後で調べてみた。
徳山乗換えでは、新幹線の時間が全く合わず、(徳山着13時55分、徳山発14時49分のこだま746号で15時19分広島着。)以降在来線の乗り継ぎも、広島と岡山での接続が悪く、三ノ宮着は21時20分。

広島乗換えでは、広島着16時3分で、16時15分発のさくら568号で16時40分福山着。以降、在来線を乗り継ぐと、三ノ宮着は20時6分。

福山乗換えでは、福山着18時14分で、18時31分発ののぞみ56号で18時48分岡山着、こののぞみは姫路に止まらないので、岡山発19時23分発ののぞみ60号で、19時43分姫路着、以降在来線を乗り継ぐと、三ノ宮着は20時36分。

もちろん、これ以外に乗換駅を変えてパターンはいくらでも作ることはできるが、他のパターンを見ていただいても分かるように、新幹線を使った「ワープ」で大切なのは「できるだけ早い時間に新幹線を利用して時間を短縮すること」なのである。

もし、18きっぷを使った旅で、「途中で疲れてきた」「少し早く帰りたい」「でもお金は節約したい」ということがあれば、こうした新幹線を利用した「ワープ」は、基本中の基本なので、覚えておいていただきたいと思う。

・・・と、ここまで書いてふと思う。
こんな記事を最後まで読む人は、すでに「鉄」か「旅の達人」なので、「そんなもん、とっくに知ってるわ!」とか「もっといい方法があるのに・・・」という人たちばかりではないかと(笑)
まあ、たまにはこんな「マニア向け」記事もあり・・・いや、やっぱりなしか(苦笑)

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コメント

いやぁ〜いい記事を読ませていただきました!
私は出発前にいろいろ見ることはあっても、旅途中は計画変更が怖くてなかなかやらないですねぇ。
旅にはやっぱり紙の時刻表ですよね!待ち時間とか折り返しとか分かるのが好き^^

投稿: きょうこ | 2011.12.27 21:17

きょうこ様
コメントありがとうございます。
まさかこの記事でコメントいただくとは、夢にも思いませんでした(笑)
私の場合、旅途中での予定変更は日常茶飯事ですね、突然「あ、ここで降りよう」とか「ここまできたらついでにあれも行こう」とか、旅に出てから思いつくことが結構多いので(苦笑)
やっぱり時刻表は「紙」ですよね!

投稿: K_S | 2011.12.29 01:04

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