近鉄新型観光特急「しまかぜ」2013年3月21日デビュー!
以前記事にした近鉄の新型観光特急の名前と運行開始日が決定した!
次世代新型観光特急「しまかぜ」、平成25年3月21日デビュー!(近畿日本鉄道ニュースリリース・PDF)
記事ならびにニュースリリースによれば、列車名は志摩に吹く風のさわやかさをイメージして「しまかぜ」と命名された。
6両編成の車両は、1・6号車が展望車両となっており、大きな窓ガラスからの眺めはかなりよさそうである。
また、和風個室・洋風個室・サロン席を設置したグループ咳車両と、2階建て構造のカフェ車両も組み込まれている。
本皮を使用したシートはすべて3列配置、シートピッチは125cmで電動レッグレストも装備、さらに背もたれにはエアクッションも設置(鉄道車両初!)、専属アテンダントによる車内サービス(軽食や飲料の販売・記念乗車証の配布など)もあり、ハード面もソフト面も充実したものになっている。
この「しまかぜ」の運行開始は2013年3月21日。水曜日をのぞく毎日、大阪難波-賢島間および近鉄名古屋-賢島間を1日1往復するとのこと。
乗車には運賃・特急料金に加えて、乗車距離に応じた「特別車両料金」(700円から1,100円)が加算される。さらに個室を利用する場合は、個室料金(1室1,000円)も必要となる。
実際の車両がどんなものなのか、とても気になるところだが、2012年10月4日まで大阪上本町駅の地上コンコースにこの列車の座席モックアップが展示されており、着席体験も可能。また、10月6日・7日に東京・明治公園で開催される「鉄道フェスティバル」でも展示が行われる。
ニュースリリースに掲載されている座席の写真を見た感じでは、E5系の「グランクラス」に似ているようにも見える。やはり実物を見に行かねばなるまい。
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